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従来のモードでTalend Studioを起動

Talend Studioを従来のモードで起動したい場合は、以下の手順に従います。

始める前に

事前定義済みの[Integration Developer] (統合開発者)ロールが与えられており、Talend Management Consoleからライセンスをフェッチできること。

手順

  1. Talend Studioのインストールディレクトリーに移動します。
    Talend Studioインストールディレクトリーには、数種のプラットフォーム(Windows、Linux、Mac OS)用のバイナリが含まれています。
  2. Rocky Linux 8.5で作業していない場合はオペレーティングシステムに応じた実行ファイルをダブルクリックします。
    オペレーティングシステムと対応する実行ファイル
    オペレーティングシステム 実行ファイル

    Windows

    Talend-Studio-win-x86_64.exe

    Linux (x86)

    Talend-Studio-linux-gtk-x86_64

    Linux (ARM)

    Talend-Studio-gtk-aarch64

    MacOS (x86)

    Talend-Studio-macosx-cocoa.app

    MacOS (ARM)

    Talend-Studio-macosx-cocoa-aarch64.app

    MacOSをお使いの場合は、zipアーカイブファイルを使ってTalend Studioを手動でインストールすると、Talend Studioを初めて起動する際に次のいずれかのメッセージが表示されることがあります。この問題を解決するためには、ターミナルを開き、Talend Studioのトップディレクトリーの上部ディレクトリーに移動し、xattr -d com.apple.quarantine <Talend-Studio>/*というコマンド(<Talend-Studio>Talend Studioのルートフォルダー名)を実行した後、Talend Studioを再起動します。

    起動時のTalend Studioエラーメッセージ
  3. Rocky Linux 8.5で作業している場合、次の手順に従います。
    1. Talend Studioインストールディレクトリーの下でstart.shファイルを作成し、お使いのPCのプロセッサーに対応する次の内容をこのファイルに追加して編集します。<Talend-Studio-executable-file-name>にはTalend Studioの実行ファイル名が入ります。
      #!/bin/sh
      export GDK_BACKEND=x11
      ./<Talend-Studio-executable-file-name>
    2. ターミナルを開きます。
    3. chmod +x start.shコマンドを実行します。
    4. ./start.shコマンドを実行します。
  4. Talend Studioを初めて起動する場合は、[User License Agreement] (ユーザーライセンス契約)ダイアログボックスが開いたら、エンドユーザーライセンス契約の条項を読んで同意します。
  5. Talendが提供する8.0 R2022-09以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、開いたダイアログボックスで[Other login mode] (他のログインモード)をクリックします。
  6. 開いたダイアログボックスで次のいずれかのアクションを実行し、[Next] (次へ)をクリックします。
    • Talend Management Consoleでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストからTalend Cloudサーバーまたは[Cloud - Custom] (クラウド - カスタム)を選択し、(必要であればサーバーURLと)ログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。

      ログイン名の確認やパーソナルアクセストークンの生成は、Talend Cloud内の[Profile preferences] (プロファイルの設定)で行います。セキュリティ上の理由から、Talendが提供する8.0.1-R2023-12以降のStudioマンスリーバージョンをインストール済みである場合、60日以上前のトークンを使ってTalend Studioに接続することはできなくなりました。詳細は、パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。

    • Talend Administration Centerでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストから[Server URL] (サーバーURL)を選択し、サーバーURLとログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。
    • ライセンスがローカルファイルシステムに存在する場合は、[My product license is on the local file system] (製品ライセンスがローカルファイルシステムに存在する)オプションを選択し、ライセンスファイルを参照して選択します。
    情報メモヒント:
    • プロキシサーバーの背後で動作しているリモートホストからライセンスを取得したい場合は、[Network settings] (ネットワーク設定)をクリックし、開いた[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでプロキシ設定を構成します。
    • HTTPを使用するTalend Management ConsoleTalend Administration Centerへの接続で認証が必要となるプロキシを使っており、407 proxy authorization requiredというエラーメッセージが表示される場合は、オペレーティングシステムに対応する.iniファイルに-Djdk.http.auth.tunneling.disabledSchemesというパラメーターを空の値と共に追加し、Talend Studioを再起動します。
  7. Talend Studioの前のバージョンからエクスポートされたプロジェクトやプロジェクト項目をインポートするためには、[Set migration token] (移行トークンを設定)をクリックし、ポップアップダイアログボックスに移行トークンを入力します。
    移行トークンがまだ存在しない場合は、Talendサポートに連絡してリクエストしてください。
  8. [Next] (次へ)をクリックします。

    アップデートリポジトリーにログインする[Authentication] (認証)ダイアログボックスが表示されたら、アップデートリポジトリーのユーザー名とパスワードを入力してOKをクリックします。詳細は、Talend Studioでのアップデートリポジトリーの基本認証をご覧ください。

    Talend Studioのログインウィンドウが表示されます。デフォルトのローカル接続またはリモート接続は、ライセンスの取得方法によって自動的に設定されます。異なる接続で、既存のプロジェクトを選択したり、新しいプロジェクトを作成したり、またはデモプロジェクトをインポートしたり、必要に応じてTalend Studioの以前のバージョンからエクスポートされた既存のプロジェクトをインポートしたりできます。

    必要であれば、Talend Management ConsoleTalend Administration Centerへのローカル接続やリモート接続を手動で設定することもできます。詳細は、Talend Studioで接続を管理をご覧ください。

    Talendが提供する8.0 R2022-09以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、必要に応じて[Switch sign in] (サインインを切り替え)をクリックし、ログインモードを選択できるところまで戻ります。

    情報メモヒント:

    Talend Studioがリモートサーバーへの接続に失敗すると、ダイアログボックスが表示され、そこで次の処理が可能になります。

    • リモートサーバーへの接続を再試行する。
    • 接続タイムアウト時間を変更して、再試行回数を増やす。値0は、接続タイムアウトが存在しないことを意味します。

    必要に応じて、[Cancel](キャンセル)をクリックしてダイアログボックスを閉じ、接続の詳細を確認します。

    無効なレジストリエラーが発生した場合は、<Talend-Studio>/configuration/config.iniファイルにosgi.nl=en_USパラメーターを追加し、次のコマンドを実行してTalend Studioを再起動します。<Talend-Studio-executable-file>には、オペレーティングシステムに対応する実行ファイルが入ります。

    • Windowsの場合は、コマンドプロンプトから<Talend-Studio-executable-file> -cleanを実行します。
    • Linuxの場合は、ターミナルから./<Talend-Studio-executable-file> -cleanを実行します。
    • MacOSの場合は、コマンドプロンプトから./<Talend-Studio-executable-file>/Contents/MacOS/Talend-Studio-macosx-cocoa -cleanを実行します。

    -cleanパラメーターは一度だけ必要です。実行ファイルを直接実行してTalend Studioを起動する場合は、これを使用しないことをお勧めします。

  9. [Open] (開く)をクリックします。

タスクの結果

以上で、プロジェクトや項目の作業を開始できるようになります。

Talend Studioにデフォルトでは同梱されていない機能を使用したい場合は、機能マネージャーウィザードを使ってインストールする必要があります。詳細は、Talend Studioで機能を管理をご覧ください。

Talend Studioはソースおよびターゲットに接続するため、特定の他社Javaライブラリーまたはデータベースドライバー(.jarファイル)のインストールを必要とします。外部モジュールと呼ばれるこれらのライブラリーまたはドライバーは一部のTalendコンポーネント/一部の接続ウィザードで必要とされる場合があります。ライセンスの制限により、Talend社は特定の外部モジュールをTalend Studioに同梱できない場合があります。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。

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