命名規則
ストラクチャーとマップの命名規則
ストラクチャーとマップは、XMLファイルとしてファイルシステムに保存されます。したがって、これらはベースとなるファイルシステムの命名規則に従います。
ただし実際には、ストラクチャーとマップの命名規則は次のコンテキストによって異なります。
- ストラクチャーやマップの作成: 新しいストラクチャーまたはマップを作成すると、その名前は標準的なファイル命名規則に従います。たとえばWindowsでは、名前に空白やフランス語の文字などの特殊文字を含めることができます。ただし、 従うべき特定のルールがあります。
- 次の特殊文字は使用できません: スラッシュ(/)、アンパサンド(&)、コンマ(,)
- ファイル名の先頭をピリオド(.)にしないでください。先頭をピリオドにすると、ファイルは非表示になり、Talend Studioリポジトリービューに表示されません。
これらのルールはストラクチャーまたはマップの作成時に重要です。- ブランクスペースまたは特殊文字は避けてください。
- ファイル名の先頭に数字を使用しないでください。
- 空白はアンダースコアに置き換えてください。
- ストラクチャー名やマップ名の変更: ストラクチャーやマップが作成されるとすぐに名前変更の規則が変わり、Talend Studioの規則に従うようになります。Studioでは命名規則がより制限的です。名前には英数字とアンダースコア(_)のみ使用できます。
エレメントの命名
ストラクチャーまたはマップのエレメントは、次のXML命名規則に従います。
- エレメント名では大文字小文字が区別されます。
- エレメント名の先頭は文字またはアンダースコアにしてください。
- エレメント名には、文字、数字、ハイフン、アンダースコア、ピリオドを含めることができます。
- エレメント名に空白は使用できません。
ただし、名前の先頭をフレーズ、xml、XML、Xmlなどにすることを禁じるXML命名規則は実装されません。そのため、Talend Data Mapper内のエレメントにxmlという名前を付けることはできます。
ネームスペースコンテナー
ネームスペースコンテナーはストラクチャーおよびマップと同じ命名規則に従います。
サンプルデータ
サンプルデータは、ベースとなるプラットフォームのファイルの命名規則に従う必要のあるファイルです。