Talend Cloudでのプロジェクト管理
Talend Cloudは、開発プロジェクトを一元的に定義・管理し、それらのプロジェクトへのアクセスを提供するエレメントで構成されています。
ユーザーがTalend Studioにログインするとこの情報が解釈され、該当するプロジェクトが使用できるようになります。次のエレメントによってこの操作が容易になります:
エレメント | 説明 |
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[User] (ユーザー) | Talend Cloudにアクセスするために作成されたメールアドレスによって識別されます。 |
ロール | ロールを定義するために権限がグルーピングされます。事前定義されたロールのリストが既に存在しますが、カスタムロールの作成も可能です。Talend Cloudへのアクセスを許可するには、少なくとも1つのロールがユーザーに割り当てられている必要があります。 |
グループ | ユーザーの集まり。 |
プロジェクト | ソースリポジトリーへのアクセス権を提供します。プロジェクトへのアクセス権を与えるために、ユーザーとグループが共同作業者として割り当てられます。ユーザーのロールによってプロジェクトの権限が決まります。 情報メモ注: Talend Cloud Pipeline Designerではプロジェクトを使用できません。
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次の図は、上記で説明されているエレメントを使用するTalend Cloud内のプロジェクトのコンセプトを示す例です。

ユーザーに[Operator] (オペレーター)ロールとTalend Studioの[Integration Developer] (統合開発者)ロールが与えられ、共同作業者としてプロジェクトに追加されている場合は、Talend Studioにプロジェクトが表示されます。