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アクセスの割り当て

Qlik Sense Enterprise ライセンスは、アクセス タイプまたはトークンのいずれかに基づいています。ライセンスに応じて、アクセス タイプまたはアクセス パスをユーザーに割り当てて、Qlik Sense にアクセスできるようにします。

  • アクセス タイプのライセンスは、Professional User と Analyzer User ライセンス (ユーザーベース) および Analyzer Capacity ライセンス (キャパシティベース) です。
    Professional User および Analyzer User ライセンスは、Professional アクセスおよび Analyzer アクセスを割り当てることができます。
    Analyzer Capacity ライセンスでは、Analyzer Capacity ライセンスを割り当てることができます。ここでは消費が時間ベース (Analyzer タイム) となっています。
  • Qlik Sense Token ライセンスでは、トークンを使用してアクセス パスをユーザーに割り当てます。User アクセスおよび Login アクセスを割り当てることができます。

アクセス タイプ

Professional User および Analyzer User ライセンスと Analyzer Capacity ライセンスは、アクセスの既定数の割り当てを許可します。ライセンス認証ファイル (LEF) で、ライセンスの契約条件およびユーザーに割り当て可能なアクセス タイプを定義します。展開とアクティブ化を行う際に署名付きライセンス キーを使用した場合、サブスクリプション ベースのライセンスとしてこうしたライセンスを組み合わせることも可能です。永続ライセンスを使用している場合は、ユーザーベースのライセンスのみを組み合わせることができます。Analyzer Capacity アクセス権のライセンスを付与する場合は、署名付きキーによるライセンスを使用する必要があります。

Professional アクセス

識別されたユーザーに Professional アクセス権を割り当て、Qlik Sense サイト内のストリームとアプリにアクセスできるようにします。プロフェッショナル アクセスは、Qlik Sense インストールのすべての機能にアクセスする必要があるユーザーが対象です。プロフェッショナル アクセス権のあるユーザーは、シートまたはアプリを作成、編集、公開でき、Qlik Sense サイトの管理などの使用可能な機能をすべて使うことができます。

シルアル番号とコントロール ナンバーでライセンスが付与された Qlik Sense インストールでは、ユーザーから Professional アクセスの割り当てを削除すると、アクセス権が直近 7 日間で使用されていた場合、そのアクセス タイプは検疫のため隔離されます。直近 7 日間で使用されていない場合、プロフェッショナル アクセス権は直ちに解放されます。7 日以内であれば、同一のユーザーに検疫状態のプロフェッショナル アクセス権を復元することができます。

情報メモ検疫は、署名済みライセンス キーでライセンス付与されている Qlik Sense のインストールでは強制されません。

このアクセス パスのタイプでは、単一ユーザーが行える並列ユーザー接続の最大数は、5 回です。署名付きラインセンス キーでライセンスを使用する場合、QMC にアクセスすると、並列セッションの最大数がカウントされて追加され、5 つとなります。セッションの不必要な消費を避けるには、ルート管理者にどのタイプのアクセスも割り当てないでください。

最大数の並列ユーザー接続を持つユーザーが接続を終了する (たとえば、ログアウト) 場合、別の接続を追加する (たとえば、ログイン) には、アクセス パスが使用可能になる前に 5 分が経過する必要があります。

アナライザー アクセス

識別されたユーザーに割り当てられた Analyzer アクセス権によって、ハブ内のストリームとアプリにアクセスできるようにします。アナライザー アクセスは、他のユーザーによって作成されたシートとアプリを使用するユーザーが対象です。アナライザー アクセス権を持つユーザーは、シートやアプリを作成、編集、または公開することはできませんが、アプリ内のデータに基づいて、ストーリー、ブックマーク、スナップショットを作成できます。また、ユーザーは、ブックマーク、印刷オブジェクト、ストーリー、シートを作成したり、オブジェクトから Excel にデータをエクスポートしたりすることもできます。

シルアル番号とコントロール ナンバーでライセンスが付与された Qlik Sense インストールでは、ユーザーから Analyzer アクセスの割り当てを削除すると、アクセス権が直近 7 日間で使用されていた場合、そのアクセス タイプは検疫のため隔離されます。直近 7 日間で使用されていない場合、アナライザー アクセス権は直ちに解放されます。7 日以内であれば、同一のユーザーに検疫状態のアナライザー アクセス権を復元することができます。

情報メモ検疫は、署名済みライセンス キーでライセンス付与されている Qlik Sense のインストールでは強制されません。

このアクセス パスのタイプでは、単一ユーザーが行える並列ユーザー接続の最大数は、5 回です。最大数の並列ユーザー接続を持つユーザーが接続を終了する (たとえば、ログアウト) 場合、別の接続を追加する (たとえば、ログイン) には、アクセス パスが使用可能になる前に 5 分が経過する必要があります。

Analyzer Capacity アクセス

アナライザー キャパシティは消費ベースのライセンス タイプで、使用可能な機能に関してアナライザー アクセスに似ています。ユーザーは、ハブ内のストリームとアプリにアクセスし、他のユーザーによって作成されたシートとアプリを消費できます。Analyzer Capacity アクセスでは、アプリ内のデータに基づいてストーリー、ブックマーク、スナップショットを作成することができます。シートまたはアプリの作成、編集、または公開はできません。

アナライザー キャパシティ ライセンスにより、アナライザー時間 (毎月の定義済み分数 (カレンダー日付) ) に対してサブスクライブします。これらの分時間は、ユーザー間で共有され、匿名ユーザーを含むユーザー グループの一員になっている任意のユーザーが消費可能です。消費は 6 分単位で測定されます。新しい 6 分間ごとに、1 単位が消費されます。

アクセス パス

Qlik Sense Token ライセンスでは、トークンを使用してアクセス パスをユーザーに割り当てます。ライセンス認証ファイル (LEF) により、さまざまなアクセス パスに割り当てることができるトークンの数が決まります。アクセス パスなしのユーザーはアプリにアクセスできません。

ユーザー アクセス パス

このタイプのアクセス パスでは、一意に指定されたユーザーがハブにアクセスできます。

アクセス パスは、Qlik Sense サイト全体で有効です。たとえば、ユーザーがまず米国のノードに接続して、その後英国のノードに接続した場合、2 つのノードが同じセントラル ノードに接続されているなら、ユーザーは同じアクセス パスを使用します。

参照先: Qlik Sense Enterprise on Windows のアーキテクチャ

このアクセス パスのタイプでは、単一ユーザーが行える並列ユーザー接続の最大数は、5 回です。最大数の並列ユーザー接続を持つユーザーが接続を終了する (たとえば、ログアウト) 場合、別の接続を追加する (たとえば、ログイン) には、アクセス パスが使用可能になる前に 5 分が経過する必要があります。

1 個のトークンは、1 個のユーザー アクセス パスに対応します。アクセス パスは、Qlik Management Console (QMC) を使用して割り当てられます。

情報メモユーザー アクセス パスと、ログイン アクセス パスを消費する可能性の両方があります。アクティブ セッションが 5 つある場合は、追加のセッションを開くとログイン アクセス パスから消費されます。

User アクセス パスの割り当ての削除

ユーザー アクセス パスが削除されると、最後にアクセス パスが使用された時から数えて 7 日間の検疫期間に入ります。たとえば、アクセス パスが 1 月 10 日に使用された場合、そのアクセス パスを割り当てるために使用されたトークンは、1 月 18 日まで新規の割り当てのためには使用できません。検疫期間中、アクセス パスの元の割り当てが復帰します。つまり、検疫期間が終了すると、ユーザーは再びアクセス パスの使用を開始できます。

ログイン アクセス パス

このタイプのアクセス パスでは、指定されたユーザーあるいは匿名ユーザーが、28 日間につき最大 60 分間続けてハブにアクセスできます。ユーザーが 60 分の制限を超えても、ユーザー接続はタイムアウトしません。その代わり、別のログイン アクセス パスが使用されます。利用できるログイン アクセス パスがこれ以上ない場合、ユーザー接続は終了します。

  • 認識されたユーザーが切断された場合、60 分以内に再接続すれば、そのユーザーは再接続して同じアクセス パスを使用できます。
  • 匿名のユーザーが切断された場合、そのユーザーは再接続時に新しいアクセス パスを取得します。

ログイン アクセス パスはログイン数を記録し、28 日間にわたり作動します。たとえば、グループ A に 1000 回のログイン数が割り当てられている場合、グループ A のユーザーは、28 日間にわたって 1000 回のログイン数を利用できます。ログイン数 100 回分が第 1 日目に使用された場合でも、第 29 日目に再び、100 回のログイン数を利用できます。

このアクセス パスのタイプでは、単一ユーザーが行える並列ユーザー接続の最大数は、5 回です。 これは、認識されたユーザーにのみ適用されることにご注意ください。匿名のユーザーが持つことのできるユーザー接続は 1 つのみです。最大数の並列ユーザー接続を持つユーザーが接続を終了する (たとえば、ログアウト) 場合、別の接続を追加する (たとえば、ログイン) には、アクセス パスが使用可能になる前に 5 分が経過する必要があります。 ただし、追加のアクセス パスを消費すれば、1 つのアクセス パスで許可されている数を超える接続を使用できます。

1 個のトークンは、10 個のログイン アクセス パスに対応します。アクセス パスは、QMCのログイン アクセス グループを使って割り当てられます。

情報メモアプリがアクティブに使用されていない場合、アプリをリロードするとセッションが延長され、アクセス パスも消費されます。アプリとともにブラウザー ページが開いている場合、アプリをリロードするとさらにアクセス パスが消費されます。

Login アクセス パスの割り当ての削除

ログイン アクセス グループが削除されると、アクセス パスを割り当てるために使用されていたトークンは、以下の手順に従い使用可能となります。

  1. 使用のログイン アクセス パス 10 個に付き、1 個のトークンを解放します。
  1. 前述の ログイン アクセス パス セクションで指定されている期間終了後も使用中のステートのままである Login アクセス パスは、10 個につき 1 個のトークンを解放します。

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