JSONスキーマのサポート
このセクションでは、JSONスキーマのエレメントのサポートレベルがリスト表示されています。
JSONスキーマの詳細は、https://json-schema.org/specification.htmlをご覧ください。
完全にサポートされたエレメント
- 基本タイプ: null、boolean、object、array、number、integer、string。
- 混合タイプ: たとえば、"type": ["string", "null"]。
- 定義されたタイプ: $defsと$definitions
- allOfとoneOf
- itemsとprefixItems
- maxLengthとminLength
- maxItemsとminItems
- required
- 形式: date-time、date、time
制限付きでサポート
エレメント | 制限事項 |
---|---|
参照: $id、$anchor、$ref | $refを使用したJSONスキーマへの外部参照はプロトコルファイルとHTTP/HTTPSでのみ機能します。HTTPの場合、プロキシやセキュリティのパラメーターは用意されていません。外部参照ではなく、同じドキュメント内ですべての参照を行う複合JSONスキーマを使用することをお勧めします。 |
anyOf |
anyOfは複数の代替項目がある場合にoneOfとして扱われ、それ以外の場合にallOfとして扱われます。 |
再帰的スキーマ |
再帰的スキーマはサポートされています。ただし、使用されすぎるとTalend Data Mapperストラクチャーのパフォーマンスに影響することがあります。除外する再帰的スキーマは、 で定義できます。詳細は、表記の環境設定をご覧ください。 |
patternProperties | patternPropertiesはキー/値のペアのマップグループに変換されています。同じオブジェクトにプロパティが存在しない場合のみ変換が行われ、そうでない場合、patternPropertiesは無視されます。patternPropertiesの正規表現値は無視されます。 |
enumとconst | enum値とconst値はプリミティブ型であることが必要です。enumでは混合タイプがサポートされていません。値はすべて同じタイプでなければなりません。 |
サポート対象外
- NOT
- if、then、else
- dependentSchemasとdependentRequired
- 拡張子(仕様で定義されていないキーワード)と$vocabulary
- $dynamicRefと$dynamicAnchor
- $vocabulary
- contains
- additionalProperties: 常にfalse
- propertyNames
- unevaluatedItemsとunevaluatedProperties
- 出力形式
- multipleOf
- maximumとminimum
- exclusiveMaximumとexclusiveMinimum
- パターン
- uniqueItems、maxContains、minContains
- maxPropertiesとminProperties
- readOnly、writeOnly、examples