Dynamic Engine v0.21.0リリース
Dynamic Engine v0.21.0ではデータサービスとルートの実行がサポートされ、来歴データの収集が可能になりました。Kubernetes 1.28以降と互換性があり、バージョン0.19.0以降の標準的なアップグレード手順に従います。
データサービスジョブとルートのサポートは、EAP (早期導入者プログラム)ユーザーのみに提供されます。リリース情報
- リリース名: Dynamic Engine 0.21.0 (R2025-04)
- リリース日: 2025年5月2日
- 互換性: Kubernetes v1.28以降
アップグレード情報
- 完全な再インストールは不要
- 大幅な変更点なし
- 通常のアップグレード手順を適用
アップグレードに関する特記事項
バージョン 0.21.0は、バージョン0.19.0以降の標準的なアップグレードプロセスをサポートしています。ただし、0.19.0より前のバージョンからアップグレードするユーザーには別の手順が必要となります。0.19.0より前のバージョンからアップグレードする場合は、環境リソースの完全な再インストールが必要です。具体的な手順については、Dynamic Engine v0.19.0へのアップグレードに関するガイドラインをご覧ください。
主な改善点
- DPE-17: Dynamic Engineでデータサービスとルートを実行するためのサポートが追加されました(プライベートベータ版、EAPユーザーのみ有効)。
- DPE-851: Dynamic Engineで来歴データの収集が有効化されました。
含まれているサービス
サービス | チャートのバージョン | 画像のバージョン | 機能 |
---|---|---|---|
engine-operator | 該当せず | 0.17.2 | インフラストラクチャー |
reloader | 1.3.0 | 1.3.0 | インフラストラクチャー |
engine-config-manager | 2.0.0 | 1.2.0 | [Pairing] (ペアリング) |
di-job-deployer | 1.16.0 | 2.15.0 | ジョブのデプロイメント |
di-job-controller | 1.7.0 | 2.12.0 | ジョブ実行 |
di-job-restore-orphans | 該当せず | 1.10.0 | ジョブのクラッシュリカバリー |
log-collector | 1.0.1 | 1.1.0 | ジョブ、サービス、ルート、およびコンポーネントのメトリクスとログ |
docker-registry | 2.2.3 | 2.8.1 | インフラストラクチャー |
data-service-route-deployer 情報メモ注: EAPユーザー専用
|
0.11.0 | 1.2.0 | データサービスとルートの実行 |