QlikView の概要
QlikView は、大規模で複雑なデータ セットを処理している場合でも、容易にその全体像を理解したり、関係性を見つけたり、洞察を得たりすることができます。さまざまなソースから情報を取得して統合し、その情報をネットワークを介してすばやく利用することができ、ユーザーが望む適切な情報を取得できます。QlikView の基となっている連想データモデル技術を使用して、対話型プレゼンテーションやあらゆる種類の情報の分析に対応する固有のインターフェースを作成できます。
QlikView 人間の脳に似た方法で情報を管理します。人間の脳と同様に、処理している情報の中に連想関係が次第に作成されていきます。質問事項を決定するのはデータベースではなくユーザー自身です。目的の項目をクリックするだけで、詳細な情報を入手できます。
従来のシステムでデータを取得することは、多くの場合、データベースの構造やクエリ言語の構文についての幅広い知識を必要とする複雑なタスクです。このため、事前に定義された検索ルーチンに頼らざるを得ないことがよくあります。QlikView は、この制限を大幅に取り除きました。マウスをクリックするだけで、画面に表示されているデータを自由に選択することができます。従来のほとんどの情報検索システムでは、トップダウン方式が要求されますが、QlikView では、データ構造内のデータの場所には関係なく任意のデータから検索を開始できます。
QlikView を使用することで、さまざまなデータベース (独自データベース/外部データベース、中央データベース/ローカル データベースなど) の統一的かつ一貫したデータの全体像を得ることができます。QlikView は、事実上すべてのデータベースに対応しています。
QlikView を使用して次のことを実行できます。
- 情報ウェアハウスとの柔軟なエンド ユーザー インターフェースの作成
- データ リレーションのスナップショットの取得
- データに基づくプレゼンテーションの作成
- 動的なグラフィカル チャートおよびテーブルの作成
- 統計分析の実行
- データと説明やマルチメディアのリンク
- 独自のエキスパート システムの構築
- 複数のソースの情報をマージした新しいテーブルの作成
- 独自のビジネス インテリジェンス システムの構築