cIdempotentConsumerの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているcIdempotentConsumerを設定するために使われます。
標準のcIdempotentConsumerコンポーネントは、Routingファミリーに属しています。
基本設定
[Repository Type] (リポジトリータイプ) |
メッセージ識別子はリポジトリーに保管する必要があります。新しい受信メッセージの場合、識別子はリポジトリーに保存されているものと照合され、重複を識別して削除されます。それらを保管する方法は2つあります。 [Memory] (メモリ): メッセージ識別子は一時的に保管されます。 情報メモ警告:
インメモリストレージモードはメモリ不足になりやすく、クラスター環境では機能しません。 [File] (ファイル): メッセージ識別子はファイルに保管されます。このファイルへのパスを [File store] (ファイル保存先)フィールドに指定します。 |
[File store] (ファイル保存先) |
メッセージ識別子を保管するファイルのパスと名前を指定します。 |
[Cache Size] (キャッシュサイズ) |
キャッシュのサイズ、つまり保管するメッセージ識別子の数を入力します。 |
[Use language] (言語の使用) |
[Predicate] (述語)フィールドで使う言語を指定してメッセージの識別子を指定する場合は、このチェックボックスをオンにします。[Language] (言語)リストで、以下から選択します: なし、Bean、Constant、CorrelationID、EL、Groovy、Header、JoSQL、JSonPath、JXPath、MVEL、OGNL、PHP、Property、Python、Ruby、Simple、SpEL、SQL、XPath、XQuery。 言語を使って式を作成する方法は、http://camel.apache.org/languages.htmlをご覧ください。 |
述語 |
メッセージの識別子を指定するために使う式を入力します。 |
[Add Namespaces] (ネームスペースを追加) |
このオプションは、[Language] (言語)リストでXPathが選択されている場合に表示されます。 Xpath式のネームスペースを追加するには、このチェックボックスをオンにします。[+]をクリックして必要な数のネームスペースをテーブルに追加し、対応するカラムにプレフィックスとURIを定義します。 |
[Eager] (処理中検出) |
このチェックボックスをオンにすると、メッセージが現在進行中であっても重複メッセージが検出されます。オフにすると、メッセージが正しく処理された場合にのみ重複が検出されます。 デフォルトでは、このチェックボックスはオンです。 |
[SkipDuplicate] (重複スキップ) |
重複を削除するには、このチェックボックスをオンにします。重複を無視してすべてのメッセージが継続されるようにするには、このオプションをクリアします。 デフォルトでは、このチェックボックスはオンです。 |
使用方法
使用ルール |
cIdempotentConsumerは、ルート内の中間コンポーネントとして使います。 |
[Connections] (接続) | idemp: idempリンクは、cIdempotentConsumerコンポーネントによって重複除去されたメッセージを取得します。 |
[Route] (ルート): オプションのリンクとして、[Route] (ルート)リンクはメッセージ送信元からすべてのメッセージを取得します。 | |
制限事項 |
該当なし |