PixelPerfect レポートでスパークラインを使用する
スパークラインの入った PixelPerfect レポートを作成できます。スパークラインは非常に小さな線グラフで、一般的には軸や座標を使用せずに描かれます。一般的には時間経過に伴う、ある測定の動きを表します。
次の例に従い、各営業担当に対して行を表示し、営業担当の合計売上高と、月間売上高のスパークラインを示す表を作成します。営業担当のレベルとその人物の合計売上高が追加され、レポート内に表が作られます。スパークライン オブジェクトはレベルの詳細範囲に埋め込まれ、YearMonth 別の売上高の QlikView 表からデータを取得します。
レポート エディターで新しい PixelPerfect レポートを作成する
以下を実行します。
- Qlik NPrinting メイン メニューで [レポート] を選択してから、[レポートの作成] をクリックします。
- レポートに [タイトル] を入力します。 PixelPerfect Report Displaying Sparklines
- [タイプ] ドロップダウン リストから [PixelPerfect] を選択します。
- [アプリ] ドロップダウン リストからアプリを選択します。
- [作成] をクリックしてレポートを作成します。
- [テンプレートの編集] をクリックして [テンプレート エディター] を開きます。
選択レベル ウィンドウを開く
最初に、Salesman レベルを作成します。
以下を実行します。
- [レベル] ノードを右クリックし、[レベルの追加] をクリックします。
- 必要なオブジェクトが含まれる QlikView ドキュメントへの [接続] を選択します。
-
オブジェクト リストから Total Salesman Sales - CH327 を選択します。
- [OK] をクリックします。
スパークライン データ ソースをテーブルとして追加する
次に、スパークラインのデータ ソースを追加します。
以下を実行します。
- [表] ノードを右クリックし、[オブジェクトの追加] を選択します。
オブジェクトを表として選択する
以下を実行します。
- 必要なオブジェクトが含まれる QlikView ドキュメントへの [接続] を選択します。
-
Sales by YearMonthNum - CH326 を選択します。
- [OK] をクリックします。
テンプレートの詳細レベルを作成する
以下を実行します。
- [Detail] バーの [Detail] ドロップダウン リストを右クリックしてから、[Insert Detail Report] を選択します。
- CH327_Level を選択します。
表ヘッダーと範囲を作成する
以下を実行します。
- Detail Report - "CH327_Level" ドロップダウン リストを右クリックしてから、Insert Band を選択します。
- [GroupHeader] をクリックします。
表の行を作成する
以下を実行します。
- CH327_Level ノードを展開します。
- Salesman および Total Sales フィールドを選択してから、それらを Detail1 範囲にドラッグアンドドロップします。
- 選択したセル ブロックの右の枠線を左にドラッグし、スパークライン セルのスペースを空けます。
表示可能なセルの枠線をレンダリングする
以下を実行します。
- Property Grid で Appearance の下にある、Borders 属性を選択します。
- ドロップダウン リストを開き、ドロップダウン ボタンをクリックしてから、All を選択します。
- もう一度ドロップダウン ボタンをクリックして変更を承認します。
FormatString ウィンドウを開く
以下を実行します。
- [CH327_Level.Total Sales] セルを選択します。
- セルの右上隅にある山カッコ (>) をクリックします。
- Format String フィールドの一番右にある参照ボタンをクリックします。
合計売上高列の書式設定
以下を実行します。
- Category の下で、Currency を選択します。
- Custom タブを選択します。
- 「$ #,##0」と入力します。
- [OK] をクリックします。
スパークライン要素の埋め込み
スパークライン ツールを使用して、テンプレート内にスパークラインを作成できます。[Property Grid] で、スパークラインの外観をカスタマイズできます。
以下を実行します。
- Tool Box から Sparkline オブジェクトを選択します。このオブジェクトは一般的には右側に連結されていますが、フロート状態にすることができ、便利な場所に配置できます。
- Detail 範囲にドラッグし、以前埋め込まれていたセルの右にドロップします。
- Sparkline セルの右の枠線を右の余白にドラッグします。
- Sparkline セルの右上隅にある山カッコ (>) をクリックし、Sparkline Tasks ウィンドウを開きます。
- Data Member ドロップダウン リストを開き、CH326 を選択します。
- Value Member ドロップダウン リストを開き、次に CH326 の下にある Sales1 を選択します。
- View 設定を Line のままにします。
- Sparkline Tasks ポップアップ ウィンドウを閉じるには、Sparkline セルの右上にある山かっこ (<) をもう一度クリックします。
表示可能な下および右の枠線をレンダリングする
以下を実行します。
- Sparkline セルが選択されていることを確認します。
- Property Grid で Appearance の下にある、Borders 属性を選択します。
- Borders フィールドの右にある下向き三角形をクリックし、ドロップダウン リストを開きます。
- Bottom および Right の枠線を選択し、ドロップダウン ボタン (以前の手順のとおり) をクリックして変更を承認します。
ビューの構成
以下を実行します。
- Appearance セクションで属性の View グループ リストを展開します。
- Highlight Max Point を Yes に設定します。
- Highlight Min Point を Yes に設定します。
- Max Point Color を Green (0, 192, 0) または希望する色に設定します。
- Min Point Color を Red (192, 0, 0) または希望する色に設定します。
表ヘッダーを作成する
以下を実行します。
- Tool Box から Table オブジェクトをドラッグし、GroupHeader1 範囲にドロップします。
- フォントをArial、12px、Bold、Centered に設定します。
- セルの右の枠線をドラッグし、Detail1 範囲で選択した枠線に合わせます。
- Borders プロパティを使用して (このセクションで前述したとおり) All セルの枠線を追加します。
- 次の列見出しを入力します: Salesman、Total Sales、Monthly Sales Chart。
- GroupHeader1 および Detail1 範囲の下側の枠線を上にドラッグし、それぞれ Heading および Data セルの下側の枠線と一致させて最終レポートの空白スペースをなくします。
プレビューと保存
以下を実行します。
- [プレビュー] をクリックします。
- レポートをチェックして閉じ、必要に応じてテンプレートを再度編集します。
- [保存して閉じる] をクリックしてテンプレートを保存し、[テンプレート エディター] を閉じます。