Syncopeログインモジュールを有効化
Talend Identity and Access Management (Apache Syncopeベース)システムを使用すると、すべてのTalend Webアプリケーションへのユーザーアクセスを管理できます。Talend ESBの場合は、ESB Runtime環境内でユーザーとグループを管理するために使われます。したがって、Talend ESBで認証とアクセス権を使用するためにはTalend Identity and Access Managementが必須です。Talend Identity and Access Managementをインストールして設定する方法の詳細は、Talend Identity and Access Managementをインストールして設定をご覧ください。
Talend Identity and Access Managementのインストールが完了したら、SyncopeブループリントXMLファイルを<TalendESBPath>/container/deployフォルダーにデプロイすることで、Talend ESBのSyncopeログインモジュールを有効にできます。
Blueprint記述子のテンプレートは以下に示すとおりです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<blueprint xmlns="http://www.osgi.org/xmlns/blueprint/v1.0.0"
xmlns:jaas="http://karaf.apache.org/xmlns/jaas/v1.1.0"
xmlns:ext="http://aries.apache.org/blueprint/xmlns/blueprint-ext/v1.0.0">
<jaas:config name="karaf" rank="2">
<jaas:module className="org.apache.karaf.jaas.modules.syncope.SyncopeLoginModule"
flags="required">
address=http://localhost:9080/syncope/rest
admin.user=admin
admin.password=password
version=2
</jaas:module>
</jaas:config>
<service interface="org.apache.karaf.jaas.modules.BackingEngineFactory">
<bean class="org.apache.karaf.jaas.modules.syncope.SyncopeBackingEngineFactory"/>
</service>
</blueprint>
Syncopeサーバーを参照するようにaddressプロパティを設定する必要があります。Syncope 2.xの場合は、Syncope 1.xの..syncope/cxfではなく、..syncope/restに設定する必要があります。
Syncopeにアクセスするための認証情報も設定する必要があります。
Syncopeバックエンドバージョン(1または2)を選択するには、versionプロパティを使用します。
Syncopeログインモジュールが正しくインストールされたか確認するには、以下の手順に従います。