ビルドと運用
CLIENTSのブロックには、同一または異なるマシンに存在しうるTalend Studio APIとWebブラウザーが1つ(または複数)含まれています。
Talend Studio APIから、エンドユーザーは次の技術的プロセスを実行できます: データ統合またはデータサービスプロセス、メディエーションルートおよびサービスを実行して、それらをアーティファクトリポジトリーに公開できます。
ユーザーは自分が許可されているプロジェクトの作業をTalend Studioで行います。詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。エンドユーザーは、WebブラウザーからセキュアなHTTPプロトコルを介してリモートベースのTalend Administration Centerに接続します。この説明におけるエンドユーザーのカテゴリーには、開発者、プロジェクトマネージャー、管理者のほか、Web、REST、データサービス、メディエーションルートの構築に関わるさまざまな人たちが含まれます。
それぞれのエンドユーザーは、会社のポリシーに応じて、Talend StudioまたはTalend Administration Center、あるいはその両方を使用します。
TALEND SERVERSおよびDATABASESブロックとGit/SVNの灰色の円には、2つの共有リポジトリーに接続されたWebベースのTalend Administration Center(アプリケーションサーバー)が含まれます: 1つはGitまたはSVNサーバーに基づき、もう1つはデータベースサーバー(Admin)に基づいています。
Apache Subversionは7.3.1 R2021-08リリース以降、非推奨となりますTalend Administration Centerによって、すべてのプロジェクトを管理できます。運用メタデータ(例、ユーザーアカウント、アクセス権、プロジェクト権限)は、データベースサーバーおよびプロジェクトメタデータ(例、ジョブ、ビジネスモデル、ルーチン、ルート、サービス)に保存され、GitまたはSVNサーバーに保存されます(そして別のエンドユーザーと簡単に共有できます)。
また、Talend Administration Centerには、Talend Webアプリケーション(つまり、Talend Data PreparationおよびTalend Data Stewardship)によって使用されるサーバーも含まれます。Talend Identity and Access Managementサーバーは、これらのアプリケーション間でシングルサインオンを有効にするために使用されます。
さらに、Talend Administration CenterではTalend Studioから作成され、[Artifact Repository] (アーティファクトリポジトリー)に公開されたルートとサービスにアクセスして管理し、 Talend Runtimeへのデプロイメントと実行を設定して監視できます。詳細は、Talend Administration Centerユーザーガイドをご覧ください。