ODBC の例
各データ ソースには異なる構成があります。以下に、ODBC ユーザー ディレクトリ コネクタを追加する 2 つの例 (csv と SQL) を示します。
ODBC の例 (csv)
次の手順を実行します。
-
Microsoft Access Text Driver がインストールされていることを確認します。
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サーバーで ODBC ソースを設定します。以下の場所に、2 つの別個の csv ファイルのデータを保存する必要があります。%ProgramData%\Qlik\Sense\temp。
情報メモ既定のインストールには、一時フォルダは含まれせん。QMC 管理者が作成していなかった場合は、一時フォルダーを作成する必要があります。Table1.csv にはユーザー、Table2.csv にはユーザー属性が含まれます。 csv ファイルの値は、カンマ区切りです。
Table1.csv のコンテンツ:
userid,nameJoD,John DoeTable2.csv のコンテンツ:
userid,type,valueJoD,email,jod@gmail.com -
QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc
-
QMCスタート ページから、あるいは [Start (スタート)] ドロップダウン メニューから [User directory connectors (ユーザー ディレクトリ コネクタ)] を選択して、概要を表示します。 新規ユーザー ディレクトリ コネクタ (ODBC) を作成し、プロパティを編集します。
[ID ]
全項目が必須で、空欄のままにはできません。
ID プロパティ プロパティ 説明 名前 QMC で定義された UDC プロパティの名前です。
タイプ UDC タイプです。
ユーザー同期設定
ユーザー同期プロパティの説明と値 プロパティ 説明 既定値 [既存のユーザーのユーザー データの同期 ] - 選択されている場合は、既存のユーザーのみが同期されます。既存のユーザーは、 にログインしているユーザーや、構成済みディレクトリ サービスから同期されたことのあるユーザーです。Qlik Sense
- 選択されていない場合は、UDC のプロパティで定義されているすべてのユーザーが構成済みのディレクトリ サービスから同期されます。
情報メモユーザー属性は、ユーザーがハブにログインするときにのみ同期されます。QMC でユーザーを削除しても、削除されたユーザーに対してアクティブなセッションは引き続き有効です。ハブの更新のみが行われた場合、ユーザーはデータベースに追加されますが、いかなる属性も持ちません。選択値
接続
プロパティ 説明 既定値 ユーザー ディレクトリ名 ユーザー ディレクトリの名前。ユーザー ディレクトリは一意でなければなりません。一意でないと、コネクタは構成されません。この名前にスペースを含んではいけません。
- ユーザー テーブル名 ユーザーが一覧表示されているテーブルの名前。 テーブル名にファイル拡張子を含めます。例:Table.csv. - 属性テーブル名 ユーザー属性を含むテーブルの名前。 テーブル名にファイル拡張子を含めます。例:Table.csv. - 表示されている接続文字列 データ ソースへの接続に使われる接続文字列関数の表示可能な部分。以下のいずれかを指定します。
- 完全な接続文字列。例:Driver={Microsoft Access Text Driver (*.txt, *.csv)};Extensions=asc,csv,tab,txt;Dbq=%ProgramData%\Qlik\Sense\temp
- Driverは現在コンピュータにあるドライバを指定する必要があります。[ODBC データ ソース アドミニストレータ] で、指定するドライバーを確認してください。「データ ソース」を検索して、アプリケーションを見つけます。
- Dbq: csv ファイルが保存されているフォルダへのパス。
- 確立されたシステム DNS へのポインタ。例えば、dsn=MyDSN;
情報メモデータベースに接続する場合、2 つの接続文字列関数は単一の接続文字列関数に連結されます。- 暗号化された接続文字列 データ ソースへの接続に使われる接続文字列関数の暗号化された部分。通常、この文字列にはユーザー名とパスワードが含まれます。
情報メモデータベースに接続する場合、2 つの接続文字列関数は単一の接続文字列関数に連結されます。- 同期タイムアウト (秒) データ ソースからのデータ読み取りのタイムアウト。 240 ユーザー テーブル名:Table1.csv
属性テーブル名:Table2.csv
表示されている接続文字列: Driver={Microsoft Access Text Driver (*.txt, *.csv)};Extensions=asc,csv,tab,txt;Dbq=%ProgramData%\Qlik\Sense\temp
-
[適用] をクリックして変更を適用します。
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[ユーザー ディレクトリ コネクタ] の概要に進み、ユーザー ディレクトリが [構成済み] で [操作可能] として表示されているかチェックします。
情報メモユーザー ディレクトリ名が一意でなければ、コネクタは構成されません。操作可能でない場合は、リポジトリ システムのログインを確認します: %ProgramData%\Qlik\Sense\Log\Repository\Trace。
ODBC データ ソースが追加され、5 分以内に最初の同期が実行されます (既定)。
ODBC の例 (SQL)
次の手順を実行します。
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ユーザーを含めた SQL データベースを作成します。データベースには 2 つのテーブルを含め、1 つのテーブルにはユーザーを、もう 1 つのテーブルにはユーザーの属性を含めます。
Table1: SQL ユーザー
SQL ユーザー Index 値 1 ID,userid,name 2 1,JoD,John Doe
Table2: SQL 属性
SQL 属性 Index 値 1 userid,type,value 2 JoD,email,jod@gmail.com 情報メモユーザー ID が一意である場合、ID 列は冗長になります。 -
サーバー (SQL Server Native Client 11.0 など) に SQL ドライバーをインストールします。
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QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc
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QMCスタート ページから、あるいは [Start (スタート)] ドロップダウン メニューから [User directory connectors (ユーザー ディレクトリ コネクタ)] を選択して、概要を表示します。 新規ユーザー ディレクトリ コネクタ (ODBC) を作成し、プロパティを編集します。
[ID
] - 選択されている場合は、既存のユーザーのみが同期されます。既存のユーザーは、 にログインしているユーザーや、構成済みディレクトリ サービスから同期されたことのあるユーザーです。Qlik Sense
- 選択されていない場合は、UDC のプロパティで定義されているすべてのユーザーが構成済みのディレクトリ サービスから同期されます。
- 完全な接続文字列。例: Driver={SQL Server Native Client 11.0};Server=localhost;Database=Users;Trusted_Connection=yes;
- Driverは現在コンピュータにあるドライバを指定する必要があります。[ODBC データ ソース アドミニストレータ] で、指定するドライバーを確認してください。「データ ソース」を検索して、アプリケーションを見つけます。
- Server は接続するサーバーを指定する必要があります。
- Database はテーブルがあるデータベースを指定する必要があります。
- Trusted_Connection=yes は設定によって必要になる場合があります。この例では、必要です。
- 確立されたシステム DNS へのポインタ。例えば、dsn=MyDSN;
[適用] をクリックして変更を適用します。
[ユーザー ディレクトリ コネクタ] の概要に進み、ユーザー ディレクトリが [構成済み] で [操作可能] として表示されているかチェックします。
情報メモユーザー ディレクトリ名が一意でなければ、コネクタは構成されません。操作可能でない場合は、リポジトリ システムのログインを確認します: %ProgramData%\Qlik\Sense\Log\Repository\Trace。
全項目が必須で、空欄のままにはできません。
プロパティ | 説明 |
---|---|
名前 | QMC で定義された UDC プロパティの名前です。 |
タイプ | UDC タイプです。 |
ユーザー同期設定
プロパティ | 説明 | 既定値 |
---|---|---|
[既存のユーザーのユーザー データの同期 ] | 情報メモユーザー属性は、ユーザーがハブにログインするときにのみ同期されます。QMC でユーザーを削除しても、削除されたユーザーに対してアクティブなセッションは引き続き有効です。ハブの更新のみが行われた場合、ユーザーはデータベースに追加されますが、いかなる属性も持ちません。 | 選択値 |
接続
プロパティ | 説明 | 既定値 |
---|---|---|
ユーザー ディレクトリ名 | ユーザー ディレクトリの名前。ユーザー ディレクトリは一意でなければなりません。一意でないと、コネクタは構成されません。この名前にスペースを含んではいけません。 | - |
ユーザー テーブル名 | UsersTable など、ユーザーが含まれているテーブルの名前。 情報メモOracle ODBC ユーザー ディレクトリ コネクターを設定する場合、ユーザー テーブル名および属性テーブル名の前に、それらのテーブルの所有者を付ける必要があります。例: ただの USERS でなく OWNER.USERS。 | - |
属性テーブル名 | AttributesTable など、ユーザー属性が含まれているテーブルの名前。 情報メモOracle ODBC ユーザー ディレクトリ コネクターを設定する場合、ユーザー テーブル名および属性テーブル名の前に、それらのテーブルの所有者を付ける必要があります。例: ただの USERS でなく OWNER.USERS。 | - |
表示されている接続文字列 | データ ソースへの接続に使われる接続文字列関数の表示可能な部分。以下のいずれかを指定します。 情報メモデータベースに接続する場合、2 つの接続文字列関数は単一の接続文字列関数に連結されます。 | - |
暗号化された接続文字列 | データ ソースへの接続に使われる接続文字列関数の暗号化された部分。通常、この文字列にはユーザー名とパスワードが含まれます。 情報メモデータベースに接続する場合、2 つの接続文字列関数は単一の接続文字列関数に連結されます。 | - |
同期タイムアウト (秒) | データ ソースからのデータ読み取りのタイムアウト。 | 240 |
ユーザー テーブル名:UsersTable
属性テーブル名:AttributesTable
表示されている接続文字列: Driver={SQL Server Native Client 11.0};Server=localhost;Database=Users;Trusted_Connection=yes;
ODBC データ ソースが追加され、5 分以内に最初の同期が実行されます (既定)。