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しきい値違反を警告するジョブの生成

始める前に

Talend StudioProfilingパースペクティブでカラム分析のレポートが生成されていること。

このタスクについて

Profilingパースペクティブにリスト表示されているレポートに基づいて既製ジョブを生成できます。これらのジョブはtThresholdViolationAlertコンポーネントを使用して、カラム分析に使用するインジケーターに定義されているしきい値の違反を警告します。

tThresholdViolationAlertコンポーネントは、分析結果を保存するレポートデータベースと通信します。レポートデータベースをスキャンし、選択されたレポートにリスト表示されているカラム分析で違反となっているしきい値を検索します。tThresholdViolationAlerttSendMailコンポーネントに情報を送り、メール受信者にしきい値の違反を警告します。

後で、Integrationパースペクティブから直接このジョブを実行し、しきい値違反の警告対象者にメールを送信できるようになります。生成されたジョブは、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Job Designs] (ジョブデザイン)ノードの下にリスト表示されます。

しきい値違反ジョブを生成するには、以下のようにします:

手順

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Data Profiling] (データプロファイリング) > > [Reports] (レポート)と展開します。
  2. ジョブを生成したいレポートを選択します。
  3. 選択を右クリックして、コンテキストメニューの[Generate jobs] (ジョブを生成)にポインターを置き、[Alert threshold violation] (しきい値違反の警告)を選択します。
    レポートのコンテキストメニュー。
    生成されたジョブでIntegrationパースペクティブが開きます。
    tMysqlInput、tThresholdViolationAlert、tSendMailの各コンポーネントを使うジョブ。
    tMysqlInput および tThresholdViolationAlertコンポーネントの基本設定は、選択したレポートで使用される接続に応じて設定されます。
    コンポーネントtMysqlInputおよびtThresholdViolationAlertの設定は変えないことを推奨します。この設定を編集しなければならない場合は注意が必要です。編集後の設定が正しくないと、ジョブの実行時にコンパイルエラーが生じるおそれがあります。
    情報メモ注: データベースコンポーネントおよびtThresholdViolationAlertコンポーネントのスキーマでは、[DB Type] (DBタイプ)カラムはデフォルトで空になっています。このカラムにタイプを定義する必要はありません。
    空のDB Typeカラムを表示しているスクリーンショット。
  4. システムで確認を求められたら、変更をプロパゲートすることを受け入れます。
  5. tSendMailをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、必要に応じてプロパティを定義します。
    このコンポーネントの詳細は、tSendMailをご覧ください。
  6. F6を押して生成されたジョブを実行し、対象者にしきい値違反警告のメールを送信します。
    このメールには、選択したレポートのしきい値違反に関する詳細な情報が記載されます。しきい値を考慮していないインジケーターの値がリスト表示されます。また、レポート名、分析名、および分析されたエレメントの説明(カラム名、テーブル名、およびスキーマ名)もリスト表示されます。
    生成されたジョブは、Integrationパースペクティブのツリービューにある[Job Designs] (ジョブデザイン)ノードの下にもリスト表示されます。
  7. 必要に応じて、F6を押してこのジョブを実行し、Integrationパースペクティブから直接しきい値違反に警告します。

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