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空のレコードに固定値を入力

テストソース、Data cleansingプロセッサー、テストデスティネーションを伴うパイプライン。

始める前に

  • ソースデータを保管するシステムへの接続が作成済みであること。

    ここでは、テスト接続を使用します。

  • ソースデータを保管するデータセットが追加済みであること。

    type_converter-datacleansing-taxi.zipファイルをダウンロードして抽出します。階層タクシーデータ(乗車時刻、下車時刻、料金など)が含まれています。

  • 接続および処理済みデータを保管する関連データセットも作成済みであること。

    ここではテストデータセットを使用します。

手順

  1. [Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
  2. パイプラインに意味のある名前を付けます。

    Fill empty cells with appropriate value
  3. [ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックしてパネルを開きます。このパネルで、ソースデータを選択できます。ここでは、空のレコードを持つカラムが含まれているタクシー関連のデータ(.store_and_fwd_flag)です。

    タクシーデータに関するデータサンプルのプレビュー。
  4. データセットを選択し、[Select] (選択)をクリックしてパイプラインに追加できるようにします。
    必要であれば名前を変更します。
  5. +をクリックし、パイプラインにData cleansingプロセッサーを追加します。設定パネルが開きます。
  6. プロセッサーに意味のある名前を付けます。

    fill empty cells with N/A value
  7. [Configuration] (設定)エリアで以下の操作を行います。
    1. 購入価格に税額を追加する場合は、[Function name] (ファンクション名)リストで[Fill cells with value] (セルに値を入力)を選択します。
    2. レコードが空のフィールドに該当する場合は、[Fields to process] (処理するフィールド)リストで.store_and_fwd_flagを選択します。
    3. 空のレコードをすべてN/A値に置換する場合は、[Use with] (次を使用)リストで[Value] (値)を選択し、その[Value] (値)フィールドにN/Aと入力します。
  8. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。

    プロセッサーのプレビューに注目し、クレンジング前のデータとクレンジング後のデータを比較します。

    空のレコードを[N/A] (該当なし)のテキストに置き換えた後のData cleansingプロセッサーのプレビュー。
  9. [ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)をクリックし、クレンジング済みデータを保持するデータセットを選択します。
    必要であれば名前を変更します。
  10. Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
  11. リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。

タスクの結果

パイプラインは実行中となり、空のレコードは指定した固定値で置換され、出力フローは指定のターゲットシステムに送信されます。

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