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Talend Studioで初めて共有モデルを有効化

管理者ユーザーは、Talend Studioのアップデートを適用し、すべての機能をインストールし、共有モードを有効にできます。

このタスクについて

共有モードを有効にできるのは管理者ユーザーのみです。

手順

  1. Talend Studioインストールディレクトリーの下で、該当する.iniファイルを開きます。
  2. 次の2行を追加し、Talend Studioの機能パッケージとアップデートのリポジトリーのURLを指定します。
    -Dtalend.studio.p2.base=<base-url>
    -Dtalend.studio.p2.update=<update-url>

    <base-url>は機能パッケージのリポジトリーのURLであり、<update-url>は適用するアップデートのリポジトリーのURLです。

  3. Talend Studioのアップデートを適用し、全機能をインストールするためには、Talend Studioインストールディレクトリーの下でcommandline-linux_upgrade.shファイルを実行します。
  4. Talend Studioを起動し、ローカルプロジェクトを作成して開きます。
  5. Talend Studioを再起動し、[Manage Connections] (接続を管理)ダイアログボックスを開きます。
  6. [Delete Existing Project(s)] (既存プロジェクトを削除)をクリックします。
  7. ポップアップダイアログボックスで、先ほど作成したローカルプロジェクトを選択し、OKをクリックして削除します。これによってプラグインが完全に初期化されます。
  8. <studio>/configuration/config.iniファイルに次の2つのパラメーターを追加するか、アップデートします:
    osgi.configuration.area=@user.home/studio/configuration
    osgi.instance.area=@user.home/studio/workspace

    この2つのプロパティによって、各共有ユーザーごとにTalend Studioの設定とワークスペースが指定されます。

  9. Talend Studioインストールディレクトリーの下にあるp2フォルダーを、新しい名前(この例ではp2_bak)に変更します。
  10. <studio>/p2/org.eclipse.equinox.p2.engine/profileRegistryというディレクトリーを作成します。

次のタスク

管理ユーザーが共有モードを有効にした後は、各ユーザーは共有モードに入ることができます。
  1. Talend Studioインストールディレクトリーの下にあるp2_bakフォルダーを@user.home/studioフォルダーにコピーし、コピーしたp2_bakフォルダーの名前をp2に変更します。
  2. <studio>/configurationの下にある次のフォルダーとファイルを、osgi.configuration.areaパラメーターを使って定義されているフォルダー(この例では@user.home/studio/configuration)にコピーします。
    • .settingsフォルダー
    • org.eclipse.equinox.simpleconfiguratorフォルダー
    • org.eclipse.updateフォルダー
    • talendフォルダー
    • config.iniファイル
  3. <studio>/licenseファイルを、osgi.configuration.areaパラメーターを使って定義されているフォルダー(この例では@user.home/studio/configuration)にコピーします。
  4. Talend Studioを起動します。

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