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特定のデータベースに対するクエリーテンプレートを定義

クエリーテンプレートは、正規表現に対してカラムを分析するために必要なクエリー論理を定義します。

Talend Studioでクエリーテンプレートを定義するステップには次が含まれます。

  • 特定のデータベースに対するクエリーテンプレートを作成
  • この表現がすべてのデータベースで使用できるほどシンプルではない場合は、データベース専用の正規表現を設定する

下の例で、Microsoft SQL Serverデータベース固有のクエリーテンプレートを定義する方法を示します。

始める前に

Profilingパースペクティブを選択済みであること。

手順

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Libraries] (ライブラリー) > [Indicators] (インジケーター)と展開します。
  2. [System Indicators] (システムインジケーター) > [Pattern Matching] (パターンマッチング)と展開します。
    [DQリポジトリー]ツリービューでPattern Matchingノードが展開されている状態。
  3. [Regular Expression Matching] (正規表現マッチング)をダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューから[Open] (開く)を選択します。

    対応するセクションが開き、インジケーターメタデータとその定義が表示されます。

    [インジケーターメタデータ]セクションと[インジケーター定義]セクションの概要。

    ここで、クエリーテンプレートを定義するデータベースをデータベースのリストに追加する必要があります。このクエリーテンプレートは正規表現マッチングを計算します。

  4. [Indicator Definition] (インジケーター定義)セクションの下にある+ボタンをクリックして新しいテンプレート用のフィールドを追加します。
    [インジケーター定義]セクションの概要。
  5. 新しいフィールドで、矢印をクリックしてテンプレートを定義するデータベースを選択します。この例では、Ingresを選択します。
  6. 他のデータベースのいずれかからインジケーター定義をコピーします。
  7. 新しいフィールドの横にある[Edit...] (編集...)ボタンをクリックします。

    [Edit Expression] (式を編集)ダイアログボックスが表示されます。

    [式を編集]ダイアログボックスの概要。
  8. インジケーター定義(テンプレート)を[Expression] (式)ボックスに貼り付けた後、選択したデータベースにテンプレートを適合できるよう、WHENの後のテキストを変更します。この例では、WHENの後のテキストをWHEN REGEXに置き換えます。
  9. OKをクリックします。新しいテンプレートがフィールドに表示されます。
  10. エディターの上部にある保存アイコンをクリックして変更を保存します。

タスクの結果

Ingresデータベース専用のクエリーデータベースの作成が完了しました。このデータベースのカラムを正規表現で分析できるようになりました。

このサーバーのデータ分析に使用する正規表現が、すべてのデータベースで使用できるほどシンプルなものであれば、カラムの分析をすぐに始めることができます。そうでない場合は、特定のデータベース(この例ではIngres)で機能するように正規表現の定義を編集する必要があります。

ユーザー定義インジケーターを使用した分析が一度でも正しく実行されれば、後でデータベースのインジケーター定義テンプレートが削除されても、分析は失敗しません。以前に生成されたSQLクエリーを使用するので、実行され続けます。

データベース特有の正規表現定義の設定方法について詳しくは、正規表現やSQLパターンを編集をご覧ください。

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