Talend Installerを使ったAdvancedサーバーインストールの実行
詳細サーバーインストールは、ライセンスに含まれているTalend StudioとすべてのTalendサーバーモジュールをカスタム設定でインストールできる便利な方法です。これらのモジュールは、サービスとしてマシンにインストールすることもできます。
詳細サーバーインストールを使用してカスタマイズできるオプションの詳細は、Talend Installerを使用したTalendサーバーモジュールをインストールをご覧ください。
始める前に
- 必要なファイルをすべてダウンロードします。詳細は、Talend Installerの固有の前提条件をご覧ください。
- デフォルトポートがすべて開いていることを確認します。詳細は、プロキシとファイアウォールの許可リスト情報をご覧ください。
- マシンにインストールされているMongoDBのインスタンスが1つだけであることをご確認ください。
- distファイルがTalend Installerファイルと同じディレクトリーにあることを確認します。お持ちのライセンスに応じて、このファイルの名前はTalend-Tools-Installer-YYYYYY_VA.B.C-windows-installer.exeかTalend-Installer-YYYYYY_VA.B.C-windows-installer.exeとなります。
手順
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インストーラーを実行します。
- Talend Installerをデスクトップから実行する場合は、スーパーユーザーとしてログインし、Talend Installer実行ファイルをダブルクリックします。
- 使用許諾契約書に同意します。
- Talend製品をインストールするディレクトリーを選択します。
- インストールスタイルリストからAdvanced Install (詳細インストール)、インストールタイプリストからServer(サーバー)を選択します。
- ライセンスファイルを追加します。
- 設定ステップに従います。
- インストールを開始します。
- インストールの完了後は、distファイルを削除してディスク容量を節約することもできます。
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wrapper.java.additional.16 = -Dorg.bonitasoft.platform.setup.folder=<$BonitaInstallDir>\setup という行を、<$BonitaInstallDir>がMDM Workflow Serverのインストールディレクトリーである<$BonitaInstallDir>\TalendServices\conf\wrapper.conf というファイルに追加します。
タスクの結果
Talend Dictionary Serviceの監査機能は有効です。
Talend Installerによりusedports.txtファイルが作成され、Talend サーバーモジュールで使用されるポートがすべてここに表示されます。
ユーザー名がtds-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Stewardship用にMongoDBで自動的に作成されます。
ユーザー名がdataprep-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Preparation用にMongoDBで自動的に作成されます。
組み込みMongoDBインスタンスを使用する場合、Talend Installer は、MongoDBインストールフォルダーのルートにAdminUser.txt ファイルを生成します。管理者権限を持つユーザーの認証情報がクリアテキストでここに含まれています。このファイルへのアクセスを制限することをお勧めします。