メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

Microsoft SQL Server Integration Services (SSIS) (リポジトリーサーバー) - インポート

Availability-note AWS

ブリッジの要件

このブリッジ:
  • Microsoft Windowsではサポートされていません。

  • そのSDKにアクセスするためにはツールのインストールが必要です。

ブリッジの仕様

ベンダー Microsoft
ツール名 SQL Server Integration Services (SSIS)
ツールバージョン 9.0 (2005)〜16.x (2022)
ツールの Web サイト https://docs.microsoft.com/en-us/sql/integration-services/
サポートされている方法論 [データ統合] マルチモデル、メタデータリポジトリー、 ETL (ソースとターゲットのデータストア、変換来歴、式解析) .Net API経由の
データプロファイリング
増分収集
マルチモデル収集
モデル選択のためのリモート リポジトリーの参照

仕様
ツール: .Net API経由のMicrosoft / SQL Server Integration Services (SSIS) バージョン9.0 (2005)〜16.x (2022)
https://docs.microsoft.com/en-us/sql/integration-services/をご覧ください。
メタデータ: [データ統合] マルチモデル、メタデータリポジトリー、 ETL (ソースとターゲットのデータストア、変換来歴、式解析)
コンポーネント: MicrosoftSqlServerRepositoryIsバージョン11.2.0

概要
*** bridge_spec_microsoftsqlserverrepositoryis_import_description


ブリッジ パラメーター

パラメーター名 説明 タイプ デフォルト 範囲
ホスト SQL Server ISが実行されているホスト名またはIPアドレス。 STRING   localhost 必須
パッケージ 処理中のSQL Server Integration Serviceのプロジェクト名。 REPOSITORY_SUBSET   /* 必須
パスワード 保護されたパッケージ用のパスワードの値です。 パスワード      
変数値ファイル MICROSOFT SQL SERVERは設定オーバーライド
SSISのパラメーターや変数のオーバーライドを定義するファイルです。

SSISはプロジェクトとパッケージレベルのパラメーター(および変数)をサポートしています。ブリッジはこれらのパラメーターを理解して来歴構築に使用し、2005年以降のSSISバージョンで生成されたパラメーターをサポートします。

各定義は名前と値のペアで構成されています(例: param_name=param_value_verride)。
それぞれの名前にそのNAMESPACEのプレフィックスが付いている必要があります。例:

$Project::project_parameter_1=global_override_1

$Package::package_parameter_1=global_override_2

User::user_variable_1=global_override_3

System::system_variable_1=global_override_4

設定ペアはROOT (ファイルの先頭)で設定するか、CONTEXT ([Project:project_name.]package_name[.task_name])によって区切られます。例:
$Project::project_parameter_1=global_override_1 // ROOT override

[PackageName]
$Project::project_parameter_1=global_override_2 // package specific override

[PackageName.TaskName]
User::task_variable_1=global_override_3 // task specific override

マルチプロジェクトインポートの場合、CONTEXTはプロジェクトプレフィックスを必要とします。例:
$Project::project_parameter_1=global_override_1 // ROOT、全プロジェクトのオーバーライド

[Project:Project_1]
$Project::project_parameter_1=global_override_2 // project "Project_1" 特定のオーバーライド

[Project:Project_1.PackageName.TaskName]
$Project::project_parameter_1=global_override_3 // project "Project_1" パッケージとタスクの特定オーバーライド

[Project:Project_2.PackageName]
$Project::project_parameter_1=global_override_4 // project "Project_2" パッケージ特定のオーバーライド

SSISがSQLステートメントで(正しいデフォルト値を使用せずに)変数を用いる場合は、このパラメーターの使用を検討してください。ブリッジがSQLステートメントを通じて来歴を理解するのに役立ちます。

同じ変数が同一のコンテキストで複数回定義されている場合は、最新の定義が使われます。ただし、同じ変数が[Package]と[Package.Task]の両方のコンテキストで定義されている場合は、高い方のレベルのコンテキストにある定義(つまり[Package.Task])が使われます。

変数名では大文字と小文字が区別されます。このファイルの値は、SSISで定義されたデフォルトの変数値がある場合はそれをオーバーライドします。
STRING      
Miscellaneous はじめに
ダッシュで始まるMiscellaneousオプションを指定し、必要であればその後にパラメーターを追加できます。例:
- connection.cast MyDatabase1="MICROSOFT SQL SERVER"
該当する場合は複数回使用できるオプションもあります。例:
- connection.rename NewConnection1=OldConnection1 -connection.rename NewConnection2=OldConnection2;
オプションのリストは長い文字列になるため、${MODEL_BRIDGE_HOME}\data\MIMB\parametersにあり拡張子が.txtであるファイルからロードすることもできます。その場合、オプションはすべて、このパラメーターの唯一の値としてそのファイル内で定義されることが必要です。例:
ETL/Miscellaneous.txt

JAVA環境のオプション
-java.memory <Javaメモリの最大サイズ> (以前の-m)

64ビットJREではデフォルトで1G、またはconf/conf.properties内の設定に従います。例:
-java.memory 8G
-java.memory 8000M

-java.parameters <Javaランタイム環境コマンドラインオプション> (以前の-j)


-java.parameters -Dname=value -Xms1G
のように、-java.parametersの後ろのテキストはすべてそのままJREに渡されるため、このオプションはMiscellaneousパラメーター内の最後に来る必要があります。インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、必要なサードパーティのソフトウェアライブラリーをダウンロードできるよう、次のオプションを設定する必要があります(このオプションはhttps://repo.maven.apache.org/maven2/にアクセスするため、そして例外的にいくつかの他のツールサイトにアクセスするために不可欠です)。
注: プロキシは、(会社の)外部トラフィックをHTTPSで暗号化しながら、HTTPでプロキシにアクセスできる内部トラフィックを信頼しているものがほとんどです。この場合、HTTPSリクエストはHTTPでプロキシに到達し、プロキシはそれをHTTPSで暗号化します。
-java.parameters -java.parameters -Dhttp.proxyHost=127.0.0.1 -Dhttp.proxyPort=3128 -Dhttp.proxyUser=user -Dhttp.proxyPassword=pass

モデルインポートのオプション
-model.name <モデル名>

モデル名をオーバーライドをオーバーライドします。例:
-model.name "My Model Name"

-prescript <スクリプト名>

このオプションによって、ブリッジの実行前にスクリプトを実行できるようになります。
スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。
スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。
スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。
例:
-prescript "script.bat arg1 arg2"

-postscript <スクリプト名>

このオプションによって、ブリッジが正しく実行された後にスクリプトを実行できるようになります。
スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。
スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。
スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。
例:
-postscript "script.bat arg1 arg2"

-cache.clear

インポート前にキャッシュをクリアするため、増分収集せずにフルインポートを実行します。

モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが使われていない場合(増分収集)、新しいバージョンは作成されません。
モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが設定されている場合(増分ではなくフルソースインポート)、新しいバージョンが作成されます。

-backup <directory>

さらなるトラブルシューティングのため、入力メタデータを保存できるようにします。指定された<directory>は空であることが必要です。

-restore <ディレクトリー>

復元するバックアップ<ディレクトリー>を指定します。

データ接続オプション
使用するソースとターゲットのデータストアを参照するよう、通常はETL/DIツールとBIツールのインポートブリッジによってデータ接続が生成されます。これらのデータ接続はメタデータ管理ツールによって実際のデータストア(データベースやファイルシステムなど)への接続(メタデータスティッチング)に使われ、完全なエンドツーエンドのデータフローの来歴とインパクト分析が行われます。各データ接続の名前はインポートモデルごとに一意です。DI/BIデザインツールで使われているデータ接続名を可能な限り使用します。そうでない場合は、データベース/スキーマ名、ファイルシステムのパス、Uniform Resource Identifier (URI)など、短くても意味のある接続名が生成されます。次のオプションを使えば、接続を操作できます。これらのオプションによって、レガシーオプションである-c、-cd、-csが置き換えられます。

-connection.cast ConnectionName=ConnectionType

SQL解析のためにジェネリックデータベース接続(ODBCやJDBCなど)を正確なデータベースタイプ(ORACLEなど)にキャストします。例:
-connection.cast "My Database"="MICROSOFT SQL SERVER"
サポートされているデータストア接続タイプのリストは次のとおりです。
ACCESS
APACHE CASSANDRA
DB2/UDB
DENODO
GOOGLE BIGQUERY
HIVE
MYSQL
NETEZZA
ORACLE
POSTGRESQL
PRESTO
REDSHIFT
SALESFORCE
SAP HANA
SNOWFLAKE
MICROSOFT SQL AZURE
MICROSOFT SQL SERVER
SYBASE SQL SERVER
SYBASE AS ENTERPRISE
TERADATA
VECTORWISE
HP VERTICA

-connection.rename OldConnection=NewConnection

既存の接続を新しい名前に変更します。例:
-connection.rename OldConnectionName=NewConnectionName
既存の複数のデータベース接続の名前を変更し、新しい1つのデータベース接続に統合できます。例:
-connection.rename MySchema1=MyDatabase -connection.rename MySchema2=MyDatabase

-connection.split oldConnection.Schema1=newConnection

データベース接続を1つまたは複数のデータベース接続に分割します。
1つのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例:
-connection.split MyDatabase
すべてのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例:
-connection.split *
データベースにスキーマ名を追加することで、データベース接続を明示的に分割し、新しいデータベース接続を作成できます。例:
-connection.split MyDatabase.schema1=MySchema1

-connection.map SourcePath=DestinationPath

ソースパスをデスティネーションパスにマッピングします。これは、異なるパスが同じオブジェクト(ディレクトリーまたはファイル)をポイントしている場合にファイルシステム接続にとって便利です。
Hadoopでは、あるプロセスがHDFSの完全パスで指定されたCSVファイルに書き込む一方、別のプロセスが、デフォルトのファイル名と拡張子を持つ相対パスで指定されている同じファイルによって実装されたHiveテーブル(外部)から読み取ります。例:
-connection.map /user1/folder=hdfs://host:8020/users/user1/folder/file.csv
Linuxでは、/users/johnや/users/paulといった複数のシンボリックリンクによって、/dataのような特定のディレクトリー(またはファイル)が参照されます。例:
-connection.map /data=/users/John -connection.map /data=/users/paul
Windowsでは、M:やN:といった複数のネットワークドライブによって、C:\dataのような特定のディレクトリーが参照されます。例:
-connection.map C:\data=M:\ -connection.map C:\data=N:\

-connection.casesensitive ConnectionName...

検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別しないデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例:
-connection.casesensitive "My Database"

-connection.caseinsensitive ConnectionName...

検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別するデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例:
-connection.caseinsensitive "My Database"

-connection.level AggregationLevel

外部接続の集計レベルを指定します。例: -connection.level catalog
サポートされている値のリスト:
server
catalog
schema (デフォルト)

ETLのオプション
これらのオプションは、以下の目的ですべてのETL/DIツールとスクリプティングインポートブリッジで利用できます:
- SQL解析をすべて処理する
- デザインモデルとランタイム変数からランタイムモデルをビルドする
- ランタイムサマリー来歴を計算する

-etl.summary.add.ultimate (以前の-ppus)

最終的なランタイム来歴サマリーを追加します(非常に大きなモデルが生成される可能性があります)。

-etl.summary.only.ultimate (以前の-ppsp)

最終的なランタイム来歴サマリーのみ生成します(非常に大きなモデルが生成される可能性があります)。

-etl.connections.add.internal.design (以前の-pppd)

内部ETLデザインデータコネクター(ETL変換に必要)を追加します。

-etl.connections.remove.input (以前の-ri)

生成されるモデルのサイズ縮小のため、入力(ソース)データ接続をすべて削除します。

-etl.transformations.enable.xml

このオプションによって、DI/ETLインポートブリッジ(Informatica PowerCenter、Informatica Developer、Microsoft SSIS、IBM DataStage、Talend Data Integration など)でのXML変換の解析とサポートが有効になります。
Informatica の場合、そのような XML 変換は次の PowerCenter の機能に相当します。
https://docs.informatica.com/data-integration/powercenter/10-5/xml-guide/midstream-xml-transformations.html
https://docs.informatica.com/data-integration/powercenter/10-5/xml-guide/xml-source-qualifier-transformation.html
ただし、このオプションはインポートの速度を著しく低下させる可能性がありますのでご注意ください。

-library.packageId

Microsoft.SqlServer.ManagedDTS.dll を使って NuGet パッケージの packageId を指定します。
デフォルト値は「SQLServer.SMO.2016」です。

-library.version

Microsoft.SqlServer.ManagedDTS.dll を使って NuGet パッケージのバージョンを指定します。
デフォルト値は「13.0.0.2」です。

-library.filter

NuGet パッケージ内の DLL のフィルターを指定します。宛先には「Microsoft.SqlServer.ManagedDTS.dll」が含まれている必要があります。
デフォルト値は「lib/net462/」です。

その他のオプション
-s

変換スクリプトの入力と出力間マッピングの外部指定を有効にします。この場合、入力は_Script_データベースのテーブルに行き、出力はこのデータベースのテーブルから取得されます。入力と出力間のマッピングリレーションシップは、テーブル間のマッピングを定義することで指定できます。
デフォルトでは、変換スクリプトにあるすべての出力に対してすべての入力がブリッジによって相互接続します。
STRING      

 

ブリッジのマッピング

Meta Integration Repository (MIR)
メタモデル
(OMG CWM標準に基づく)
"Microsoft SQL Server Integration Services (SSIS) (リポジトリーサーバー)"
メタモデル
MicrosoftSqlServerIs
マッピングのコメント
     
属性 カラム  
説明 Column.Description  
名前 Column.Name  
BaseType SSISタイプ  
クラス テーブル  
説明 Table.Description  
名前 Table.Name  
ClassifierMap 接続または変換出力リンク  
説明 説明  
名前 名前  
DataAttribute 変換カラム  
説明 説明  
名前 名前  
DataSet 出力/入力  
説明 説明  
名前 名前  
DerivedType ColumnType  
名前 データ型  
DesignPackage パッケージ  
説明 Package.Description  
名前 Package.Name  
FeatureMap 入力/出力カラムlineageIdリンク  
名前 名前  
StoreModel パッケージ  

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。