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キャンペーンとタスク

Talend Data Stewardship の主な作業単位は、キャンペーンとタスクです。

キャンペーンとは

キャンペーンはキャンペーン所有者が作業する主な単位となります。これには、キャンペーンの所有者による判断が必要な設定アセットがすべて含まれます:
  • どんなタスクか(データ構造、検証の制約など)

  • データスチュワードは、キャンペーンタスクを解決するために何を行う必要があるか(タスクの種類)

  • キャンペーンタスクではどのデータスチュワードが作業するか(キャンペーン参加者)

  • データスチュワードはキャンペーンタスクを解決するためにどのように協力するか(キャンペーンワークフロー)

アービトレーション、レゾリューション、グルーピングおよびマージングを含むいくつかのキャンペーンタイプがサポートされています。キャンペーンには同種タイプのタスクが含まれます。タスクのタイプにより、データスチュワードがタスクを解決するために行う内容が定義されます。

キャンペーンは1名以上のキャンペーン所有者が所有できます。

タスクとは

タスクはデータスチュワードが作業する主な単位となります。タスクはキャンペーンに属し、データスチュワードに割り当てられます。タスクにはキャンペーンで定義されたワークフローに基づき、異なる状態を経由するライフサイクルが存在します。

タスクが作成された段階では、キャンペーン所有者がtDataStewardshipTaskOutputコンポーネントで使用されているパラメーターを使って特定のデータスチュワードへの割り当てを決定しない限り、当初は未解決で未割り当てのキャンペーンに含まれています。

キャンペーンで定義されたワークフローに基づいて異なる状態を経由するライフサイクルがタスクに設定されています。現在の割り当て先のユーザーがタスクに何らかの変更を実行すると、タスクは解決済み状態に到達するまでワークフローの次のステップに移ります。タスクのタイプにより、データスチュワードがタスクを解決するために行う内容が定義されます。

Talend Data Stewardshipでは次を含むいくつかのタスクタイプがサポートされています:
  • アービトレーションタスク: 権限のあるデータスチュワードに対して、キャンペーン所有者が定義したアービトレーションの選択項目のリストの中から選択したラベルを割り当てることを許可します。アービトレーションタスクの結果として、データスチュワードによりアービトレーションの選択が行われます。

  • レゾリューションタスク: 権限のあるデータスチュワードがデータレコードの1つまたは複数のフィールドを修正することを許可します。レゾリューションタスクの結果として、データスチュワードにより修正されたレコードがまとめられます。

  • マージングタスク: 権限のあるデータスチュワードが複数の潜在的に重複するソースレコードを1つのレコード (ゴールデンレコード) にマージすることを許可します。マージングタスクの結果として、データスチュワードによりゴールデンレコードが生成されます。

    ソースレコードは同じソース(データベース重複除去)または異なるソース(データベース照合)から取得できます。

  • グルーピングタスク: 権限のあるデータスチュワードが、レコードのペアまたはグループで関係を検証することを許可します。グルーピングタスクの結果として、レコードのリストが互いに関連付けられます。

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