データモデルにより管理対象データの構造が決定されます。データモデルはデータの構文とセマンティックの検証に使用されます。
データモデルにリスト表示される各属性にロールごとのアクセス許可を定義できます。
[Data Model] (データモデル)リストでは、定義されているすべてのデータモデルにアクセス権が付与されます。
この種のアクセスは、データスチュワードが情報を調べて判断を下す必要があるものの、値を変更してはならない場合、たとえば、スチュワードが表示する一意の識別子が、他のエンティティにリンクしている場合、または信頼できることが判明しており、変更するべきでないデータを表示する場合に便利です。
属性の非表示の機能は、情報の機密性が高い場合や、財務情報などの情報をデータスチュワードに見せたくない場合に便利です。非表示にする属性の別の例としては技術識別子など、スチュワードにとっては単にノイズであっても、タスクの一部としてプロパゲートする必要のある項目があります。
この場合、すべての参加者がデータ構造内のすべての属性にアクセスして変更できますが、[Price] (価格)カラム内の値は例外となります。この値については、Price validatorロールを割り当てられたデータスチュワードのみが読み取り/書き込みのアクセス権を持ちます。
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