ReadMessage
内包するESBからメッセージをマップエレメントに読み取ります。
ReadMessageファンクションはI/O式としてのみ使用できます。読み取るデータを含めるには、このファンクションをエレメントのI/O式として指定します。メッセージの内容がマップ実行の際に読み取られ、I/O式を含むエレメントと下位エレメントの値が入力されます。
[Reading Message Properties] (メッセージプロパティの読み取り) - メッセージに関連付けられているプロパティにアクセスする場合に、そのようなプロパティをマップエレメントへ読み取らせることができます。そのためには、最初の子マップエレメントでReadMessageProperties I/Oファンクションを指定し、/Builtin/Structures/Propertiesストラクチャーを継承し、ループにする必要があります。メッセージが読み取られると、このストラクチャーのプロパティエレメントにプロパティの名前と値が挿入されます。
このファンクションを複数のマップエレメント使用し、複数のメッセージを読み取ることができます。このファンクションの使用をネストすることはできません。つまり、マップエレメントにI/O式が含まれている場合、下位のマップエレメントにI/O式を含むことはできません。
このファンクションは[IO/Database] (IO/データベース)タブでのみ使用できます。
引数
Start Offset | エレメントのバイトオフセットを指定します。指定されていない場合、オフセットは0となります。 |
Length | エレメントで読み取るバイトの数を指定します。指定されていない場合はすべてのバイトが読み取られます。 |
プロパティ
Representation | このエレメントの処理で使用する表記を選択します。このエレメントを継承するストラクチャーで複数の表記が存在する場合に使われます。 |
Endpoint | メッセージの取得場所を特定できるよう、内包するESBにとって意味のあるエンドポイント名を入力します。 |