互換性があるデータベース
Talend Data Catalogで使用できるサポート対象のデータベースに関する情報は次のとおりです。
このドキュメンテーションで使用されている用語は次のとおりです。
- 推奨: 経験とカスタマー事例に基づいてTalendにより推奨される環境を示します。
- サポート: リストされているコンポーネントまたはサービスの使用においてサポートされる環境を示します。
- 制限付きでサポート: メモで説明されている特定の条件付きでTalendによってサポートされる環境を示します。
サポートタイプ | データベース(64ビット) | メモ |
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推奨 | Oracle 12c、18c、19c 3 | - |
サポート | Microsoft SQL Server 2008 R2~2019 1 | - |
PostgreSQL 13.3以降1 2 | - | |
サポート | PostgreSQL 13.3 | 開発、テスト、デモを目的として組み込まれているため、本番環境には適していません。 情報メモ注: Talendは組み込みPostgreSQLデータベースに対するサポートを提供していません。PostgreSQLのヘルプとサポートについては、https://www.postgresql.org/support/をご参照ください。
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1 Amazon RDSはサポートされています。
2 Aurora PostgreSQL RDSはサポートされていません。
3 ノード間の自動負荷分散(1つのノードへの書き込みが他のノードに複製されること)が設定されている場合、Oracle Real Application Clusters (RAC)はサポートされません。Oracle RACは、あるノードから別のノードへのフェイルオーバーを適切に設定すれば動作することがあります。
Talend Data Catalogデータベースサーバーは、既存のOracle、SQL Server、PostgreSQLのサーバーを再利用できます。
Oracleで既存のデータベースを再利用する場合
- データベースの文字セットはAL32UTF8 (UTF8)であることが必要です。
- インストールされているOracleエディション/バージョンは次の方法でチェックできます。
sqlplus.exe SYS@<DB-NAME> as SYSDBA select banner from v$version where BANNER like '%Edition%';
- Oracleデータベースで実際に使用できるメモリの量を確認する場合は、Oracleのメモリの設定と使われ方のしくみをご参照ください。
- 使用できるシステムグローバル領域(SGA)メモリは次の方法でチェックできます。
sqlplus.exe SYS@<DB-NAME> as SYSDBA show sga; select * from v$sga; select * from v$sgainfo;
- 使用できるプログラムグローバル領域(PGA)メモリは次の方法でチェックできます。
sqlplus.exe SYS@<DB-NAME> as SYSDBA select * from v$pgastat;
- 使用できるシステムグローバル領域(SGA)メモリは次の方法でチェックできます。
- Oracleデータベースで使用できるCPU/コアの処理量を確認する場合は、v$parameterテーブルでcpu_countの値をクエリーするか、v$licenseテーブルで次のようにクエリーします。
sqlplus.exe SYS@<DB-NAME> as SYSDBA select * from v$license;
Microsoft SQL Serverで既存のデータベースを再利用する場合
- SQL Serverのクラウドバージョンに関しては、Microsoft Azure SQL DatabaseとVirtual Machines上のSQL Serverが動作できます(正しく設定されている場合)。詳細は、Microsoft SQL Serverでデータベースを設定をご覧ください。
- RDS for SQL Serverは、ストアドプロシージャーアセンブリをデプロイするためにUNSAFEアセンブリ権限を付与することが(ドキュメントによると)できないため、使えません。詳細は、Microsoft SQL Serverでデータベースを設定をご覧ください。
- 大文字と小文字を区別しない方法でSQLを解釈するようにデータベースを設定済みであることが必要です。大文字と小文字を区別しない照合は、Latin1_General_CI_ASとしてください。
- 最新のMicrosoftパッチを適用済みであることが必要です。
PostgreSQLで既存のデータベースを再利用する場合
- libxmlが必要です。これを使ってPostgreSQLを再ビルドしなければならない場合があります。
データベースのインストール、セットアップ、アンインストールにはデータベース管理者の権限が必要です。
一般的に、Talend Data Catalogデータベースを作成する前に特定のデータベースバージョンの最新のサービスパックをインストールしておくことが常に必要です。
小規模なデプロイメント
ソフトウェアパッケージには、小規模なデプロイ向けのTalend Data CatalogデータベースサーバーとしてPostgreSQLデータベースがバンドルされており、Talend Data Catalogアプリケーションサーバーと同じマシンで実行できます。