Qlik Sense ライセンス
Qlik Sense Enterprise は Qlik Sense のサーバー バージョンで、シングルノードまたはマルチノードに展開することができます。Qlik Sense Enterprise ライセンスは、アクセス タイプまたはトークンのいずれかに基づいています。
Qlik Sense ライセンス付与オプションの詳細については、Qlik の法的規約、製品規約、および Licensing Service リファレンスガイドを参照してください。
Qlik Legal Terms (Qlik 法的規約)
Qlik Product Terms (Qlik 製品規約)
Qlik Licensing Service Reference Guide「Qlik Licensing Serviceリファレンスガイド」
統一ライセンス
統一されたライセンスを複数の展開で使用することができます。統一ライセンスでは、次の展開の組み合わせで同じ署名付きキーを共有します。
- 複数の Qlik Sense Enterprise 展開
- 複数の QlikView Server 展開
- QlikView Server 展開と Qlik Sense Enterprise 展開
同じ署名付きキーを複数の展開に適用すると、同じユーザーおよびアクセス タイプを共有することができます。ユーザーは、同じ Professional または Analyzer のアクセス権割り当てを使用して接続されているすべての展開にアクセスできます。
Qlik Sense Enterprise
Qlik Sense Enterprise 展開は、2 つの異なるモデルである、シリアル番号とコントロール ナンバー、および署名付きライセンス キーを使用してライセンスを付与することができます。ライセンス認証ファイル (LEF) で、ライセンスの契約条件およびユーザーに割り当て可能なアクセス タイプを定義します。 お使いの Qlik Sense Enterprise ライセンスは、アクセス タイプまたはトークンのいずれかに基づいています。コアベース ライセンスも使用できます。
ユーザーの割り当て、分析時間消費および製品のアクティベーションには、クラウドベースのライセンス バックエンドにアクセスするために、署名済みのライセンス キーとともにインターネット アクセス (直接またはプロキシ経由) が必要となります。
ユーザーベースおよびキャパシティベースのライセンス
ユーザーベースのライセンスは、一意に指定されたユーザーに割り当て可能なアクセスの既定数の割り当てを許可します。Qlik Sense Enterprise では、ユーザーベースのライセンスは、Professional User および Analyzer User ライセンス、 または Token ライセンスで割り当てられる User アクセス パスのいずれかです。
キャパシティベースのライセンスは、識別されたユーザーまたは匿名ユーザーが使用可能な Qlik Sense Enterprise へのアクセスの既定時間数の割り当てを許可します。Qlik Sense では、キャパシティベースのライセンスは、Analyzer Capacity アクセス、または Token ライセンスで割り当てられた Login アクセス パスのいずれかです。
アクセス タイプ
アクセス タイプのライセンスは、Professional User と Analyzer User ライセンス (ユーザーベース) および Analyzer Capacity ライセンス (キャパシティベース) です。展開とアクティブ化を行う際に署名付きライセンス キーを使用した場合、サブスクリプション ベースのライセンスとしてこうしたライセンスを組み合わせることも可能です。永続ライセンスを使用している場合は、ユーザーベースのライセンスのみを組み合わせることができます。
Professional User および Analyzer User ラインセンス
Professional User および Analyzer User ライセンスは、Professional および Analyzer アクセス タイプで構成されます。
- 識別されたユーザーに Professional アクセス権 (ユーザーベース) を割り当て、 Qlik Sense サイト内のストリームとアプリにアクセスできるようにします。Professional アクセスは、Qlik Sense インストールのすべての機能にアクセスする必要があるユーザーが対象です。Professional アクセス権のあるユーザーは、シートまたはアプリを作成、編集、公開でき、Qlik Sense サイトの管理などの使用可能な機能をすべて使うことができます。
- 識別されたユーザーに割り当てられた Analyzer アクセス権によって、 ハブ内のストリームとアプリにアクセスできるようにします。アナライザー アクセスは、他のユーザーによって作成されたシートとアプリを使用するユーザーが対象です。アナライザー アクセス権を持つユーザーは、シートやアプリを作成、編集、または公開することはできませんが、アプリ内のデータに基づいて、ストーリー、ブックマーク、スナップショットを作成できます。また、ユーザーはオブジェクトを印刷したり、オブジェクトから Excel にデータをエクスポートしたりすることもできます。
Analyzer Capacity ライセンス
Analyzer Capacity ライセンスは、Analyzer Capacity アクセス タイプで構成されます。
アナライザー キャパシティは消費ベースのライセンス タイプで、使用可能な機能に関してアナライザー アクセスに似ています。ユーザーは、ハブ内のストリームとアプリにアクセスし、他のユーザーによって作成されたシートとアプリを消費できます。Analyzer Capacity アクセスでは、アプリ内のデータに基づいてストーリー、ブックマーク、スナップショットを作成することができます。シートまたはアプリの作成、編集、または公開はできません。
アナライザー キャパシティ ライセンスにより、アナライザー時間 (毎月の定義済み分数 (カレンダー日付) ) に対してサブスクライブします。これらの分時間は、ユーザー間で共有され、匿名ユーザーを含むユーザー グループの一員になっている任意のユーザーが消費可能です。消費は 6 分単位で測定されます。新しい 6 分間ごとに、1 単位が消費されます。
トークン
トークンを使用してアクセス パスをユーザーに割り当てて、ユーザーが Qlik Sense にアクセスできるようにします。 ライセンス認証ファイル (LEF) により、さまざまなアクセス パスに割り当てることができるトークンの数が決まります。アクセス パスなしのユーザーはアプリにアクセスできません。
トークンを使用して割り当て可能なアクセス パスには、2 つのタイプがあります。
-
User アクセス パス (ユーザーベース) - 識別された一意のユーザーに割り当てられ、割り当てられたユーザーは、アプリ、ストリーム、その他のリソースに無制限にアクセスできます。
-
Login アクセス パス (キャパシティベース) - 頻度の低いアクセスまたは匿名アクセス用に、一連のパスをグループに割り当てます。限られた期間にフル アクセスを許可します。
トークンを割り当てると、利用可能なトークンの数が減ります。各アクセス タイプは特定数のトークンを使用し、トークンの残数がゼロになるか不足すると、そのアクセス タイプに割り当てられなくなります。トークンの使用数を減らして、 異なる方法でトークンを使用することができます。 Qlik Sense サイトのトークンの数は、新しいライセンスをアクティブにすることで、増やしたり減らしたりできます。
アクセス パスおよびトークン使用数モデルの詳細については、「ライセンスの管理」を参照してください。
コアベースのサイト
Qlik Sense Enterprise コアベースのサイトは、ソフトウェアが動作する CPU コアの数に基づいてライセンスが付与されます。このライセンスは ライセンス認証ファイル (LEF) を使用して管理され、Qlik Associative Engine およびそのコンポーネントが動作できるコアの最大数を制限します。コアとは、プロセッサまたは CPU 内の単一の処理ユニットを意味し、物理か仮想にかかわらず、vCPU または仮想コードを含んでおり、一度に 1 つのソフトウェア スレッドを実行することができます。