メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

Runtimeオプションを設定

IntegrationTalend Studioパースペクティブで、サービスのRuntime設定を行うことができます。これは、サービスをRuntimeコンテナーにデプロイする際に適用されます。

このタスクについて

この操作は次の手順で行います。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューのサービスを右クリックして、コンテキストメニューから[ESB Runtime Options] (ESB Runtimeオプション)を選択します。
    [Repository] (リポジトリー)ツリービューでの[ESB Runtime Options] (ESB Runtimeオプション)オプション。
    表示されるウィザードを使用してRuntimeオプションを設定できます。
    [ESB Runtime Options] (ESB Runtimeオプション)ウィザード。
  2. 必要に応じてRuntimeオプションを設定します。
    オプション 説明
    を使用Service Registry このチェックボックスをオンにしてService Registryを有効にすると、ダイナミックエンドポイントルックアップが使用できます。これによって、レジストリーから取得した情報に基づいて、サービスのリダイレクトができるようになります。
    [Use WSDL Schema Validation] (WSDLスキーマ検証の使用) このチェックボックスをオンにして、着信要求メッセージをWSDLスキーマに基づいて検証します。このオプションを有効にすると、有効な要求のみが正しく処理されます。無効な要求に対しては、エラーメッセージを返します。

    このオプションは、[Use Service Registry] (使用)チェックボックスがオンになっていると使用できなくなります。

    [Use Business Correlation] (ビジネスコリレーションを使用)

    コリレーションオプションを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。それにより、連鎖型のサービスコールが同じコリレーションIDの下にまとめられます。このサービスは要求ヘッダーからコリレーションIDを抽出してデータサービスジョブのコンポーネント変数に保管し、フローで引き続き使用できるようにします。

    このオプションは、[Use Service Registry] (使用)チェックボックスがオンになっていると無効になります。

    [Use Service Activity Monitor] (サービスアクティビィティモニターの使用)

    このチェックボックスをオンにしてイベントをキャプチャーし、この情報を保管することで、サービスアクティビィティの掘り下げた分析およびビジネストランザクションにおけるメッセージの追跡とトレースを行えるようにします。これはサービス応答時間の分析、トラフィックパターンの特定、根本原因分析の実行などに使用できます。詳細は、Introduction to Service Activity Monitoringをご覧ください。

    このオプションは、[Use Service Registry] (使用)チェックボックスがオンになっていると無効になります。

    を使用Service Locator

    このチェックボックスをオンにして、要求およびサービスレベル合意(SLA)を満たせるように、サービスの可用性を維持します。

    [Service Locator Custom Properties] (カスタムプロパティ)

    +をクリックし、[Service Locator Custom Properties] (カスタムプロパティ)テーブルにプロパティを必要な数だけ追加します。[Property Name] (プロパティ名)フィールドおよび[Property Value] (プロパティ値)フィールドにプロパティの名前と値をそれぞれ入力して、サービスを特定します。このオプションは、[Use Service Locator]チェックボックスがオフになっていると無効になります。詳細は、Introduction to Service Locatorをご覧ください。

    [Username / Password] (ユーザー名/パスワード)

    このチェックボックスをオンにしてユーザー名トークンを有効にします。ユーザー名トークンを使用する際は、Webサービスプロバイダーは要求の一環でコンシューマーに認証情報の送信を要求し、プロバイダー側で認証が実行されます。
    情報メモ注: 同一のTalend ESB Containerで実行しているすべてのサービスに対して、同じ認証が行われます。

    認証の設定方法は、How to use STS with Talend Runtimeをご覧ください。

    このオプションは、[Use Service Registry] (使用)チェックボックスがオンになっていると無効になります。

    [SAML Token] (SAMLトークン)

    このチェックボックスをオンにしてSAMLトークンを使用します。SAMLトークンを使用する際は、Webサービスプロバイダーは、認証情報を受け渡してSecurity Token Service(STS)に対してSAMLトークン発行要求を行うようにコンシューマーに要求します。認証が成功すると、STSはSAMLトークンを発行します。SAMLトークンは要求の一環としてプロバイダーに送信され、プロバイダーは、このSAMLトークンの有効性を検証します。
    情報メモ注: 同一のTalend ESB Containerで実行しているすべてのサービスに対して、同じ認証が行われます。

    認証の設定方法は、How to use STS with Talend Runtimeをご覧ください。

    このオプションは、[Use Service Registry] (使用)チェックボックスがオンになっていると無効になります。

    権限 このチェックボックスをオンにして、許可されたコールを有効にします。ユーザーのロールと権限の管理については、Managing ESB Resources and authorizationsTalend Identity and Access Managementをご覧ください。

    このオプションは、[SAML Token] (SAMLトークン)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

    [Encryption/Signature body] (暗号化/署名本文) このチェックボックスをオンにして、XML暗号化/XML署名を有効にします。詳細は、XKMSサービスをご覧ください。

    このオプションは、[SAML Token] (SAMLトークン)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

    [Log Messages] (ログメッセージ)

    このチェックボックスをオンにして、サービスとコンシューマーの間で送信されるメッセージのコンテンツを記録します。

  3. OKをクリックして設定を確定し、ウィザードを閉じます。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。