ユーザーのインポート
Excelファイル 、LDAP ソース、またはその両方の組み合わせから、関連するフィルターとグループを使用してユーザーをインポートすることができます。
ユーザー、グループ、フィルターのセットごとにインポート タスクを 1 回行うことをお勧めします。同じエンティティに対して異なるソースを設定できます。例えば、マネージャー用に Excel ファイルを 1 つ、ベンダー用に Excel ファイルを 1 つ用意して、両方のファイルに共通のグループまたはフィルターを含めます。これら両方のソースを同じインポート タスクに接続する必要があります。Excel および LDAP のソースのパスは、必要に応じて変更できます。
インポート タスクは一度に 1 つずつ実行する必要があります。複数のインポート タスクを同時に実行すると、競合が発生し、タスクが失敗する可能性があります。
制限
インポートの際にはいくつかの制限があります。
- LDAP を使用してフィルターをインポートすることはできません。Excel ファイルを使用する必要があります。
- LDAP を使用して代替メールをインポートすることはできません。Excel ファイルを使用する必要があります。
- セキュリティ ロールを作成または削除する必要がある場合は、Qlik NPrinting ウェブ コンソール で手動で実行する必要があります。参照先: ロールの管理 (英語のみ)
- Qlik NPrinting サーバーとは異なる LDAP フォレスト、ツリー、およびドメインからインポートできます。ただし、フォレスト間メンバーシップには対応していません。
- LDAP からユーザーをインポートする際に、ロケールとタイム ゾーンの値は使用できません。この方法でインポートされたユーザーは、既定値として英語および UTC に設定されます。異なるロケールおよびタイム ゾーンの値を設定するには、Excel ファイルからユーザーをインポートするか、または手動で変更します。同じユーザーを LDAP を介して再度インポートしても、ロケールおよびタイム ゾーンの値が上書きされることはありません。
Excel からユーザーをインポートする際にはいくつかの制限があります。
- 行に追加されているグループ、ロール、またはフィルターは、存在しない場合には無視されます。
-
フィルター、ユーザー、またはロールの名前にコンマが含まれている場合、二重引用符を区切り記号として使用します。例: "Jeremy Martinson, Jr."
-
項目値に二重引用符、前後のスペース、または「{」、「}」が含まれている場合には、該当の文字列の始めと終わりに二重引用符を使用する必要があります。エスケープ文字として使用する場合と区別するために、二重引用符は必ず二度入力してください。
例:
- [Country]={" Italy, France ", "Germany",Spain} => " Italy, France ","Germany","Spain"
- [Country]={"""Italy"""} => ""Italy""
- [Country]={"{Sweden}"} => {Sweden}
-
前後にスペースがある項目のインポートを可能にするには、該当の文字列が角かっこで囲まれていなければなりません。
例: [ Country ]={Italy}, CountryBorn ={Italy} => " Country "={Italy}, "CountryBorn"={Italy}
-
「[」と「]」は項目名として挿入することはできません。
-
有効な名前と空の値のリストがある項目 (値、数値、または式の列) を追加することによって、既存のフィルター項目を削除できます。[変更された場合はフィルターを更新する] チェックボックスをオンにする必要があります。
例:
- [Country] => 入力は無視されます
- [Country]={} => 名前が country のフィルター フィールドは削除されます
Excel ドキュメントの構文をインポートする
次の正確な名前の Excel ファイルをワークシートと列に作成する必要があります。列の並べ替えや削除はできません。ワークシートの並べ替えや削除はできません。
テスト用のサンプルユーザーを含む Excel ファイルが必要な場合は、サンプル ファイル (英語のみ) から Examples.zip をダウンロードし、Recipients.xls を開きます。
フィルターのインポート構文
1 番目のワークシートにはフィルターの定義が含まれています。値または数式にコンマが含まれている場合、二重引用符を区切り記号として使用します。例:[SalesmanName]={"Jeremy Martinson, Jr.", Tom Lindwall}
フィルターで [除外を選択] 機能を使用して値を除外する場合は、末尾に <excluded> を追加します。例:[CategoryName]={Babywear, Men´s Wear, Women's Wear}<excluded>
<override> 属性は、値の上書きフラグを有効にして Excel からフィルター項目をインポートするときに使用できます。例:
- [Country]={Sweden}<override>
- [Country]={"France"}<override,excluded>
プロパティ | 必要条件? | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
名前 | 必要条件 | フィルター名。 | Quarterly Sales |
説明 | オプション | フィルターの目的。 | Sales from the current quarter. |
アプリ | 必要条件 | フィルターと関連付けられているアプリの名前。アプリがサーバーに存在している必要があります。 | SalesDemoApp |
有効化 | 必要条件 | アクティブなフィルターを作成する場合は、TRUE (真) に設定します。レポート生成時に無視される非アクティブなフィルターを作成するには、FALSE に設定します。 | TRUE |
接続 | 必要条件 | 接続名。接続名を指定することにより、同一アプリ内の異なる接続からの同名の項目に基づいた様々なフィルターを作成することができます。接続がサーバーに存在している必要があります。 | SalesDemoConnection |
値 | オプション | 文字列の値をフィルタリングするために使用します。[項目名]={value1,value2,...} の形式でリストします。1 つ以上の項目の値を追加するには、コンマで区切ります。値を除外するには、末尾に <excluded> を追加します。 | [Country]={Italy,Germany,Spain}, [CategoryName]={Babywear, Men´s Wear, Women's Wear} |
数値 | オプション | 数値をフィルタリングするために使用します。[項目名]={value1,value2,...} の形式でリストします。 | CategoryID={1.0,"5",8.2} |
数式 | オプション | QlikView 数式を使用してフィルターする値を計算するために使用します。[項目名]={formula1,formula2,...} の形式でリストします。 | Year={Year(now()), Year(now())-1,Year(now())-2} |
詳細検索 | オプション | QlikView または Qlik Sense の詳細検索式を使用して値をフィルターする場合に使用します。[項目名]={advancedformula1,advancedformula2,...} の形式でリストします。 | ProductName={=ProductName like '*Shoes*'} |
変数 | オプション |
変数に基づくフィルターの作成に使用します。複数のエントリはカンマで区切ります。 [VariableName]={FixedValue} で変数を固定値に設定します。 [VariableName]={"=Formula()"}<evaluate> で変数の値を計算するために式を使用します。 |
vSales= Sum(Sales) |
ユーザーのインポート構文
2 番目のワークシートにはユーザー定義が含まれています。
[別のメール] フィールドで、コロンで区切って複数のメール アドレスを追加できます。メール プロバイダーによって、各フィールドに追加できるアドレスの数が決まります。
プロパティ | 必要条件? | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
メール | 必要条件 | ユーザー固有のメールアドレス。ログインとして使用されます。 | john_brown@qlik.com |
ユーザー名 | 必要条件 | ユーザーを識別するためにインターフェースに表示される一意のユーザー名。 既存のユーザーと同じ名前を持つユーザーをインポートすると、既存のユーザーに上書きされます。ユーザー以外の既存のエンティティ (グループ、ロールなど) と同じ名前をもつユーザーをインポートするとエラーが発生します。既存のユーザーと同じ名前を持つグループをインポートしようとした場合も、同じエラーが発生します。 |
John Brown |
パスワード | 必要条件 | ユーザーが Qlik NPrinting へのログインに使用するパスワード。 | testpass |
ドメイン アカウント | オプション | ユーザーに割り当てられた固有のドメインアカウント。 以下の機能を使用するには、ユーザーは関連付けられたドメイン アカウントを所有している必要があります:
|
JohnBrown33 |
有効化 | 必要条件 | アクティブなユーザーを作成する場合は、TRUE (真) に設定します。レポート生成時に無視される非アクティブなユーザーを作成するには、FALSE に設定します。 | TRUE |
タイム ゾーン | 必要条件 | レポートの公開は、ユーザーのタイム ゾーンに従ってスケジュールされます。Qlik NPrinting インターフェースに表示されている通りにタイムゾーン名を入力してください。 | Europe/Rome |
ロケール | 必要条件 | Qlik NPrinting の表示言語。8 つのオプションがあります。En (英語)、 Es (スペイン語)、 Fr (フランス語)、 De (ドイツ語)、 Pt (ポルトガル語)、 Ja (日本語)、 It (イタリア語)、 Zh (簡体字中国語) | It |
説明 | オプション | ユーザーの説明。 | アカウント マネージャー、ビチェンツァ |
ニックネーム | オプション | ユーザーのニックネーム。 | JoBrown |
タイトル | オプション | ユーザーの役職名。 | 殿 |
会社 | オプション | ユーザーの会社名。 | Qlik |
役職名 | オプション | ユーザーの役職名。 | アカウント マネージャー |
部署 | オプション | ユーザーの部署。 | Sales |
オフィス | オプション | ユーザーのオフィス。 | ビチェンツァ、1 階 |
フォルダー | オプション | ユーザーが評価できるレポートの宛先フォルダー。 | C:\QlikReportingTraining\Output\ |
サブフォルダー | オプション | ユーザーが評価できるレポートの宛先サブフォルダー。 | John Brown |
別のメール 1 | オプション | 宛先メールを報告します。セミコロンで区切られた複数のアドレスを含めることができます。 | john.brown@qlik.com |
別のメール 2 | オプション | 宛先メールを報告します。セミコロンで区切られた複数のアドレスを含めることができます。 | j.br@qlik.com |
別のメール 3 | オプション | 宛先メールを報告します。セミコロンで区切られた複数のアドレスを含めることができます。 | salestraining@qlik.com, salestraining@qlik.eu |
読み取りパスワード | オプション | レポートを開くために必要なパスワード。パスワードが指定されてないと、そのユーザーの資格認証が無効化されます。 | password33 |
書き込みパスワード | オプション | レポートを編集するために必要なパスワード。パスワードが指定されてないと、そのユーザーの資格認証が無効化されます。 | password44 |
フィルター | オプション | ユーザーがアクセスできるフィルターのリスト。コンマで区切ります。 | Quarterly Sales |
グループ | オプション | ユーザーが属しているグループのリスト。コンマで区切ります。 | マーケティング チーム、セールス チーム |
ロール | オプション | コンマで区切られた、ユーザーのセキュリティロールのリスト。 | Developer, Administrator |
グループのインポート構文
3 番目のワークシートにはグループ定義が含まれています。
プロパティ | 必要条件? | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
名前 | 必要条件 | グループ名。 | マーケティング チーム |
説明 | オプション | グループの目的。 | グローバル マーケティング チーム |
有効化 | 必要条件 | アクティブなグループを作成する場合は、TRUE に設定します。レポート生成時に無視される非アクティブなグループを作成するには、FALSE (偽) に設定します。 | TRUE |
LDAP ソースに構文をインポートする
接続構文
プロパティ | 必要条件? | 説明 | 既定値 |
---|---|---|---|
接続パス | 必要条件 | ディレクトリサーバーへの接続に使用される URI。SSL をサポートするには、プロトコルを代わりに LDAPS に指定します。LDAPS は現在、Active Directory に対してのみサポートされています。識別名 (DN) を追加して開始コンテナを変更することができます: ldap[s]://[server address[:port]/][dn]。 | ldap://company.domain.com |
ユーザー名 | オプション | ディレクトリサーバーへの接続に使用されるユーザー ID。この値が空の場合、リポジトリを実行しているユーザーが、ディレクトリ サーバーにログオンするために使用されます。 | - |
パスワード | オプション | ユーザー用パスワード。 | - |
ユーザー ディレクトリ名 |
必要条件 | (Active Directory のドメイン名と比較される) UDC インスタンス名。この項目を空のままにすると、Active Directory サーバー内の正しいドメイン名、または識別名の最初の DC コンポーネントが入力されます。 | - |
エントリ属性構文
エントリ属性は、LDAP サーバーの属性名を反映します。
プロパティ | 必要条件? | 説明 | 既定値 |
---|---|---|---|
タイプ |
必要条件 | インポートできるタイプは、ユーザー、グループ、およびロールです。 | objectClass |
ユーザー ID | 必要条件 |
ユーザーを識別するディレクトリ エントリの属性値。[タイプ] で指定された属性に割り当てられる値。 |
inetOrgPerson |
グループ ID | 必要条件 | グループを識別するディレクトリ エントリの属性値。[タイプ] で指定された属性に割り当てられる値。 | group |
ロール ID | 必要条件 | ロールを識別するディレクトリ エントリの属性値。[タイプ] で指定された属性に割り当てられる値。 | group |
アカウント名 | 必要条件 | ユーザーがログインに使用する一意の名前を指定する属性。 | sAMAccountName |
メール | 必要条件 | ディレクトリ エントリ (ユーザー) の電子メールを保持する属性名。 | |
表示名 | 必要条件 | ディレクトリ エントリ (ユーザ、グループ、ロール) のフル ネームを保持する属性。 | name |
グループ メンバーシップ | 必要条件 |
ディレクトリ エントリがメンバーとして属する直接的なグループを示す属性。間接的なグループメンバーシップは、ユーザーの同期中に解決されます。 |
memberOf |
ディレクトリ エントリーのメンバー | 必要条件 |
このディレクトリ エントリの直接的なメンバーへの参照を保持する属性名。 |
member |
ロール メンバーシップ | 必要条件 | ディレクトリ エントリが保持する直接的なセキュリティロールを示す属性。間接的なグループのロールは、ユーザーの同期中に解決されます。 | memberOf |
高度な構文
プロパティ | 必要条件? | 説明 | 既定値 |
---|---|---|---|
タイムアウト (単位: 秒) | オプション | データ ソースからのデータ読み込みでのタイムアウト。 | 240 |
検索のページ サイズ | オプション |
データ ソースからデータを読み取るときに取得する投稿数を指定します。指定した数の投稿が検出されると検索が停止し、結果が返されます。検索を再開すると、停止した位置から検索が続行されます。 ヒント メモユーザーの同期に失敗した場合は、設定値を「0」(ゼロ) にし、ページ指定検索を行わないのと同じ設定にします。
|
2000 |
代替グループ パス | オプション | グループ検索の開始点として別のディレクトリ エントリを使用するための識別名。 | - |
代替ロール パス | オプション | ロール検索の開始点として別のディレクトリ エントリを使用するための識別名。 | - |
追加のユーザー フィルター | オプション | ディレクトリ内のユーザーを検索するために使用される LDAP クエリ。 | - |
追加のグループ フィルター | オプション | ディレクトリ内のグループを検索するために使用される LDAP クエリ。 | - |
追加のロール フィルター | オプション | ディレクトリ内のロールを検索するために使用される LDAP クエリ。 | - |
Active Directory
Active Directory ユーザーは、[ユーザー ID] の値を inetOrgPerson から user または person に変更する必要があります。既定の動作はすべてのグループのインポートです。特定のグループをインポートする場合は、[代替グループ パス] または [追加のグループ フィルター] フィールドを使用します。
インポート ソース データの結合
結合ポリシーとは、インポート手順からのデータを前の手順の結果と結合するときに適用されるルールのことです。Qlik NPrinting リポジトリ内でインポート ソース データの結合結果を同期する場合、結合ポリシーは使用されません。この場合はインポートタスクの設定に基づいて行われます。参照先: 「インポート タスクの作成」を参照してください。
ユーザー結合キー
ユーザー結合キーでは、インポート ソースから検索したユーザーが既存のユーザーを指している場合を識別するために使用されるユーザー項目を指定します。ユーザーデータを結合するために使用されるアルゴリズムは、エンティティと関連t付けの結合ポリシーに基づいています。インポートされたエンティティと Qlik NPrinting リポジトリは常に Username を使用して照合されるため、この結合キーは考慮されません。
エンティティ結合ポリシー
エンティティ結合ポリシーでは、同じエンティティ (ユーザ、グループ、またはフィルター) を参照している異なるインポート ソースから検索したデータを結合するために使用されるアルゴリズムを指定します。他のエンティティ (ユーザー フィルター、ロールとグループ、およびフィルター項目) への関連付けをマッピングする項目には適用されません。
サポートされている値は、上書き、更新データ不明、および無視です。以前のインポート ソースから検索したデータは次のとおりです。
- 上書き: 最新のインポートにおいて削除され、置き換えられました。前の手順にあっても最新の手順には存在しない列は、変更されません。
- 更新データ不明: 以前のインポート タスクに存在しない値 (これらの値は追加されます) を除き、無視されます。これは空のセルではなく欠落した列に適用されます。
- 無視: 無視されました。
関連付け結合ポリシー
関連付け結合ポリシーでは、同じエンティティ (ユーザー、グループ、またはフィルター) を参照している異なるインポート ソースから検索したデータを結合するために使用されるアルゴリズムを指定します。他のエンティティ (ユーザー フィルター、ロールとグループ、およびフィルター項目) への関連付けをマッピングする項目に適用されます。
サポートされている値は、上書き、結合、および無視 です。以前のインポート手順から取得したエンティティのリストは次のとおりです。
- 上書き: 最新のインポートにおいて削除され、置き換えられました。前の手順にあっても最新の手順には存在しない列は、変更されません。
- 結合: 結合されました。
- 無視: 無視されました。
セキュリティロールへのインポート権限の割り当て
ユーザーをインポートするには、少なくとも 1 つのセキュリティ ロールで [インポート タスク] 権限をもつユーザーとして Qlik NPrinting ウェブ コンソール にログインする必要があります。[管理者] ロールのユーザーは [インポート タスク] 権限を有しています。ユーザーに [管理者] ロールを適用すると、そのユーザーにはその他のすべての管理者権限も与えられます。
他の管理権限を与えることなく、セキュリティ ロールにインポート権限を割り当てることもできます。
以下を実行します。
- [管理者] セキュリティ ロールをもつユーザーとして Qlik NPrinting ウェブ コンソール にログインします。
- Qlik NPrinting メイン メニューで、[管理者] ドロップダウン メニューをクリックします。
- [セキュリティ ロール] をクリックします。
- [インポートタスク] の権限を与えるロールをクリックします。
- [アプリ] タブをクリックします。
- [インポート タスク] 権限のチェック ボックスまでスクロールします。
- [インポート タスク] の左にあるチェック ボックスを選択し、すべてのインポート タスク権限をロールに割り当てます。
該当するチェック ボックスを選択することにより、特定の権限のみを選択することもできます。
- [保存] をクリックします。
インポート タスクの作成
以下を実行します。
- Qlik NPrinting メイン メニューから [タスク] を選択し、[タスクのインポート] を選択します。
- [インポート タスクの作成] をクリックします。
-
タスクの [名前] を挿入します。例: Import Users。
- [有効化] チェックボックスがオンになっていることを確認します。オンになっていないと、Qlik NPrinting Engine はタスクを無視します。
- [ソース] の下で、[ソースの追加] をクリックします。ドロップダウン メニューで、[Excel からインポート] または [LDAPからインポート] を選択します。
- 次の手順は、ソースのタイプによって異なります。
Excel:Excel ファイルが保存されている Qlik NPrinting Server の インポート ファイル パス (サーバー上) を追加します。
例: C:\ProgramData\NPrinting\Imports\NP_Web_Imports.xlsx。これはローカル コンピューターのファイル パスではありません。
リモート コンピュータのネットワーク パスを使用することもできます。Qlik NPrinting スケジューラー サービス を実行する Windows ユーザーは、Qlik NPrinting Server からリモート フォルダへのアクセス権を持っている必要があります。参照先: 「Excel ドキュメントの構文をインポートする」を参照してください。
LDAP:LDAP ソースの 接続パス を追加します。
必要に応じて他の項目にも記入します。参照先: 「 LDAP ソースに構文をインポートする」を参照してください。
- [有効化] チェックボックスがオンになっていることを確認します。オンになっていない場合、Qlik NPrinting Engine はソースを無視します。
- [ソースの追加] をクリックし、別のソースを追加します。
- ソースを削除するには、右側の をクリックします。複製するには をクリックします。
- [設定] で、結合の競合をどのように処理するかを指定するチェックボックスをオンにします。
- 存在しない場合はユーザーを作成する
- 変更された場合はユーザーを更新する
最新のインポート ソースに存在しないユーザーを削除する
同じインポートの前回の実行で追加されたユーザーのみが削除されます。他のユーザー (手動で追加されたユーザーなど) は削除されません。
既存のユーザーの関連付け (フィルター、ロール、グループ) を置き換える
既存のユーザーの関連付けは、インポート ファイルに存在しない場合は削除され、新しいファイルの関連付けに置き換えられます。
最新のインポート ソースに存在しないグループを削除する
同じインポートの前回の実行で追加されたグループのみが削除されます。他のグループ (手動で追加されたグループなど) は削除されません。
- 存在しない場合はフィルターを作成する
- 変更された場合はフィルターを更新する
最新のインポート ソースに存在しないフィルターを削除する
同じインポートの前回の実行で追加されたフィルターが削除されます。他のフィルター (手動で追加されたフィルターなど) は削除されません。
既存のフィルター項目を置き換える
既存のフィルター項目は、インポート ファイルに対応するものがない場合は削除され、インポート ファイルのフィルター項目に置き換えられます。
- [通知] で、[タスク通知を送信] を選択できます。[設定] > [タスク] で指定されたアドレスにメールが送信されます。参照先: 「タスク実行通知 (英語のみ)」を参照してください。
- [作成] をクリックします。
インポートタスクの実行
フォームの上部にある緑色のバーはタスクが正常に作成されたことを示します。タスクい異なる方法で実行できます。
以下のいずれかを実行します。
- [今すぐ実行] をクリックすると、ユーザー、フィルター、およびグループが直ちにインポートされます。
- [今すぐテスト] ではタスクをテストできます。ダミーのインポートが行われ、結果を含む .txt ファイルが生成されます。この方法で、インポートを実行する前に結合の競合をチェックできます。
-
タスクの実行をスケジュールするには [トリガー] ボタンをクリックすします。参照先: 「配信スケジュールの作成 (英語のみ)」を参照してください。
タスクのステータスのチェック
[インポート フィルタと受信者タスク] のメイン ページに、インポートタスクのステータスが表示されます。
- 最終実行日: 最後に実行された日付と時刻を示します。
- 最終実行ステータス: タスクが正常に実行された場合、[完了] と表示されます。それ以外の場合は、[失敗] と表示されます。
- 最終実行経過: アクティブなタスクがどれだけ進んでいるかを示します。
-
最終インポート ログ: タスクに関連付けられている最新のログを表示するには、ダウンロード リンクをクリックします。
インポート中にエラーが発生した場合、インポートが実行されたコンピューターの現行ロケール言語でログ ファイルが表示されます。最初のエラーで全ユーザーのインポートが停止し、インポート全体がロールバックされます。ログ ファイルのダウンロードには、各インポート アクションのログ行が含まれています。タスク実行ログには、エラーや進捗情報などのメイン ログのみが含まれます。
- 有効: このチェックボックスが選択されていない場合、Qlik NPrinting Engine はタスクを無視します。
- アクション: タスクを編集、削除、実行、またはテストするには、 をクリックします。
[ユーザー] ページのインポートされたユーザーをチェックして、新しく作成されたユーザーを確認します。[フィルター] タブを開いて関連するフィルターが作成されたことを確認できます。