cMessageRouterの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているcMessageRouterを設定するために使われます。
標準のcMessageRouterコンポーネントは、Routingファミリーに属しています。
使用方法
使用ルール |
cMessageRouterは、ルートの中間コンポーネントとして使います。入力チャネルは1つだけですが、複数の出力チャネルが使えます。メッセージは、[When] (この場合)、[Otherwise] (それ以外)、または[Route] (ルート)タイプの接続を介して出力できます。 |
[Connection] (接続) | [Row] (行) / [Route] (ルート): このリンクを選択して、すべてのメッセージを次のコンポーネントに渡します。 |
[Trigger / When] (トリガー/この場合): [When] (この場合)リンクを選択して、[Component] (コンポーネント)ビューをクリックします。 [Type] (タイプ)リストで、条件の宣言に使用する言語のタイプを以下から選択します: none、bean、constant、correlation、el、groovy、header、sql、jsonpath、jxpath、mvel、ognl、php、property、python、ruby、simple、Spel、sql、xpath、xquery。 [Append endChoice()] (endChoice()を付加): [When] (この場合)リンクの後にcMessageFilterまたはcLoadBalancerなどが続く場合は、コンパイルエラーが発生します。これは、そのようなコンポーネントがそこにあると、フロータイプがchoice()からloadbalance()に変化するためです。loadbalance()には[When] (この場合)リンクまたは[Otherwise] (それ以外)リンクは続きません。フロータイプをloadbalance()からchoice()に戻すには、このチェックボックスをオンにします。 [Condition] (条件)フィールドに、メッセージのフィルタリングに使う条件を入力します。 この条件に一致しないすべてのメッセージは、[Otherwise] (それ以外)リンクで取得して別のチャネルへ送られるか、[Otherwise] (それ以外)リンクが存在しない場合はドロップされます。 情報メモ注:
ルートには複数の[When] (この場合)リンクが存在する可能性があります。 |
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[Trigger / Otherwise] (トリガー/それ以外): このリンクは、[When] (この場合)条件に一致しないメッセージを自動的に取得します。 情報メモ注:
ルートには[Otherwise] (それ以外)リンクを1つだけ含めることができます。 |
制限事項 |
[When] (この場合)または[Otherwise] (それ以外)リンクの後にはメッセージ処理を配置しないことをお勧めします。必ずMock/Directエンドポイントを使用してそれらを置き換え、新しいルートでメッセージを処理するようにします。 |