Talend Data Stewardshipのアーキテクチャー
このアーキテクチャー図は、Talend Data Stewardshipの機能ブロックおよび相互関係について説明しています。
この図は大きく次の3つに分かれています:
クライアント
クライアントブロックにはWebブラウザーとTalend Studioが含まれています。
- WebブラウザーからTalend Data Stewardshipにアクセスできます。ここでは、キャンペーン所有者およびデータスチュワードがキャンペーンおよびタスクを管理します。
- Talend Studioでキャンペーン所有者は、tDataStewardshipTaskOutput、tDataStewardshipTaskInput、tDataStewardshipTaskDeleteのジョブを使用して、Talend Data Stewardshipで作成されたキャンペーンのタスクをロード、取得、削除できます。
サーバー
- Talend Administration Centerでキャンペーン所有者は、ロール、ユーザー、プロジェクト、ライセンスを管理できます。
- Talend Data Stewardshipでは、キャンペーン所有者はデータアセットを管理し、データのキュレーション、調停、または検証に関する共同作業が必要な場合には、データのやり取りを整理します。
- Talend Dictionary Serviceでキャンペーン所有者は、Talend Data Stewardshipで開いた時にデータの各カラムに適用されるセマンティックカテゴリーを追加、削除、変更できます。
Kafkaサーバーは、データモデルの変更、キャンペーンでのデータモデルの使用、タスクに対する監査アクション、Talend Dictionary Serviceを使用したセマンティックカテゴリーの管理など、アプリケーションのすべてのイベントにおけるメッセージの交換に使用されます。
データベース
データベースブロックには、Talend Administration CenterとMongoDB データベースで使用されるデータベースが含まれています。
Administration (管理)データベースはユーザーアカウントと権限を管理するために、Audit (監査)データベースはTalend Studioに導入されたジョブのさまざまな側面を評価するために、Monitoring (監視)データベースは技術的なプロセスとサービスコールの実行を監視するためにそれぞれ使用できます。
キャンペーンとタスクは1つのMongoDBに保管され、セマンティックタイプは2番目のMongoDBに保管されます。コンピューターに直接保存されるものは何もありません
Talend Data StewardshipとTalend Dictionary Serviceの間で同じMongoDBを共有できます。このような場合は、MongoDBインスタンスで2つのデータベースが必要です。