Talend Installerを使って簡易サーバーインストールを実行
始める前に
- 必要なファイルをすべてダウンロードします。詳細は、Talend Installerの固有の前提条件をご覧ください。
- デフォルトポートがすべて開いていることを確認します。詳細は、プロキシとファイアウォールの許可リスト情報をご覧ください。
- マシンにインストールされているMongoDBのインスタンスが1つだけであることをご確認ください。
組み込みのMongoDBデータベースを使用する場合は、マシンにインストールされるMongoDBの他のインスタンスがないことをご確認ください。
- distファイルがTalend Installerファイルと同じディレクトリーにあることを確認します。お持ちのライセンスに応じて、このファイルの名前はTalend-Tools-Installer-YYYYYYYY_YYYY-VA.B.C-linux64-installer.runかTalend-Installer-YYYYYYYY_YYYY-VA.B.C-linux64-installer.runとなります。
手順
-
インストーラーを実行します。
- Talend Installerをデスクトップから実行する場合は、まずスーパーユーザーとしてログインし、Talend Installer実行ファイルを作成してダブルクリックします。
- コマンドラインからTalend Installerを実行するには、Talend Installerファイルを実行可能ファイルにして実行します。その操作のためには以下のコマンドを実行します。
chmod +x <Talend-Installer>.run ./<Talend-Installer>.run
情報メモヒント: サービスとしてTalendサーバーモジュールをインストールするには、[Select Components] (コンポーネントを選択)設定ウィンドウで、Talend Server Servicesを選択します。
- 使用許諾契約書に同意します。
- Talend製品をインストールするディレクトリーを選択します。
- インストールスタイルリストからEasy Install (簡単インストール)、インストールタイプリストからServer(サーバー)を選択します。
- ライセンスファイルを追加します。
- 使用するデータベースに基づいてTalend DQ Portalを設定します。
- インストールを開始します。
- インストールの完了後は、distファイルを削除してディスク容量を節約することもできます。
-
wrapper.java.additional.16 = -Dorg.bonitasoft.platform.setup.folder=<$BonitaInstallDir>/setupという行を、<$BonitaInstallDir>がMDM Workflow Serverのインストールディレクトリーである <$BonitaInstallDir>/TalendServices/conf/wrapper.confというファイルに追加します。
タスクの結果
モジュールは英語でインストールされています。
Talend Dictionary Serviceの監査機能は有効です。
Talend Installerによりusedports.txtファイルが作成され、Talend サーバーモジュールで使用されるポートがすべてここに表示されます。
ユーザー名がtds-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Stewardship用にMongoDBで自動的に作成されます。
ユーザー名がdataprep-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Preparation用にMongoDBで自動的に作成されます。
Talend Installerにより、MongoDBインストールフォルダーのルートにAdminUser.txtファイルが生成されます。管理者権限を持つユーザーの認証情報がクリアテキストでここに含まれています。このファイルへのアクセスを制限することをお勧めします。