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CIビルダー関連のMavenパラメーター

以下のパラメーターはプラグインに組み込まれているヘルプで説明されており(generate-mojo.htmlファイルを参照)、お使いのCIビルド定義のmavenOpts (Jenkins)/mavenOptions(Azure DevOps)コマンドとmvn (Jenkins)/options (Azure DevOps)コマンドのいずれかで使用できます。

ビルド時にMavenパラメーターのリストをインラインヘルプとして取得するためには、次のコマンドを実行します。
mvn org.talend.ci:builder-maven-plugin:<your_version>:help 
-Ddetail=true 
-s F:/<your_studio>/configuration/maven_user_settings.xml
情報メモヒント: また、次のコマンドで特定の目標を設定すると、その目標に関連するパラメーターのみ返されるようにすることができます。
mvn org.talend.ci:builder-maven-plugin:<your_version>:help 
-Dgoal=generateAllPoms 
-Ddetail=true 
-s F:/<your_studio>/configuration/maven_user_settings.xml
Mavenパラメーター
Talend CommandLineパラメーター -Dproduct.path

Talend CommandLineインストールディレクトリーへのパス。

例:
-Dproduct.path=/opt/Talend/studio
-Dp2Installer.path インストーラーファイルのパスです。

-Dprduct.pathパラメーターが指定されている場合、Talend CommandLine製品はこのパラメーターで指定されている値でインストールされます。

例:
-Dproduct.path=/home/installation/commandline
-Dp2Installer.path=/home/installation/p2Installer
これにより、違うバージョンの製品のインストールやパッチ適用時に別々のパスを使用できるようになります。
-Dlicense.path Talend製品のライセンスへのパスです。

ライセンスパスの値がURLで、アクセスに認証情報が必要な場合は、パラメーター-Dlicense.remote.user-Dlicense.remote.passwordを使います。

-Dupdatesite.path

ビルド時にTalend CommandLineのP2リポジトリーをダウンロードしてインストールできるサーバーのURLアドレスです。

このサイトには、Mavenプラグイン、およびパイプラインのビルドに必要となる外部ライブラリーがすべて含まれています。

TomcatアプリケーションにP2リポジトリーを組み込む方法の例については、アーティファクトの実行をスケジューリングする前にをご覧ください。

例:
-Dupdatesite.path=http://localhost:8080/P2/ 
情報メモ警告: このパラメーターは、P2更新サイトアーカイブ(Talendから提供)を有するユーザーのみが対象です。

-DforceUpdate

-Dinstaller.clean

-U

更新サイトからの更新をインストールする時に必要なパラメーター:
  • -DforceUpdateは、ローカルインストールが存在する場合も、この更新サイトからのTalend CommandLineのインストールを強制します。
    例:
    -DforceUpdate=true
  • -Dinstaller.cleanは、ビルドの正しい実行に必要なプラグインをすべて再ダウンロードします。
    例:
    -Dinstaller.clean=true
  • -U (値なし)は、ビルドの正しい実行に必要なJARファイルをすべて再ダウンロードします。
-Dpatch.path インストールしたパッチ、またはインストールしたいパッチ(Talend Studio p2パッチ、手動パッチ、コンポーネントパッチなど)へのパスです。
パッチをローカルにインストールした場合の例:
-Dpatch.path=D:/patches/Patch_TPS-2222.zip,D:/patches/Patch_TPS-3333.zip 
ダウンロードするパッチの例:
-Dpatch.path=http://localhost:8085/nexus/content/repositories/releases/Patch_TPS-2222.zip,http://localhost:8085/nexus/content/repositories/releases/Patch_TPS-3333.zip

リモートパッチがある場所へのアクセスで認証情報が必要となる場合は、-Dpatch.remote.userパラメーターと-Dpatch.remote.passwordパラメーターを使用します。patch.remote.passwordパラメーターによって、Mavenで暗号化されるパスワードを設定できます。

-Dgeneration.type アーティファクトのソースを生成する値としてlocalと入力すると、ビルドの実行中にTalend CommandLineを実行していなくてもテストをローカルに行うことができます。
例:
-Dgeneration.type=local

server生成タイプは非推奨となっています。

-Dcommandline.skip アーティファクトのソースコード生成をスキップするための値として、trueと入力します。

このパラメーターは、以前にTalend CommandLineを使用してアーティファクトを生成したことがある場合のみ使用できます。

例:
-Dcommandline.skip=true
-DprojectFilter 特定のプロジェクトのみ構築できます。
CIで始まる名前を持つすべてのプロジェクトに対するフィルタリングの例:
-DprojectFilter="CI.*"
-DitemFilter 特定のプロジェクト項目のみ構築できます。

ジョブタイプをフィルタリングする例:

-DitemFilter=(type=process): プロジェクトの標準ジョブをすべてフィルタリングします

-DitemFilter=(type=process_mr): プロジェクトのBig Data Map/ReduceジョブとSpark Batchジョブをすべてフィルタリングします

-DitemFilter=(type=process_storm): プロジェクトのBig Data StormジョブとSpark Streamingジョブをすべてフィルタリングします

-DitemFilter=(type=route): プロジェクトのルートをすべてフィルタリングします

ジョブラベルをフィルタリングする例:

-DitemFilter=(type=process_mr)and(label=job_ProcessWeatherData): job_ProcessWeatherDataという特定のBig Data Map/Reduceジョブをフィルタリングします

-DitemFilter=(type=process)and(label%job_dev*): 名前がjob_devで始まるジョブをフィルタリングします

ジョブパスのをフィルタリングする例:

-DitemFilter=(type=process)and(path=Integration): Integrationというサブフォルダーにあるジョブをフィルタリングします

-DitemFilter=(type=process)and(path%Integration*): 名前がIntegrationで始まるサブフォルダーにあるジョブをフィルタリングします

ジョブの作成者をフィルタリングする例:

-DitemFilter=(type=process_storm)and(author=rbunch@talend.com): 作成者IDがrbunch@talend.comのBig Data Storm Streamingジョブをフィルタリングします

除外フィルターの例:

-DitemFilter=(!path=sandbox)and(type=process)and(label%job_Export*)or(label%job_Monitor*): 名前がjob_Exportまたはjob_Monitorで始まりますが、サンドボックスフォルダーにないジョブをフィルタリングします

-DitemFilter=(!path%MainProcess/Import*)and(type=process)and(label%job_Export*): 名前がjob_Exportで始まりますが、MainProcessフォルダーの下の名前がImportで始まるサブフォルダーにないジョブをフィルタリングします

MainProcessフォルダーの下の名前がExportで始まるサブフォルダーにあるBig Data Spark Batchジョブ(job_batch_feature22というジョブを除く)を実行するために適用されるフィルターの例:

-DitemFilter=(type=process_mr)and(!label=job_batch_feature22)and(path%MainProcess/Export*)

-Dtalend.job.context-Dtalend.job.applyContextToChildren ジョブのビルド、およびジョブ実行のスケジューリング時は、ビルド時に全ジョブに適用するコンテキストグループを指定します。
devという名前のコンテキストグループを親ジョブにのみ適用し、デフォルトのコンテキストグループを子ジョブに適用する場合の例:
-Dtalend.job.context=dev 
devという名前のコンテキストグループを親ジョブに適用し、同じコンテキストグループを子ジョブに適用する場合の例:
-Dtalend.job.context=dev -Dtalend.job.applyContextToChildren=true 

指定したコンテキストグループがジョブに存在しない場合は、デフォルトのコンテキストグループが適用されます。

-Dstudio.forceMavenOnline=true オフラインモードでジョブのビルドや実行のスケジューリングを行う際に依存項目のエラーが発生した場合は、Maven設定ファイルで定義されている内容に従って、Studioが依存項目をダウンロードできるようになります。

次のエラーが表示されることがあります:

Plugin X.Y.Z or one of its dependencies could not be resolved: Cannot access central

POMファイルにはジョブの実行に必要な依存項目がすべて含まれているため、このエラーはPOMファイルを再作成し、パッチをインストールして、カスタムスクリプトを作成する ことでも回避できます。

カスタムコンポーネントのパラメーター -Dcomponents.* カスタムコンポーネントを使用するジョブをアーティファクトリポジトリーにデプロイメントする時は、コンポーネントライブラリーが保存されているリポジトリーを指定します。

これは、Talend Component Kitを使って作成されたカスタムコンポーネントにのみ必要です。

詳細は、このドキュメンテーションをお読みください。

-Dcomponents.nexus.user=<user> 
-Dcomponents.nexus.password=<password> 
-Dcomponents.nexus.url=http://localhost:8081/
-Dcomponents.nexus.repository=talend-custom-libs-release 
-Dcomponents.nexus.repository.snapshot=talend-custom-libs-snapshot
情報メモ注: それよりもバージョンが古いjavajetベースのコンポーネントについては、このガイドを参照してください。
-Xms -Xmx Mavenで使用できるメモリを増やすことを可能にするJVM引数です。
-Dcodes.compile.failOnError ビルドしているアーティファクトで使用されない、コンパイルエラーを持ったルーチンが発生する時にCIビルドが失敗することを防止するには、このパラメーターをfalse値で追加し、それらをスキップしてコンパイルを続行します。
-Dcodes.compile.failOnError=false

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