SMTP サーバーの設定
Qlik NPrinting では、レポートをメール メッセージに添付して配布できます。
最初に、送信メール、サーバーアドレス、ポート番号などの SMTP パラメーターを設定する必要があります。サーバーで認証が必要な場合は、ユーザー名とパスワードのパラメーターを設定する必要があります。
ベスト プラクティス
Qlik NPrinting レポートを電子メールで配信するための SMTP サーバーを設定する場合は、構成とトラブルシューティングのための次のベスト プラクティスを検討してください。
- SMTP サーバーの添付ファイルのサイズ制限を確認し、可能であれば変更または無効にします。Qlik NPrinting レポートがかなり大きくなり、SMTP プロバイダーの添付ファイルのサイズ制限を超えることがあります。
- 一部の SMTP プロバイダーは、ユーザーが一定期間に送信できる電子メールの数を制限しています。ユーザーが設定された制限を超えるメールを送信した場合、制限を超過するメールは配信されません。可能であれば、このような設定を変更または無効にします。
- SMTP サーバーのスパム対策の設定を確認し、電子メールがすべての Qlik NPrinting ユーザーに正常に送信可能であることを確認します。SMTP サーバーでユーザーの許可リストにのみメールを送信できる場合は、必要なすべての Qlik NPrinting ユーザーが許可リストに登録されていることを確認してください。
- 必要に応じて、Qlik NPrinting サーバーの IP と Qlik NPrinting の既定の送信者アドレスを SMTP サーバー許可リストに追加します。
- SMTP サーバーが組織内の電子メールの配信のみを許可する場合は、必要に応じて Qlik NPrinting ユーザーに組織外の電子メールを送信する権利を与えます。
- カスタムの差出人のアドレスを設定する場合は、SMTP サーバー設定で、ユーザーが自身に割り当てられたメール アドレス以外のメール アドレスを使用してメールを送信できるように許可する必要があります。
- SMTP サーバー クラスターを使用する場合は、認証が SMTP プロキシからクラスターの一部であるすべてのサーバーに正しく配布されていることを確認してください。
- 電子メール配信に関する問題が発生した場合は、SMTP サーバー管理者の助けを借りて Qlik NPrinting スケジューラー サービス ログファイルと SMTP サーバー ログ ファイルを確認してください。
情報メモ一部の SMTP プロバイダーは電子メールの添付ファイルにサイズ制限を課しています。許可される最大サイズはプロバイダーにより異なります。添付ファイルのサイズが制限を超えている場合、その電子メールは配信されません。ログに警告が追加されます。
メール設定
以下を実行します。
- 一番上のメニューから [管理] をクリックし、次に [設定] を選択します。
- メール をクリックします。
-
メール設定の名前と説明を入力します。
- [アドレス] テキスト ボックスに、送信 SMTP メールサーバーのアドレスを入力します
- ポート番号を入力します。
- 次に対応するチェック ボックスをオンにします:
- SMTP サーバーで Transport Layer Security を使用する必要がある場合は、TLS (トランスポート層セキュリティ) を使用します。規定のポートは、25 および 587 です。
SMTP サーバーが、セッション全体が SSL を使用して暗号化されることを要求する場合、SSL (Secure Sockets Layer) を使用します。既定のポートは 465 です。
- 証明書検証を無効化する: 証明書を検証したくない場合。
- 認証に必要な [ユーザー名] と [パスワード] を指定します。
-
メール メッセージを送信する際に使用する [既定の差出人のメール アドレス] を設定します。
- [テスト メール用アドレス] を入力し、[テスト メールの送信] をクリックして SMTP 設定が機能することを確認します。確認のために、タイムスタンプの付いたメールが指定したアドレスに送信されます。
- [更新] をクリックします。