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航空会社事故の件数を比較し、航空会社をフィルタリングする

テストソース、Numbersプロセッサー、Filterプロセッサー、テストデスティネーションを伴うパイプライン。

始める前に

  • ソースデータを保管するシステムへの接続が作成済みであること。

    ここでは、テスト接続を使用します。

  • ソースデータを保管するデータセットが追加済みであること。

    numbers-airlines.zipファイルをダウンロードして抽出します。航空会社に関するデータ(事件や事故の発生件数、死亡者数など)が含まれています。

  • 接続および処理済みデータを保管する関連データセットも作成済みであること。

    ここではテストデータセットを使用します。

手順

  1. [Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
  2. パイプラインに意味のある名前を付けます。

    Compare number of air crashes and filter airlines
  3. [ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックしてパネルを開きます。このパネルで、ソースデータ(この場合は航空会社と墜落事故に関するデータ)を選択できます。

    航空会社と墜落事故に関するデータサンプルのプレビュー。
  4. データセットを選択し、[Select] (選択)をクリックしてパイプラインに追加できるようにします。
    必要であれば名前を変更します。
  5. +をクリックし、パイプラインにNumberプロセッサーを追加します。設定パネルが開きます。
  6. プロセッサーに意味のある名前を付けます。

    compare number of fatal accidents
  7. [Configuration] (設定)エリアで以下の操作を行います。
    1. [Function name] (ファンクション名)リストで、[Compare numbers] (数値を比較)を選択します。
    2. [Fields to process] (処理するフィールド)リストで.fatal_accidents_85_99を選択し、このフィールドの値(死亡事故の件数)をカスタム値と比較します。
    3. [Create new column] (新しいカラムを作成)オプションを有効にして、comparisonという名前を付けます。
    4. [Compare mode] (比較モード)リストで[greater or equals than] (以上)を選択し、[Use with] (併用)リストで[Value] (値)を選択し、[Value] (値)フィールドに2を入力します。このようにして、航空会社ごとの死亡事故の件数を比較して、死亡事故が2件以上ある航空会社を確認することができます。
  8. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。

    比較の前後のデータのプレビューを表示できます。

    値が比較され、死亡事故が2件以上あった航空会社(true)と2件未満の航空会社(false)を新しいフィールドに表示することができます。

    事故件数に比較ルールを適用した後のNumbersプロセッサーのプレビュー。
  9. +をクリックし、パイプラインにFilterプロセッサーを追加します。設定パネルが開きます。
  10. プロセッサーに意味のある名前を付けます。

    airlines with at least 2 fatal accidents
  11. [Filters] (フィルター)エリアで次の操作を行います。
    1. [Input] (入力)リストで.comparisonを選択し、この値に基づいて航空会社をフィルタリングします。
    2. レコードのフィルタリング時にファンクションを適用したくないので、[Optionally select a function to apply] (適用するファンクションをオプションとして選択)リストで[None] (なし)を選択します。
    3. [Operator] (演算子)リストで==を選択して[Value] (値)リストにtrueと入力し、"2件以上の死亡事故"の要件を満たす航空会社でフィルタリングします。
  12. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。

    プロセッサーのプレビューに注目し、操作前のデータと結合後のデータを比較します。

    Trueという値のオペレーターにフィルタリングを適用した後のFilterプロセッサーのプレビュー。
  13. [ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)をクリックし、処理済みデータを保持するデータセットを選択します。
    必要であれば名前を変更します。
  14. Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
  15. リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。

タスクの結果

パイプラインが実行中です。データは指定した条件に従って比較およびフィルタリングされ、その結果、このデータセット内の19の航空会社で2回以上の死亡事故が発生していることがわかります。 出力は指定したターゲットシステムに送信されます。

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