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サバイバー検証フローの定義

このタスクについて

入力データを設定してグルーピングしたら、tRuleSurvivorshipを使用してサバイバー検証フローを作成する必要があります。そのためには、次の手順に従います。

手順

  1. tRuleSurvivorshipをダブルクリックして、[Component] (コンポーネント)ビューを開きます。
  2. [Group identifier] (グループid)フィールドに[GID][Group size] (グループサイズ)フィールドに[GRP_SIZE]を選択します。
  3. [Rule package name] (ルールパッケージ名)フィールドに、対象となるサバイバー検証フローを定義するために作成する必要があるルールパッケージの名前を入力します。この例では、この名前はorg.talend.survivorship.sampleになります。
  4. [Rule table] (ルールテーブル)で[+]ボタンをクリックして、必要な数の行を追加し、対応するルール定義を使用して入力します。この例では、10行を追加し、以下の表を使用して入力します:

    [Order] (順序)

    [Rule name] (ルール名)

    [Reference column] (参照カラム)

    ファンクション

    [Target column] (対象カラム)

    [Sequential] (連番)

    "1_LengthAcct"

    [acctName] (アカウント名)

    ".length >11"

    [acctName] (アカウント名)

    [Sequential] (連番)

    "2_LongestAddr"

    [addr] (住所)

    [Longest] (最長)

    該当なし

    [addr] (住所)

    [Sequential] (連番)

    "3_HighCredibility"

    [credibility] (信頼性)

    "> 3"

    [credibility] (信頼性)

    [Sequential] (連番)

    "4_MostCommonCity"

    [city] (都市)

    [Most common] (最も共通)

    該当なし

    [city] (都市)

    [Sequential] (連番)

    "5_MostCommonZip"

    [zip] (Zipコード)

    [Most common] (最も共通)

    該当なし

    [zip] (Zipコード)

    [Multi-condition] (複数条件)

    該当なし

    [zip] (Zipコード)

    [Match regex] (正規表現にマッチ)

    "\\d{5}"

    該当なし

    [Multi-target] (複数ターゲット)

    該当なし

    該当なし

    該当なし

    該当なし

    [state] (州)

    [Multi-target] (複数ターゲット)

    該当なし

    該当なし

    該当なし

    該当なし

    [country] (国)

    [Sequential] (連番)

    "6_LatestPhone"

    [date] (日付)

    [Most recent] (最も直近)

    該当なし

    [phone] (電話)

    [Multi-target] (複数ターゲット)

    該当なし

    該当なし

    該当なし

    該当なし

    [date] (日付)

    ルール名に特殊文字を使用しないでください。特殊文字を使用すると、ジョブが正しく実行されない場合があります。
    ルールは上から順に実行されます。[Multi-condition] (複数条件)ルールは5_MostCommonZipルールの条件の1つになっており、最も良く見られるZipコードはルールに準拠する5桁の数字になります。zipカラムは、5_MostCommonZipルールのターゲットカラムで、その下の2つの[Multi-target] (複数ターゲット)ルールにより、別の2つのターゲットカラム、statecountryが追加されるため、zipstatecountryカラムがベストオブブリードデータのソースになります。そのため、Zipコードが検証されると、これら3つのカラムの対応するレコードフィールドの値が選択されます。
    [Sequential] (連番)ルール6_LatestPhoneにも同じことが当てはまります。日付の値が検証されると、対応するレコードフィールドの値が[phone]および[date]カラムから選択されます。
    情報メモ注:

    この表のフィールドが該当なしとなっている場合、対応する[Order]タイプまたは[Function]タイプを選択してもフィールドは使用できません。tRuleSurvivorship[Basic settings] (基本設定)ビューの[Rule table] (ルールテーブル)では、これらの使用できないフィールドはグレーアウトされます。このルールの表の詳細は、このtRuleSurvivorShipセクションの冒頭にあるプロパティの表をご覧ください。

  5. [Generate rules and survivorship flow] (ルールおよびサバイバーシップフローの生成)の横にあるアイコンをクリックして、定義した内容のルールパッケージを生成します。
    処理が済むと、ルールパッケージはTalend Studio[Repository] (リポジトリー)[Metadata] (メタデータ) > [Rules Management] (ルール管理) > [Survivorship Rules] (サバイバーシップルール)ディレクトリーに生成されています。そこで、このサンプルで新規作成したサバイバー検証フローを開き、ダイアグラムを読み取ります。詳細は、サバイバーシップルールパッケージを管理をご覧ください。

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