メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

スライダー オブジェクト - AJAX/Webview

スライダー オブジェクトは、QlikViw 項目の値を選択したり、QlikView 変数に値を入力するための代替方法を提供します。スライダー オブジェクトには、2 つ異なるモードがあります。

スライダー:オブジェクト メニュー

シート オブジェクト上で右クリックするか、オブジェクトのキャプション (表示されている場合) で Menu アイコンをクリックすると、コンテンツ メニューとしてオブジェクト メニューが開きます。

メニューに含まれるコマンドは、QlikView ローカル クライアントで WebView を開いているか、Web ブラウザでドキュメントにアクセスして開いているかによって異なります。メニューには以下のコマンドがあります。

オブジェクト メニュー プロパティ
Property 説明
プロパティ

アクティブなシート オブジェクトの プロパティダイアログが開きます。

ノート

現在のオブジェクトに関するノートの作成および共有ができます。

コピー

選択したシート オブジェクトをクリップボードにコピーします。この関数はデータや画像ではなく、シート オブジェクトのみをコピーします。

印刷

選択したシート オブジェクトを別のブラウザ ウィンドウに表形式で開きます。オブジェクトのキャプション (表示されている場合) で Printer アイコンをクリックしても同じ結果になります。

Excel 出力

絞込値 (選択値を含む) を Microsoft Excel にエクスポートします。このとき Excel が実行していなければ自動的に起動されます。出力された値は、新しい Excel ワークシートに 1 つの列として表示されます。この機能が動作するには、コンピューターに Microsoft Excel 2007 以降がインストールされている必要があります。オブジェクトのキャプション (表示されている場合) で Spreadsheet アイコンをクリックしても同じ結果になります。

エクスポート

名前を付けて保存 ダイアログが開き、出力されたデータを保存する場所、ファイル名、ファイルの種類を指定できます。

最小化

オブジェクトをアイコン化します。オブジェクトのキャプション (表示されている場合) で Minimize アイコンをクリックしても同じ結果になります。このコマンドは、最小化が [オブジェクト プロパティ] ダイアログの [キャプション] ページで許可されている場合にのみ使用できます。

元のサイズに戻す

最小化または最大化したオブジェクトを直前のサイズと場所に戻します。最小化オブジェクトのアイコンをダブルクリックする、または最大化オブジェクトのキャプション (表示されている場合) で Restore アイコンをクリックしても同じ結果になります。このコマンドは最小化または最大化オブジェクトでのみ使用できます。

最大化

オブジェクトをシート全体に拡大します。オブジェクトのキャプション (表示されている場合) で Maximize アイコンをクリックしても同じ結果になります。このコマンドは、最大化が [オブジェクト プロパティ] ダイアログの [キャプション] ページで許可されている場合にのみ使用できます。

削除

選択されたオブジェクトをシートから削除します。

スライダー プロパティ

[プロパティ] ダイアログを開くには、[ プロパティ] を [ オブジェクト] メニューから選択します。 [ プロパティ] コマンドが淡色表示されている場合は、プロパティの変更を行うために必要な権限がない可能性があります。

項目

ドロップダウンのスライダーに表示させたい項目を選択します。[項目] または [変数] のどちらにオブジェクトを接続するかを選択します。

変数

ドロップダウン メニューで変数を選択します。[項目] または [変数] のどちらにオブジェクトを接続するかを選択します。

スライダー モード

  • 1 つの値: 1 つの値の選択用。
  • 複数値 (範囲指定): 複数値の選択用。

値のモード

  • 不連続値: 不連続値の選択用。
  • 連続値/数値: 連続値/数値の選択用 (項目値で [ひとつの値] モードを設定している場合には使用できません)。

詳細/簡略

隠された補助タブを展開/折りたたみするには、このボタンをクリックします。

基本設定

項目 を選択すると 最小値最大値 および 目盛間隔 は無効となりますが、変数 を選択すると有効になります。

  • 最小値: オブジェクトの最小値を固定値として設定します。 値は、計算式として入力できます。 Function をクリックして [数式の編集] ダイアログを開きます。
  • 最大値: オブジェクトの最大値を固定値として設定します。 値は、計算式として入力できます。 Function をクリックして [数式の編集] ダイアログを開きます。
  • 目盛間隔: 目盛線の目盛マークの間隔を固定値として設定できます。この設定によって目盛マークが 100 個より多くなる場合は、使用される値が変更されます。 値は、計算式として入力できます。 Function をクリックして [数式の編集] ダイアログを開きます。
  • 選択とともに移動: [スライダー] モードでのみ有効です。ロック項目の上書き 項目がロックされている場合でも、スライダー オブジェクトからその項目内の選択を行うことができます。その項目は、他の項目での選択による論理的な変更に対してはロックされます。
  • 数値: 各項目は、デフォルトの数値書式を持ち、[ドキュメント プロパティ:数値] ページで設定できます。ただし、シート オブジェクトごとに別の数値書式を使用することもできます。このページは、アクティブなオブジェクトに適用されます。また、項目値を設定する次のコントロールが含まれます。 
    • 初期設定を上書きする: アクティブなオブジェクトの初期設定を上書きするために選択します。
  • 数値書式: 以下のオプションから数値書式を選択します。
  • 混合: 数値とテキストの両方。数値は元の書式で表示されます。
  • 数値:有効桁数 ボックスで設定した桁数で数値を表示します。
  • 整数: 数値を整数で表示します。
  • 桁数固定:小数点以下の桁数 ボックスで設定した桁数の小数点値で数値を表示します。
  • 通貨:書式パターン ボックスで設定した書式で値を表示します。この書式のサンプルは、プレビュー 項目に表示されます。デフォルトの書式は Windows の通貨設定です。
  • 日付: [書式パターン] 項目で設定した書式で日付として変換された値を表示します。この書式のサンプルは、プレビュー 項目に表示されます。
  • 時刻:書式パターン ボックスで設定した書式で時刻として変換された値を表示します。この書式のサンプルは、プレビュー 項目に表示されます。
  • 日付と時刻:書式パターン ボックスで設定した書式で日付+時刻として変換された値を表示します。この書式のサンプルは、プレビュー 項目に表示されます。
  • 時間間隔: シーケンシャルな時間増分で時間を表示します。例:書式 = mm では、値をカレンダーが始まってからの分の数で表示します (1899:12:30:24:00)。書式パターン 項目の表示書式を詳細に指定する書式コード。
  • ISO: 書式を ISO 標準に設定します。[日付]、[時刻]、[日付と時刻]、[時間間隔] でのみ有効です。
  • Sys: 書式をシステム設定に設定します。
    • 有効桁数: 表示される桁数です。
    • 小数点以下の桁数: 表示される小数点以下の桁数を設定します。
    • 小数点の記号: 小数点を示す記号を設定します。
    • 桁区切り: 桁区切りを示す記号を設定します。
    • パーセント表示: 実数の代わりにパーセント形式で表示します。設定は、[数値]、[整数]、および [桁数固定] でのみ使用できます。
    • プレビュー: 上の書式コードに基づいてプレビューを表示します。

スライダー プロパティ:プレゼンテーション

このセクションでは、[スライダー] プロパティを説明します。

背景色

背景色を単色、またはグラデーションに設定します。Caption color をクリックして色を選択してください。

背景画像

背景として画像を設定します。Add image アイコンをクリックして画像を参照します。Settings をクリックして [画像の設定] ポップアップを開きます。

[画像] ポップアップ

縮小/拡大なし: 画像を縮小/拡大せずに表示します。画像を縮小/拡大せずに表示します。 したがって、画像の一部が表示されない場合や、オブジェクトの一部が画像で覆われない場合があります。全体を覆う: 画像を、画像の縦横比を考慮せずに、オブジェクト領域全体を覆うように拡大します。縦横比を固定する: 画像を、縦横比を維持したまま、オブジェクト領域全体をできるだけ広く覆うように拡大します。縦横比を固定して全体を覆う: 画像を、縦横比を維持したまま、オブジェクト領域全体を両方向とも覆うように拡大します。水平: []、[中央]、または [] 揃え。垂直: []、[中央]、または [] 揃え。透過性: 値を入力、またはスライダーをドラッグして透過性レベルを設定します。100% の場合、背景は完全に透明になります。

詳細/簡略

このセクションでは、[詳細/簡略] プロパティを説明します。

スタイル

  • テキスト: テキストの色を設定するには Font colour をクリックします。 フォントの種類を設定するには Font をクリックします。
  • キャプションのフォント: キャプションのフォントの種類を設定するには Font をクリックします。
  • アクティブ時のキャプション: アクティブ時のキャプションの背景色を設定するには Caption color をクリックします。テキストの色を設定するには Font color をクリックします。
  • 非アクティブ時のキャプション: 非アクティブ時のキャプションの背景色を設定するには Caption color をクリックします。テキストの色を設定するには Font color をクリックします。
  • 枠線の使用: シート オブジェクトの周囲に枠線を表示するには、このチェック ボックスをオンにします。Caption color をクリックして、枠線の色を設定します。
  • 枠線の幅: 入力項目で枠線の幅を指定するか、スライダーを希望する数値までドラッグします。幅は、ピクセル単位で指定します。
  • 角を丸くする: Settings をクリックして [角を丸くする] ポップアップを開きます。
      情報メモ

      [角を丸くする] を使用できるのは、[詳細設定]、[スタイルのモード] ([ドキュメント プロパティ: 基本設定] 内) が選択されている場合のみです。

    • 角を丸くするポップアップ: 角の丸みには [固定] または [相対値] を選択し、丸くしたい角を選択します。また、値を入力して [鋭度] を選択します。

スライダー プロパティ:キャプション

このセクションでは、[スライダー] プロパティを説明します。

  • ラベル: テキスト ボックスで、シート オブジェクトのキャプションに表示するタイトルを入力します。ラベル を設定しない場合、キャプションの表示 が選択されていると、項目の名前が使用されます。

  • 値は、計算式として入力できます。

    Function をクリックして [数式の編集] ダイアログを開きます。

  • キャプションの表示: このチェック ボックスをオンにすると、シート オブジェクトの最上部にキャプションが表示されます。リスト ボックスなどの「ボックス オブジェクト」は、デフォルトでキャプションの表示がオンになっていますが、ボタン、テキスト オブジェクト、線/矢印オブジェクトはオフになっています。

  • キャプションの配置: 左揃え、中央揃え、または右揃えに配置できます。

  • 複数行のキャプション (文章の折り返し): このオプションを選択した場合、テキストは 2 行以上で表示されます。

  • 行数: キャプションで複数行がオンの場合に、入力項目で行数を指定、またはスライダを希望する数値までドラッグします。

  • キャプションの配置: 上揃え、中央揃え、または下揃えに配置できます。

詳細/簡略

このセクションでは、[詳細/簡略] プロパティを説明します。

キャプション アイコン

  • メニュー: オブジェクト メニューを開きます。
  • クリア: アクティブなリスト ボックスの現在の選択をすべてクリアします。
  • 印刷:  選択したシート オブジェクトを別のブラウザ ウィンドウに表形式で開きます。 この設定はすべてのクライアントに有効という訳ではありませんのでご注意ください。
  • データのコピー: シート オブジェクトの項目値をコピーします。 この設定はすべてのクライアントに有効という訳ではありませんのでご注意ください。
  • 画像をクリップボードにコピー: シート オブジェクトを画像としてクリップボードにコピーします。 この設定はすべてのクライアントに有効という訳ではありませんのでご注意ください。
  • Excel にエクスポート: 絞込値 (選択値を含む) を Microsoft Excel にエクスポートします。このとき Excel が実行していなければ自動的に起動されます。出力された値は、新しい Excel ワークシートに 1 つの列として表示されます。この機能が動作するには、コンピューターに Microsoft Excel 2007 以降がインストールされている必要があります。 この設定はすべてのクライアントに有効という訳ではありませんのでご注意ください。
  • 最小化を許可する: このチェック ボックスをオンにすると、シート オブジェクトのキャプション ウィンドウに最小化アイコンが表示され、オブジェクトを最小化することができます。さらに、キャプションをダブルクリックしてもオブジェクトを最小化することができるようになります。
  • 自動最小化: このオプションは、[最小化を許可する] をオンにしている場合にのみ有効です。同じシート上にある複数のシート オブジェクトで [自動最小化] がオンにされている場合、1 つを除くすべてが自動的に最小化されるようになります。これは、同じシート上に複数のグラフを交互に表示するのに便利です。
  • 最小化を許可する: このチェック ボックスをオンにすると、シート オブジェクトのキャプション ウィンドウに最大化アイコンが表示され、オブジェクトを最大化することができます。さらに、キャプションをダブルクリックしてもオブジェクトを最大化することができるようになります。[最小化を許可する][最大化を許可する] の両方がオンの場合、ダブルクリックするとオブジェクトは最小化されます。
  • ヘルプ テキスト: ここには、ポップアップ ウィンドウに表示するヘルプ テキストを入力できます。このオプションはドキュメント レベルでは使用できません。 値は、計算式として入力できます。 Function をクリックして [数式の編集] ダイアログを開きます。
    シート オブジェクトの説明などを入力できます。オブジェクトのウィンドウ キャプションにヘルプ アイコンが追加されます。マウス ポインターをアイコンに移動させると、ポップアップ ウィンドウにテキストが表示されます。
  • クイック切替: ここではチャートの種類の切り替えを有効にできます。チャートの種類によっては、このオプションは無効です。ポップアップを開くには Settings をクリックします。
  • クイック切替の設定ポップアップ: クイック切替を使用して切り替えたいチャートの種類のチェック ボックスをオンにします。

スライダー プロパティ:オプション

オプション

オプションはすべてのオブジェクトで使用できるわけではありません。

  • 読み取り専用: チャートを読み取り専用にします。これにより、チャート内でマウスを使用してクリックまたはペイントしても選択できなくなります。
  • 移動/サイズ変更を許可する: このチェック ボックスをオフにすると、シート オブジェクトを移動またはサイズ変更できなくなります。
  • コピー/複製を許可する: このチェック ボックスをオフにすると、シート オブジェクトのコピーを作成できなくなります。すべてのクライアントでこの設定を処理できるとは限りません。
  • オブジェクトのサイズをデータに合わせる: 通常、選択によってテーブルのサイズがシート オブジェクトに割り当てられたサイズより小さくなった場合は、QlikView のすべてのテーブル シート オブジェクトを囲む枠線が縮小します。このチェック ボックスをオフにすると、このサイズの自動調整はオフになり、余分な領域は空白のままになります。
  • INFO アイコンをキャプションに表示する: Info 関数が使用されると、項目値がそれに連結する情報を持っている場合に INFO アイコンがウィンドウのキャプションに表示されます。キャプションに INFO アイコン を表示したくない場合は、このチェックボックスをオフにします。リスト ボックス、統計ボックス、マルチ ボックス、入力ボックスでのみ利用できます。
  • スクロール バーの位置を保持する: このチェックボックスおよび ユーザー プロパティオブジェクト ダイアログにある付随するチェック ボックスをオンにすると、テーブル オブジェクトで選択されたときに、QlikView が垂直スクロールの位置を保持します。
  • 条件付き表示の使用: シート オブジェクトは、選択などで断続的に評価される条件式に基づいて表示/非表示にされます。シート オブジェクトは、その条件が false を返す場合にのみ非表示になります。 値は、計算式として入力できます。 Function をクリックして [数式の編集] ダイアログを開きます。
  • 標準: シート オブジェクトの 高さ を設定し、その位置を指定します。
  • 最小化: 最小化されたシート オブジェクトの 高さ を設定し、その位置を指定します。
  • 詳細/簡略: 次のオプションを使用できます。
    • 所有者: 所有者のドメインとユーザー ID。
    • オブジェクトの共有: 他のユーザーとのオブジェクトの共有を有効にします。この選択を有効にすると、以下の設定が有効になります。
    • 共有先:[共有する][ユーザーを指定して共有する] のいずれかを選択します。
    • ユーザー (Domain\UserID):[ユーザーを指定して共有する] を選択すると、追加されたユーザーのリストが表示されます。

      ユーザーを追加するには Add をクリックします。行が追加されますのでその行を強調表示してロックを解除し、ユーザー情報を編集します。ユーザーを削除するには、削除する各ユーザーの後ろにある Remove をクリックします。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツに、タイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合は、お知らせください。改善に役立たせていただきます。

分析の近代化プログラムに参加する

Remove banner from view

分析最新化プログラムにより、重要な QlikView app を危険にさらすことなく最新化しましょう。 ここをクリック して詳細を表示するか、次にお問い合わせください。 ampquestions@qlik.com