Qlik Sense Client-Managed モバイル のセキュリティ
Qlik Sense Client-Managed モバイル は Qlik Sense Enterprise on Windows ハブに接続します。接続されれば、Qlik Sense アプリとマッシュアップを表示し、Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリを使用して Qlik Sense アプリをダウンロードできます。
認証
初めて Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリにログインする際、Qlik Sense Enterprise on Windows サーバーから自身の資格情報の認証を受ける必要があります。資格情報が認証されて Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリにログインしたら、Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリに資格情報を保存するよう選択できます。資格情報管理のオプションの詳しい設定方法については、「Qlik Sense Mobile アプリの使用」を参照してください。お客様のデータを保護するには、 デバイスがパスワードで保護されており、使用していないときにはロックされることをご確認ください。この設定は、Enterprise Mobile Management (EMM) コンソールを介して行うことができます。
オフライン時は、最大 10 日間 (240 時間) Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリを使用できます。この期間は、 最後に Qlik Sense Enterprise on Windows サーバーにログインした後、初めて Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリを開いた時点からカウントされます。10 日間の有効期限が切れたら、Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリの使用を継続するには、再度 Qlik Sense Enterprise on Windows サーバーにログインする必要があります。
データ ロード スクリプトでのセクション アクセスも、セキュリティのために利用できます。複数のユーザーやグループのデータを 1 つのファイルで保管できます。Qlik Sense Enterprise on Windows サーバーでの認証と承認のため、Qlik Sense ではセクション アクセスで情報を使用し、データを動的に減らすため、ユーザーには自身のデータしか表示されません。ファイル自体にセキュリティが組み込まれるので、ダウンロードしたファイルも保護されます。詳細については、「セクションへの安全なアクセス管理 (英語のみ)」を参照してください。
証明書
Qlik Sense を SSL を介して展開する場合、Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリで Qlik Sense Enterprise on Windows サーバーから証明書を取得し、有効であることを検証します。これによって、Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリで、利用しようとしているサーバーが正規の Qlik Sense Enterprise on Windows サーバーであると信頼できます。証明書が有効でない場合、Qlik Sense Client-Managed モバイル アプリで必ず拒否されます。したがって、ハブのリストに追加するすべての Qlik Sense ハブに、有効な証明書がなければなりません。
証明書が有効であることを確認するには、証明書について以下をチェックする必要があります。
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VeriSign などの 認証局によって署名されているか、または このデバイスの信頼された認証局の リストに追加されている (手動でデバイスに追加されたか、または EMM コンソールからデバイスにプッシュされた) 認証局によって署名されている。
- 有効期限が切れていない。
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コモン ネームまたは Qlik Sense ハブのドメイン名と一致する名前を持っている。