TalendStringUtilルーチン
[TalendStringUtil]ルーチンには、ポート内の値を検索できるDECODEというファンクションが1つのみ含まれています。
[Repository] (リポジトリー)ツリービューにあるシステムルーチンフォルダーの下の[TalendStringUtil]ノードをダブルクリックすると、このファンクションにアクセスできます。
ファンクション |
説明 |
構文 |
---|---|---|
DECODE |
指定する値をポートで検索します。値が見つかると、結果の値が返されます。それを定義します。DECODEファンクション内でビルドできる検索の数は無制限です。 |
TalendStringUtil.DECODE(value, defaultValue, search1, result1[, search2, result2]...)
|
以下は、DECODEファンクションを[tJava]コンポーネントと共に使用する方法の例です。新規ジョブにtJavaコンポーネントを追加する必要がある場合は、次のコードを入力します。tJavaコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューにある[Code] (コード)フィールドで、10の値が検索されます。
TalendStringUtil<Integer,String> example = new TalendStringUtil<Integer,String>();
System.out.println(example.DECODE(10, "error", 5, "five", 10, "ten", 15, "fifteen", 20, "twenty"));
[TalendStringUtil]タイプの新規オブジェクトを作成する必要があります。ジェネリックタイプを使用して入力データを制限し、オブジェクトを使用してDECODEルーチンを呼び出す方法をお勧めします。
F6を押してジョブを実行します。tenが返されます。これは値10の結果です。