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Qlik Sense May 2024 の新機能

このセクションでは、Qlik Sense のビジネス ユーザー、分析クリエーター、データ統合者に、Qlik Sense Enterprise on Windows で利用可能な機能と改善点の概要を示します。

情報メモ

Qlik Sense 管理者は、Qlik Sense の管理者向けドキュメント セットの [新機能] セクションを確認する必要があります。

Qlik Sense 開発者は、Qlik Sense の開発者向けドキュメント セットの [新機能 (英語のみ)] セクションを確認する必要があります。

データとプラットフォーム

アプリのプリロード機能

Qlik Sense では、アプリのプリロードを構成およびスケジュールできる機能を利用いただけるようになりました。非常に要望の多かった機能であり、プリロード機能を使用することで、アプリケーション内のデータセットがほぼ即座に使用可能になり (特に大規模なアプリで有効)、エンドユーザーのエクスペリエンスが向上します。

これらのタスクの管理を直感的かつシームレスにするために、Qlik 管理コンソール 内に[Preload Tasks: Create, Edit & Delete] (プリロード タスク: 作成、編集、削除) の新しいサポート オプションが追加されました。

プリロード タスクの作成

ネストされたデータを含む Parquet ファイルの LOAD と STORE のサポート

Qlik Associative Engine には、Parquet ファイルを使用したネストされた項目へのロードと保存のサポートが含まれるようになりました。このサポートは、Qlik Sense とスクリプト エディターを使用してデータをロードおよび文字列化するときに使用できます。

Apache Parquet ファイルの処理

ビジュアライゼーションとダッシュボード

背景色の不透明度

カラーピッカーに不透明度コントロールが追加されました。この機能の追加により、スライダー機能を使用するオプションが新たに追加され、色の透明度を調整しやすくなりました。この機能は、次のようなユース ケースで便利に使用できます。

  • シートの背景を透かせて、表示するデータを目立たせます。

  • 積み上げチャートに上品さが加わります

16 進コードにこだわるユーザーも心配無用です。そちらも簡素化されています。今後は、「#」記号の有無にかかわらずコードを貼り付けることができるようになります。

ボタンの機能強化

[Go to Sheet: specify chart] (シートに移動: チャートを指定) のナビゲーション機能がボタンに追加されました。

以下に便利なユース ケースをご紹介します。

  • 特定のチャートへの移動

  • 単一ページのデザイン

  • セクションにジャンプ

  • トップに戻る

ボタンに新しい設定も追加され、実行時に数式を評価できるようになります。これにより、アクションに設定された値をチェーン内の将来のアクションに引き継ぐことができます。

ボタン

特定のチャートが強調表示されたシートに移動するボタンの追加

テーブルの改善

新しいストレート テーブルとピボット テーブルは、標準的かつ人気が高いため、引き続き改良を続けています。

ストレート テーブル:

  • 小さい列

  • URL リンク

ピボット テーブル:

  • 軸の制限

  • メジャーの形式

  • テキストの配置、軸、メジャーの値とタイトル

  • Null 値のスタイル指定メジャー

  • URL リンク

ストレート テーブルとピボット テーブルの両方で、軸の列内のクリック可能なリンクとして値を表示するオプションが追加されました。

ストレート テーブル (Visualization bundle)

ピボット テーブル (Visualization bundle)

シート ナビゲーション ボタンの移動

シートタイトルを非表示にしてもシート ナビゲーション ボタンは非表示にならず、選択バーで使用できるようになります。

シートのツールバーとヘッダーの非表示

コネクタ

SAP ODP コネクタ

Qlik Sense では、SAP システムからデータを取得する複数の方法を提供しています。このリリースでは、SAP ODP のサポートにより、既存のキャプチャ方法が強化されています。ODP コネクタは SAP ODP フレームワークへの接続を提供し、Extractors、CDS ビュー、BW オブジェクト、SAP HANA Information View などの複数のタイプのデータ アーティファクトからのデータ キャプチャを可能にします。

SAP ODP コネクタ (英語のみ)

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