OEM

基本設定

OEM 機能は、Original Equipment Manufacturer (OEM) ライセンスで販売された QlikView Server の乱用を防止するとともに、OEM 製品および QlikView 製品全般からの収益を保護します。また、この機能によって QlikView OEM パートナー、QlikView 再販パートナー、QlikView 直属のアカウント マネージャー間の販売経路の対立を防止できます。

OEM 機能には、次のような制約があります。

• OEM パートナーが販売する QlikView Server では、同 OEM パートナーが提供する QlikView アプリケーション以外は起動できません。
• OEM パートナーが販売する QlikView アプリケーションは、同 OEM パートナーが提供する QlikView Server 以外では起動できません。

機能の詳細

OEM 機能の詳細は次の通りです。

キーの付いたタグは、QlikView Server のライセンス認証ファイル (LEF) で OEM_PRODUCT_ID. この LEF タグはそれぞれの OEM パートナーが QlikView Desktop とともに発行し、QlikView Server を実装する際に必要に応じて QlikView Server ライセンスからタグへのリンクが生成されます。

QlikView Desktop の [ユーザー プリファレンス (User Preferences)] ダイアログを使って、OEM 開発者は QlikView ドキュメント ファイルにハッシュ キーを埋め込むことができます。ハッシュキーは OEM パートナーの QlikView デスクトップライセンスに存在するキー OEM_PRODUCT_ID に基づいており、40 文字の 16 進文字列 (大文字) で、ドキュメント プロパティとドキュメント メタデータに格納されます。ダイアログでは、QlikView ドキュメント ファイルを作成するすべてのキーにラベルを付けることができます。また同じキーを、同一の顧客用の複数のドキュメントに使用することも可能です。

LEF にタグを持つ QlikView Server のみが、 OEM_PRODUCT_ID その QlikView Server と一致するキーを持つ QlikView ドキュメント ファイルをパブリッシュする権利を有します。デフォルトでは、標準的な OEM ではない QlikView Server では、すべての QlikView ドキュメント ファイルを開くことができますが、一致しない QlikView Server でファイルが無断で開かれないように設定された、OEM パートナー専用のキーを含んだドキュメント ファイルは開けません OEM_PRODUCT_ID.

以下のテーブルは OEM 機能の例の一部です。

QlikView Desktop では、PRODUCT_ID を含むドキュメント ファイルはユーザー モードで開きます。