ルートテストケースの設定

テストケースを作成したら、実行する前に設定が必要です。コンポーネントを設定し、テストインスタンスを追加し、コンテキスト変数を定義し、必要に応じて入力ファイルと参照ファイルを指定します。

ProducerTemplateを設定

About this task

ProducerTemplateを作成し、Javaコードを使用してメッセージ交換をエンドポイントに送信できます。この操作は次の手順で行います。

Procedure

テストケースのデザインワークスペースで空白のエリアを右クリックし、コンテキストメニューから[Config ProducerTemplate] (ProducerTemplateを設定)を選択します。
[Config ProducerTemplate] (ProducerTemplateを設定)ウィザードが開きます。[Code] (コード)エリアにJavaコードを入力し、メッセージ交換を実装します。

[Sample Code...] (サンプルコード...)ボタンをクリックすると、例が表示されます。ProducerTemplateの詳細は、ウィザードで[ProducerTemplate]リンクをクリックし、ProducerTemplateのApacheオンラインドキュメンテーションをご覧ください。

ルートテストインスタンスを追加

About this task

作成されたテストケースには、[Default] (デフォルト)というテストインスタンスが1つあります。インスタンスは必要に応じていくつでも追加し、異なるデータファイルセットで同じテストケースを実行できます。[Test Cases] (テストケース)ビューから、インスタンスを個別に実行するか、テストケースのすべてのインスタンスを同時に実行します。テストインスタンスを追加するには、次の手順に従います。

Procedure

[Repository] (リポジトリー)ツリービューから、テストケースをダブルクリックして開きます。[Test Cases] (テストケース)ビューが表示されます。
[Test Cases] (テストケース)の左パネルで、設定するテストケースを右クリックし、コンテキストメニューから[Add Instance] (インスタンスの追加)を選択します。
インスタンスの名前を入力するか、提案された名前を承諾します。
新しく作成されたテストインスタンスが、テストケース名のノードの下に表示されます。

インスタンスを右クリックし、コンテキストメニューの該当する項目を選択すれば、インスタンスを削除したり、テストデータをすべての既存のインスタンスに追加したり、またはインスタンスを実行できます。テストデータ項目を右クリックし、コンテキストメニューから[Remove TestData] (テストデータの削除)を選択すれば、テストデータを削除することもできます。

情報メモNote:
1つのインスタンスからテストデータ項目を削除すると、その項目はその他すべてのインスタンスからも削除されます。
新しく作成したテストインスタンスに新しいコンテキストを指定します。詳細は、下の手順をご覧ください。

ルートテストデータのためのコンテキスト変数を定義

Procedure

テストケースの[Context] (コンテキスト)ビューに進みます。
デフォルトでは、必要な変数は[Default] (デフォルト)という名前のコンテキストの下に作成済みとなっています。複数の異なる環境のために、または異なるテキストインスタンスを使用するために、テストの実行に必要なコンテキストをいくつでも定義できます。コンテキストと変数を定義する方法は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。
指定したいファイルの変数の[Value] (値)フィールドをクリックし、ボタンをクリックして、[Open] (開く)ダイアログボックスでそのファイルを参照してダブルクリックすれば、変数のファイルパスを指定できます。
[Test Cases] (テストケース)ビューで、左パネルの各テストインスタンスをクリックし、右パネルのコンテキストリストボックスから関連するコンテキストを選択します。
各テストインスタンスを展開してテストデータを表示し、左パネルの各テストデータ項目をクリックし、データセットにマッピングされたコンテキスト変数を確認します。必要に応じて、右パネルの[Context Value] (コンテキストの値)リストボックスから必要な変数を選択します。

ルートのための埋め込みデータセットを定義

About this task

Note:

[Test Cases] (テストケース)ビューで定義した埋め込みデータセットは、[Test Cases] (テストケース)ビューからのテストケースの実行にのみ使用されます。また、[Context] (コンテキスト)ビューで指定したファイルを上書きします。

Procedure

テストケースの[Test Cases] (テストケース)ビューに進みます。
定義するデータファイルを左パネルから選択し、右パネルから[File Browse] (ファイル参照)ボタンをクリックして[Open] (開く)ダイアログボックスでファイルまで移動し、ダブルクリックしてファイルをリポジトリーにロードします。
データファイルがロードされると、データセットアイコンの警告サインが消え、右パネルの下部にあるテキストフィールドにロードされたファイルの内容が表示され、テストケースはローカルファイルシステムからではなく、リポジトリーからのデータを使用します。

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