Talend Administration CenterのZIPフィルを使ってNexusを設定
Nexusのインストール後に、Talend Administration CenterのZIPファイルを使ってインスタンスを設定できます。
このタスクについて
手順
- Talend Administration CenterのZipファイルを解凍し、次にArtifact-Repository-Nexus-VA.B.C.D.E.zipファイルを解凍します。
- Artifact-Repository-Nexus-VA.B.C.D.E.zipファイル内にあるmigration-A.B.Cフォルダーに、.propertiesファイルに加えて移行スクリプトが含まれています。
- <NewNexusInstallationDirectory>/migration-A.B.Cフォルダーを任意の場所にコピーします。
- migration-A.B.C/nexus.propertiesファイルを開き、URL、ポート、ログイン接続情報をチェックします。また、バージョンの形式も確認します。必要に応じてこれらのパラメーターをアップデートし、変更を保存します。
- Nexusを起動します。
- Sonatype Nexus Repository Webアプリケーションにログインします。nexus.properties内に、アプリケーションURLが見つかります。初回の接続後は、デフォルト管理者アカウントのデフォルト認証情報を変更することを強く推奨します。
- migration-A.B.Cフォルダーを参照し、java -jar <nexus-migration-A.B.C.jar>というコマンドを実行します。この<nexus-migration-A.B.C.jar>はmigration-A.B.Cフォルダー内の.jarファイル名です。例: java -jar nexus-migration-8.0.1.jar
タスクの結果
- talend-custom-libs-admin (パスワード: talend-custom-libs-admin): このユーザーはTalend Administration Centerの[Configuration] (設定) > [User Libraries] (ユーザーライブラリー)グループで使われます。Talend StudioはTalend Administration Centerから設定情報を取得し、サードパーティライブラリーをアップロードおよびダウンロードします。
- talend-updates-admin (パスワード: talend-updates-admin): このユーザーはTalend Administration Centerの[Configuration] (設定) > [Software Update] (ソフトウェアアップデート)グループで使われます。Talend Administration CenterはTalendアップデートサーバーからパッチをダウンロードし、このアカウントを使用してNexusにパッチをアップロードします。Talend Studioにより認証情報なしでNexusからパッチをダウンロードできます。
[Roles] (ロール)タブ内に、次のロールが表示されます:
- talend-updates-admin
- talend-updates-read-only
- talend-custom-libs-admin
- talend-custom-libs-snapshot-read-only
- talend-custom-libs-release-read-only
[Repositories] (リポジトリー)タブ内に、次のリポジトリーが表示されます:
- talend-custom-libs-release
- talend-custom-libs-snapshot
- talend-updates
次のタスク
Talend Administration Centerの[Configuration] (設定)ページに移動し、作成したリポジトリーに設定内容を追加します。
詳細は、Talend Administration Centerでソフトウェアアップデートのリポジトリーを設定、Talend Administration CenterでTalend Artifact Repositoryを設定およびTalend Administration Centerユーザーガイドでユーザーライブラリロケーションを設定をご覧ください。