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プライマリキーと外部キーの一致

テーブルの外部キーをもう1つのテーブルのプライマリキーと一致させる(またはその逆の)分析を作成できます。この冗長性分析はデータベーステーブルにのみ対応しています。

始める前に

Profilingパースペクティブでデータベース接続が作成されていること。

このビューからは、実際に分析されたデータにデータエクスプローラー経由でアクセスすることもできます。

分析されたデータ行にアクセスするには、テーブルのいずれかの行を右クリックし、次のオプションを選択します:
  • [View match rows] (一致する行を表示): 2つの同一カラムセットで一致する可能性があるすべての行のリストにアクセスします。
  • [View not match rows] (一致しない行を表示): 2つの同一カラムセットで一致しない可能性があるすべての行のリストにアクセスします。
  • [View rows] (行を表示): 2つの同一カラムセットのすべての行のリストにアクセスします。
情報メモ警告: データエクスプローラーでは、ユーザー名が空白の接続(MS SQL Serverのシングルサインオンなど)はサポートされていません。そのような接続を使ってデータを分析し、Data Explorerパースペクティブでデータ行を表示しようとすると、警告メッセージが表示され、SQL Serverへの接続認証情報を設定するよう求められます。

次の表は、2つの同一カラムセットで一致するすべての行をデータエクスプローラーでリスト表示したものです。

2つのカラムにある分析済み行のリストの例。

SQLエディターのエディターツールバーにある保存アイコンをクリックすると実行されたクエリーを保存し、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[Libraries] (ライブラリー) > [Source Files] (ソースファイル)フォルダーの下にリスト表示できます。詳細は、インジケーターで実行したクエリーの保存をご覧ください。

テーブルでプライマリキーと外部キーが一致するよう分析を定義

Procedure

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Data Profiling] (データプロファイリング)フォルダーを展開します。
  2. [Analyses] (分析)フォルダーを右クリックし、[New Analysis] (新しい分析)を選択します。
    Analysesノードのコンテキストメニュー。
    [Create New Analysis] (新しい分析を作成)ウィザードが開きます。
  3. フィルターフィールドで、redundancy analysisの最初の数文字を入力して、[Redundancy Analysis] (冗長性分析)を選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
  4. [Name] (名前)フィールドに、現在の分析の名前を入力します。
    情報メモImportant:

    ~ ! ` # ^ * & \\ / ? : ; \ , . ( ) ¥ ' " " " < > といった特殊文字は項目名に使用しないでください。

    ファイルシステムでは、これらの文字はすべて"_"に置き換えられ、重複する項目が作成されてしまう場合があります。

  5. 該当するフィールドで、分析メタデータ(目的、説明、作成者)を設定して[Finish] (終了)をクリックします。
    新しい分析ウィンドウに[名前]、[目的]、[説明]の各フィールドに入力された状態。
    新規作成された分析用のファイルが、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービュー内の[Analysis] (分析)フォルダーの下にリスト表示されます。定義された分析メタデータと共に分析エディターが開きます。
    [分析結果]タブにある[分析メタデータ]セクションの概要。

プライマリキーと外部キーの選択

Procedure

  1. [Analyzed Column Sets] (分析済みカラムセット)をクリックし、該当するビューを表示させます。
    この例では、[sales_fact_1998]テーブルの[customer_id]カラムにある外部キーを、[customer]テーブルの[customer_id]カラムにあるプライマリキーと一致させます。また、その逆も行われます。これによって2つのテーブル間の関係が調べられ、1998年にはどの顧客も注文を行ったかどうかなどがわかります。
    [分析設定]タブにある[分析済みカラムセット]セクションの概要。
  2. [Connection] (接続)リストで、接続するデータベースに対して適切なデータベース接続を選択します。
    Talend Studioリポジトリーで作成し、一元管理するすべての接続が、このリストに含まれています。
  3. [A column Set] (Aセットのカラム)をクリックし、[Column Selection] (カラム選択)ダイアログボックスを開きます。
    外部キーの有効性をチェックする場合は、Aセットの外部キーを含んでいるカラムとBセットのプライマリキーを含んでいるカラムを選択します。
  4. データベース接続内のカタログ/スキーマを参照して、一致させるカラムが含まれているテーブルに移動します。
    この例で分析するカラムは、外部キーを含んでいる[customer_id]です。
    分析するテーブルの選択。
    [Table filter] (テーブルフィルター)フィールドや[Column filter] (カラムフィルター)フィールドに必要なテキストを入力すると、テーブルやカラムのリストをフィルタリングできます。リストには、入力したテキストに対応するテーブルまたはカラムのみ表示されます。
  5. テーブル名をクリックし、含まれているカラムをすべて[Column Selection] (カラム選択)ダイアログボックスの右にあるパネルにリスト表示します。
  6. 右側のリストで、外部キーを含んでいるカラムのチェックボックスをオンにしてOKをクリックし、次のステップに進みます。
    分析するカラムは[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューからエディターに直接ドラッグできます。
    [Analyzed Columns] (分析済みカラム)ビューにリスト表示されているいずれかのカラムを右クリックして[Show in DQ Repository view] (DQリポジトリービューで表示)を選択すると、選択されたカラムがツリービューの対応する接続の下へ自動的に配置されます。
  7. [B Column Set] (Bセットのカラム)をクリックし、同じステップでプライマリキーを含んでいるカラムを選択するか、[DQ Repository] (DQリポジトリー)から右のカラムパネルにドラッグします。
    [Compute only number of A rows not in B] (B行ではなくA行の数のみ計算)チェックボックスをオンにすると、Bセットのカラムでは見つからないプライマリキーを検索します。
  8. 分析エディターで[Data Filter] (データフィルター)をクリックしてビューを表示し、各分析済みカラムにフィルターを設定します。
  9. F6を押してこのキー一致分析を実行します。
    確認のメッセージが表示されます。
  10. 操作を続行する場合は、メッセージ内のOKをクリックします。
    この分析タイプの実行にはしばらく時間がかかります。[Analysis Results] (分析結果)ビューが開いて分析結果が自動的に表示されるまで待ちます。

Results

[分析結果]セクションからのテーブルとグラフ。

この例では、[sales_fact_1998]テーブルにあるどの外部キーも[customer]テーブルにあるプライマリキーと一致しています。ただし、[customer]テーブルにあるプライマリキーの98.22%については[sales_fact_1998]テーブルにある外部キーと一致させることができませんでした。これらのプライマリキーは、1998年に何も注文しなかった顧客を表します。

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