Qlik Senseのパッチ適用
ソフトウェアのパッチがインストール用に用意されている合、Qlik Sense の展開を更新できます。 パッチには主に、既存の Qlik Sense のバージョンに適用されるソフトウェアの更新と修正が含まれています。
情報メモパッチは、以前の更新内容やメジャー リリース自体を削除せずにインストールされます。Qlik Sense パッチは累積的です。最新のパッチをインストールすることによって、以前のバージョンで導入された更新と修正もインストールされます。
パッチをアンインストールすると、インストールしたバージョンの Qlik Sense からの個々の更新は削除されます。
マルチノード サイトでは、すべてのノードで同じバージョンの Qlik Sense を稼働させる必要があります。すべてのノードをオフラインにしてパッチをインストールし、セントラル ノードを使用して起動することを推奨します。
Qlik Sense のパッチのインストールを開始する前に、以下を行います。
- Qlik Sense Enterprise のシステム要件 を確認します。
- Qlik_Sense_update.exe ファイルをダウンロードします。
- 実際にパスワードを定義した、パスワード欄が空欄になっていないアカウントを使用している管理者権限でログオンしていることを確認します。
- Qlik Sense 展開のバックアップを作成します。Qlik Sense が仮想マシン (VM) にインストールされている場合、アップグレードを実行する前にマシンのスナップショットをとるだけで十分であることもあります。詳しくは、「Qlik Sense サイトのバックアップ」を参照してください。
警告メモリム ノードを更新する際は、そのノードを初めてインストールしたときと同じログイン アカウントを使用するようにしてください。同じアカウントを使用しない場合、セントラル ノードがノードにインストールされた証明書を見つけられず、ノードのクリーン インストールが必要になります。
次の手順を実行します。
- すべてのノードで Qlik Sense サービスを停止します。
- セントラル ノードにパッチをインストールするための設定をします。
インストールが完了すると、[サマリー] が表示されます。
該当する場合は、パッチ適用の完了後に、次のサポート記事に従って Qlik Sense ルート証明書を再作成します: 「2019 年 6 月以降へのアップグレード時の Qlik Sense ルート CA 証明書の再作成」。
次およびそれ以降の Qlik Sense パッチに適用できます:
- 2019 年 2 月 パッチ 8
- 2019 年 4 月 パッチ 8
- 2019 年 6 月 パッチ 11
- 2019 年 9 月 パッチ 7
- 2019 年 11 月 パッチ 6
-
[完了] をクリックすると、[サマリー] が閉じます。
情報メモパッチが正常にインストールされなかった場合、[失敗しました] の画面が表示されます。詳細については、環境変数 %temp% でアクセスできる [temp] フォルダーのインストール ログを参照してください。
- Qlik Sense サービスを起動します。
- 残りのノードに対してこの手順を繰り返します。
Qlik Sense 展開に対してパッチが正常に適用されました。
情報メモパッチの適用が完了すると、設定プログラムで修復オプションを使用してインストールを修復することはできません。修復オプションはオリジナルのソフトウェア バージョンに対してのみ利用できるため、修復オプションを使用する前に、インストールしたパッチをアンインストールしておく必要があります。
情報メモ手順は、パッチのアンインストール手順と同じです。