今後のソフトウェア要件
大半のモジュールはR2023-10以降のJava 17で起動できます。R2024-05以降、Java 17は大半のTalendモジュールを起動するうえでサポートされる唯一のバージョンとなります。それによってJava 17の改善セキュリティが実施され、古いバージョンに対して行われたJavaサポート終了の懸念がなくなります。2025年には、Java 17がTalendモジュール内のすべての操作でサポートされる唯一のバージョンとなります。
R2024-05での変更点
R2024-05 以降、次のモジュールの起動にはJava 17が必要です:
- Talend Administration Center
- Talend Data Preparation
- Talend Data Stewardship
- Talend Dictionary Service
- Talend Identity and Access Management
- Talend Installer
- Talend SAP RFC Server
- Talend Studio
この変更は、Java 17を使用する環境のアップデートを計画するうえで十分な時間を確保できるよう、事前に発表されています。
2025年における変更点
2025年中に、Talend Studioではどのアーティファクトを実行する場合もJava 17が必要となり、Java 8および11での実行はサポートされなくなります。ランタイムアプリケーション(Talend JobServer、 Talend Runtimeなど)は、Java 8、11、17で実行されるアーティファクトを長期間にわたって引き続きサポートします。
この変更に備え、Java17で実行できるよう、アーティファクトの移行を計画することをお勧めします。R2023-10以降、Talend Studioの設定からJava 17を有効にし、Java 17と互換性を持つようアーティファクトを再構築できます。詳細は、互換性があるJava環境をご覧ください。