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フルネームの部分を抽出

Extract full name partsファンクションを使用して、フルネームを構成するさまざまな部分をそれぞれのカラムに抽出できます。

このタスクについて

フルネームが含まれているカラムに適用されるこのファンクションによって、内部でトレーニングされた機械学習モデルを通じ、敬称、ファーストネーム、ミドルネーム、ラストネーム、サフィックス、ニックネームに関する情報を抽出できます。また、そのモデルに基づいて、抽出プロセスの信頼性がわかるトラストスコアも追加されます。

この例では、オンラインサービスのサブスクライバーに関する情報(フルネーム、またはサブスクリプションの日付など)を含むデータセットを受け取ったという想定です。ただし、このデータをCRMソリューションにエクスポートする必要があり、フルネーム形式はこのタスクには向いていません。CRMの想定される形式に合わせるには、顧客名の各部を専用のカラムに表示する方がよいと考えます。これを実現する処理は、Extract full name partsファンクションを、顧客名が含まれているカラムに適用するだけです。

データセットにオンラインサービス加入者に関する情報が含まれている状態。

手順

  1. [Name]カラムのヘッダーをクリックしてその内容を選択します。
  2. ファンクションパネルにExtract full name partsと入力し、表示される結果をクリックして、関連するファンクションのオプションを開きます。
    [フルネームの部分を抽出]パネルが開かれている状態。
  3. 抽出するカテゴリーをすべて選択します。
    この例では、すべてのチェックボックスをオンのままにしておきます。各カテゴリーが新しいカラムに抽出されます。
  4. [Submit] (送信)をクリックします。

タスクの結果

フルネームの部分だったさまざまな情報が抽出され、新しいカラムに別々に表示されます。データはこれで適切な形式になりました。これは、将来CRMソリューションにエクスポートしたり、フィルターを適用してデータセットを使って作業を進めたりする場合でもはるかに実用的です。
データセットにオンラインサービス加入者に関するフォーマット化済み情報が含まれている状態。
情報メモヒント: このトランスフォーメーションは例に基づいてデータを自動的にフォーマットするファンクションを使用することでも行えます。

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