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設定ファイルのパスワードの管理

セキュリティを保護するためパスワードは設定ファイルdatasources.xmlおよびmdm.confのディレクトリー<MDM_ROOT>/conf/で暗号化され、実際のパスワード文字列はテキスト形式では表示されません。

ここでMDM_ROOTは、MDMモジュールをインストールした後にMDM HOMEファイルを置く場所を示しています。

  • datasources.xml: このファイルには各種データベースにアクセスするためのTalend MDMのパスワードが含まれています。

  • mdm.conf: このファイルにはadmin.passwordtechnical.passwordの2つのパスワードを含む、MDMサーバーのすべての設定情報が含まれています。

必要に応じて暗号化されたデフォルトパスワードを変更し、テキスト形式のパスワードを使用できます。

あるいは、まずテキストモードでパスワードを暗号化し、設定ファイルで直接使用することもできます。詳細は、テキストモードでパスワードを暗号化をご覧ください。

以下の例は、テキスト形式のパスワードを使用して、ファイルmdm.confでMDMサーバーのデフォルト管理者ユーザーのデフォルトのパスワードを変更する方法を示しています。

手順

  1. <MDM_ROOT>\conf\mdm.confを開きます。
  2. 暗号化されたデフォルト管理者パスワードを探します。
    admin.password=aYfBEdcXYP3t9pofaispXA==,Encrypt
  3. ,Encryptを含む既存のパスワードを削除し、デフォルト管理者ユーザーの新しいテキスト形式のパスワードを入力します。
  4. 変更内容を保存してファイルを閉じます。

タスクの結果

MDMサーバーの次の起動時に、新しいパスワードが暗号化され、この暗号化された新しいパスワードでファイルがアップデートされます。

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