RangeCount - スクリプトおよびチャート関数
RangeCount() は、指定した数式または項目に含まれる値の数を、テキストおよび数字の両方で返します。
構文:
RangeCount(first_expr[, Expression])
戻り値データ型: 整数
引数:
この関数の引数には、値のリストをそれ自体の中で返すレコード間関数が含まれます。
引数 | 説明 |
---|---|
first_expr |
データを含む数式または項目をカウントします。 |
Expression |
データの範囲を含むオプションの数式または項目をカウントします。 |
制限事項:
NULL 値はカウントされません。
例と結果:
例 | 結果 |
---|---|
RangeCount (1,2,4) | 3 を返します |
RangeCount (2,'xyz') | 2 を返します |
RangeCount (null( )) | 0 を返します |
RangeCount (2,'xyz', null()) | 2 を返します |
アプリにスクリプト例を追加して実行します。結果を表示するには、結果列に含まれている項目をアプリのシートに追加します。
RangeTab3:
LOAD recno() as RangeID, RangeCount(Field1,Field2,Field3) as MyRangeCount INLINE [
Field1, Field2, Field3
10,5,6
2,3,7
8,2,8
18,11,9
5,5,9
9,4,2
];
結果テーブルには、テーブルの各レコードに対する MyRangeCount の戻り値が表示されます。
RangeID | MyRangeCount |
---|---|
1 | 3 |
2 | 3 |
3 | 3 |
4 | 3 |
5 | 3 |
6 | 3 |
数式を用いた例:
RangeCount (Above(MyField,1,3))
MyField の 3 つの結果に含まれる値の数が返されます。Above() 関数の 1 番目の引数を 1 として指定し、2 番目の引数を 3 として指定すると、十分な行があれば現在行のすぐ上の 3 項目から値が返されます。これらの値は、RangeCount() 関数への入力として取得されます。
例で使用されているデータ:
MyField | RangeCount(Above(MyField,1,3)) |
---|---|
10 | 0 |
2 | 1 |
8 | 2 |
18 | 3 |
5 | 3 |
9 | 3 |
例で使用されているデータ:
RangeTab:
LOAD * INLINE [
MyField
10
2
8
18
5
9
] ;