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ボックス プロット

ボックス プロットは数値データ グループの範囲および分布の比較に適しており、ひげ付きのボックスと中央の中心線によって描かれます。ひげは、外れ値を除外した場合の上限値と下限値を表します。

ボックスの開始点と終了点、およびいくつかのプリセット値を含むひげの範囲を定義できます。または、数式を使用して独自の設定を定義できます。

ボックス プロット。

  1. 最初のひげ
  2. ボックスの開始
  3. 中心線
  4. ボックスの終了
  5. 最後のひげ
ヒント メモボックスにマウスを合わせると、ボックス プロット要素のそれぞれの値を示したポップアップが表示されます。

使用に適しているケース

ボックス プロットは数値データ グループの範囲および分布の比較に適しています。

長所: ボックス プロットでは、大量のデータを整理し、外れ値を視覚化します。

短所: ボックス プロットでデータ分布の概要を処理するため、データの詳細な分析には不適切です。

ボックス プロットの作成

編集中のシートにボックス プロットを作成することができます。

ボックス プロットでは、1 つまたは 2 つの軸と 1 つのメジャーを使用する必要があります。1 つの軸を使用する場合は、単一ボックスのビジュアライゼーションが表示されることになります。2 つの軸を使用する場合は、2 番目または外側の軸の各値で 1 つのボックスを取得することになります。

既定では、[標準 (テューキー)] プリセットが使用されます。

情報メモボックス プロットで計算軸を使用することはできません。
  1. アセット パネルから、空のボックス プロットをシートにドラッグします。
  2. 最初の軸を追加します。

    これはボックスを定義する内部の軸です。

  3. 2 番目の軸を追加します。

    これは、軸の目盛線上に表示されるボックスを定義する外側の軸です。

  4. [メジャーを追加] をクリックし、項目からメジャーを作成します。メジャーに集計が含まれている必要はありません。

ボックス プロットを作成したら、プロパティ パネルで外観やその他の設定を調整できます。

棒グラフを作成したら、プロパティ パネルで外観やその他の設定を調整できます。 スタイル指定に関する情報については、ボックス プロットのスタイル指定 を参照してください。チャートのスタイルの他の側面をカスタマイズに関する情報については、ビジュアライゼーションの外観の変更 を参照してください。

ボックス プロットのスタイル指定

プロパティ パネルの [スタイル] には、さまざまなスタイル オプションが用意されています。

チャートのスタイル指定をさらにカスタマイズするには、[外観] > [プレゼンテーション] で [スタイル指定] をクリックします。スタイル指定パネルの [一般] および [チャート] タブには、さまざまなセクションが表示されています。

各セクションの横にある をクリックすると、スタイルをリセットできます。[すべてリセット] をクリックすると、 [一般] および [チャート] の両方のスタイルをリセットします。

個々のビジュアライゼーションのスタイル指定に関する一般的な情報については、「 ビジュアライゼーションへのカスタム スタイル指定の適用」を参照してください。

テキストのカスタマイズ

[スタイル] > [基本設定] で、タイトル、サブタイトル、脚注のテキストを設定できます。これらの要素を非表示にするには、[タイトルを表示] をオフにします。

チャートの異なるラベルの可視性は、チャートごとの設定とラベル表示オプションによって異なります。これらはプロパティ パネルで構成できます。

チャートに表示されるテキストのスタイルを指定できます。

  1. プロパティ パネルで、 [スタイル] セクションを展開します。

  2. [スタイル] > [プレゼンテーション] で、[スタイル指定] をクリックします。

  3. [基本設定] タブで、次のテキスト要素のフォント、強調スタイル、フォント サイズ、色を設定します。

    • タイトル

    • サブタイトル

    • 脚注

  4. [チャート] タブで、次のテキスト要素のフォント、フォント サイズ、色を設定します。

    • 軸タイトル: 軸のタイトルのスタイルを決めます。

    • 軸ラベル: 軸のラベルのスタイルを決めます。

背景のカスタマイズ

チャートの背景をカスタマイズできます。背景は、色と画像で設定できます。

  1. プロパティ パネルで、 [スタイル] セクションを展開します。

  2. [スタイル] > [プレゼンテーション] で、[スタイル指定] をクリックします。

  3. スタイル指定パネルの [基本設定] タブでは、背景色 (単一色または数式) を選択でき、メディア ライブラリの画像を背景に設定することもできます。

    背景色を使用する場合は、スライダーを使用して背景の不透明度を調整します。

    背景画像を使用する際、画像のサイズや位置を調整できます。

境界線と影のカスタマイズ

チャートの境界線と影をカスタマイズできます。

  1. プロパティ パネルで、 [スタイル] セクションを展開します。

  2. [外観] > [プレゼンテーション] で、[スタイル指定] をクリックします。

  3. スタイル パネルの [一般] タブの [境界線] で、 [枠線] のサイズを調整してチャートの周囲の境界線を増減します。

  4. 境界線の色を選択します。

  5. [角の半径] を調整して、境界線の丸みを制御します。

  6. [一般] タブの [] で、影のサイズと色を選択します。 影を消す場合は、 [None] (なし) を選択します。

ボックス プロットの定義の変更

プロパティ パネルの [ボックス プロット要素] に表示される 3 つのプリセットの 1 つを使用して、ボックス プロットを定義できます。

  • 標準 (テューキー)

    このプリセットは、J. Tukey によるオリジナルのボックス プロット定義に基づいています。中心線は中央値 (第 2 四分位数) を表し、ボックスの開始点と終了点は第 1 四分位数と第 3 四分位数を表します。ひげの長さは、1、1.5 または 2 四分位範囲に設定できます。四分位範囲は、第 1 四分位数と第 3 四分位数の差を表します。

  • パーセンタイル ベース

    このプリセットは第 1 および第 3 四分位数を表すボックスの開始点と終了点、および中央値を表す中心線を使用しても定義されますが、ひげの長さはパーセンタイル ベースのひげの位置を設定することによって調節されます。

  • 標準偏差

    このプリセットは標準偏差に基づいており、中心線が平均値を表し、ボックスの開始点と終了点が 1 標準偏差分散を表します。ひげの長さは、複数の標準偏差値に設定できます。

また、カスタム ボックス プロットを定義し、数式を使用して各ボックス プロット要素の値を設定できます。

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