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weekend - スクリプトおよびチャート関数

この関数は、date を含む暦週の最終日の最後のミリ秒のタイムスタンプに相当する値を返します。デフォルトの出力形式は、スクリプトに設定されている DateFormat です。

構文:  

WeekEnd(timestamp [, period_no [, first_week_day ]])

戻り値データ型: dual

weekend() 関数は、日付がどの週に該当するかを判断します。次に、その週の最後のミリ秒のタイムスタンプを日付形式で返します。週の最初の曜日は、 FirstWeekDay 環境変数によって決定されます。ただし、weekend() 関数ではこれより first_week_day 引数が優先されます。

引数
引数 説明
timestamp 評価する日付またはタイムスタンプ。
period_no shift は整数で、値 0 は date を含む週を示します。shift の値が負の場合は過去の週を、正の場合は将来の週を示します。
first_week_day

週の開始日を指定します。省略されている場合は、変数 FirstWeekDay の値が使用されます。

first_week_day には、0 が月曜日、1 が火曜日、2 が水曜日、3 が木曜日、4 が金曜日、5 が土曜日、6 が日曜日の値が考えられます。

システム変数の詳細については、FirstWeekDay を参照してください

使用に適しているケース

weekend() 関数は、ユーザーが指定した日付に週の残りの日数を使う計算を使用する場合に、数式の一部としてよく使われます例えば、その週にまだ発生していない利息の合計を計算したい場合などに使用できます。

次の例は下記の内容を推測します。

SET FirstWeekDay=0;

 

結果
weekend('01/10/2013') 01/12/2013 23:59:59 を返します。
weekend('01/10/2013', -1) 01/05/2013 23:59:59. を返します。
weekend('01/10/2013', 0, 1) 01/14/2013 23:59:59 を返します。

地域の設定

特に指定のない限り、このトピックの例では次の日付書式を使用しています: MM/DD/YYYY。日付書式は、データ ロード スクリプトの SET DateFormat ステートメントで指定されています。既定の日付書式は、地域の設定やその他の要因により、システムによって異なる場合があります。以下の例の書式は、要件に合わせて変更できます。または、これらの例に一致するようにロード スクリプトの書式を変更できます。

App の既定の地域設定は、Qlik Sense がインストールされているコンピューターまたはサーバーの地域システム設定に基づいています。アクセスしている Qlik Sense サーバーがスウェーデンに設定されてい場合、データ ロード エディターは、日付、時間、および通貨にスウェーデンの地域設定を使用します。これらの地域の書式設定は、Qlik Sense ユーザー インターフェースに表示される言語とは関係ありません。Qlik Sense は使用しているブラウザと同じ言語で表示されます。

 

週数と週番号の ISO 設定を希望する場合、スクリプトに必ず次を組み込むようにしてください。

Set DateFormat ='YYYY-MM-DD'; Set FirstWeekDay =0; // Monday as first week day Set BrokenWeeks =0; //(use unbroken weeks) Set ReferenceDay =4; // Jan 4th is always in week 1

US 設定を希望する場合、スクリプトに必ず次を組み込むようにしてください。

Set DateFormat ='M/D/YYYY'; Set FirstWeekDay =6; // Sunday as first week day Set BrokenWeeks =1; //(use broken weeks) Set ReferenceDay =1; // Jan 1st is always in week 1

上記の例では、weekend() 関数から次のような結果になります。

Weekend 関数の例
Date ISO week end US week end
2020 年 12 月 26 日 (土) 2020-12-27 12/26/2020
2020 年 12 月 27 日 (日) 2020-12-27 1/2/2021
2020 年 12 月 28 日 (月) 2021-01-03 1/2/2021
2020 年 12 月 29 日 (火) 2021-01-03 1/2/2021
2020 年 12 月 30 日 (水) 2021-01-03 1/2/2021
2020 年 12 月 31 日 (木) 2021-01-03 1/2/2021
2021 年 1 月 1 日 (金) 2021-01-03 1/2/2021
2021 年 1 月 2 日 (土) 2021-01-03 1/2/2021
2021 年 1 月 3 日 (日) 2021-01-03 1/9/2021
2021 年 1 月 4 日 (月) 2021-01-10 1/9/2021
2021 年 1 月 5 日 (火) 2021-01-10 1/9/2021
情報メモISO 列は日曜日、US 列は土曜日が週末となります。

例 1 – 基本的な例

例 2 – period_no

例 3 – first_week_day

例 4 – チャート オブジェクトの例

例 5 – シナリオ

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