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ステップ2: マッピングと変換

このステップでは、tMapコンポーネントを使って入力ファイルからのデータを変換します。

tMapコンポーネントが処理できる操作は次のとおりです。

  • 複数の入力および出力
  • 参照の検索(単純、直積集合、前方一致、後方一致など)
  • 結合(内部、外部)
  • 変換
  • リジェクト
  • その他

手順

  1. リンクを右クリックし、[Delete] (削除)オプションを選択して、2つのコンポーネント間のリンクを削除します。次に、ProcessingコンポーネントグループのtMapをその間に配置し、その後に入力コンポーネントをtMapにリンクさせます。
  2. [Row] (行) > [Main] (メイン)リンクを使い、tFileInputDelimitedコンポーネントをtMapコンポーネントに接続させます。
  3. tMapコンポーネントを右クリックし、[Row] (行) > [*New Output* (Main)] (*新規出力* (メイン))を選択して、tLogRowコンポーネントをクリックします。ダイアログボックスにout1と入力して、リンクを実装します。論理的には(スキーマのバックプロパゲーションのため)ここでメッセージボックスが表示されますが、[No] (いいえ)をクリックして無視します。
  4. 次にtMapをダブルクリックし、そのインターフェイスにアクセスします。
    左側には、入力ファイル(row1)のスキーマ(説明)が表示されます。右側には、出力スキーマ(out1)が表示されます。
  5. [Firstname] (名)カラムと[Lastname] (姓)カラムを、画面下部に示された[Name] (名前)カラムにドロップします。次に、[Address] (住所)カラムと[City] (都市)カラムを各行にドロップします。
    カラムのマッピングの結果。
  6. カラムで次の変換を実行します:
    • [Name] (名前)カラムの式をrow1.Firstname + " " + row1.LastNameに変更します。これによって、FirstnameカラムとLastnameカラムが連結します。
    • [Address] (住所)カラムの式をrow1.Address.toUpperCase()に変更します。これによって、住所テキストが大文字に変換されます。
  7. out1テーブルから[Lastname] (姓)カラムを削除し、残りのカラムの長さを増やします。それには、tMapエディターの下部にある[Schema Editor] (スキーマエディター)に移動し、以下のようにします:
    [Schema Editor] (スキーマエディター)のスクリーンショット。
    1. スキーマから削除するカラムを選択し、十字アイコンをクリックします。

    2. 長さのサイズを増やす必要のあるカラムを選択します。

    3. [Length] (長さ)カラムに、長さサイズを入力します。この例では、残りの各カラムの長さを40に変更します。

    情報メモ注: 顧客の名と姓が連結されるため、フルネームのサイズに適合するように、名前カラムの長さを伸ばす必要があります。[City] (都市)カラムでは変換が行われません。
  8. [OK]をクリックして変更を確認し、マップエディターインターフェイスを閉じます。
  9. ジョブを実行します。
    ジョブの実行に成功した後のコンソールのスクリーンショット。

タスクの結果

住所は大文字で表示され、名と姓が同じカラムに一緒に表示されています。

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