Qlik NPrinting メッセージング サービス (RabbitMQ) の起動と接続の問題

下記のステップは RabbitMQ バージョン 3.8.3 を組み込んだ Qlik NPrinting バージョン向けのものです。インストールの正しいパスを確認することができます。

以下を実行します。

1. [管理者として実行する] を選択して、新しいコマンド プロンプトを開きます。実行:

   • cd %ProgramFiles%\NPrintingServer

   • dir

2. RabbitMQ インストール フォルダーに注意します。rabbitmq_server から始まります。

3. フォルダー名を、すべてのトラブルシューティング コマンドの正しいバージョン番号を含む正しいフォルダーのものに置換します。

考えられる原因  

レポートが生成されないか、エンジンが Online ステータスにならない場合、または起動して約 1 分後に Qlik NPrinting スケジューラー サービス が停止する場合、Qlik NPrinting メッセージング サービス (RabbitMQ) が停止しているか、これに到達していない可能性があります。

スケジューラー ログには次のようなメッセージが表示されます。

あるいは次のようになります。

提案されたアクション  

サービスのステータスの確認

1. Qlik NPrinting メッセージング サービス が実行中であることを確認します。

メッセージング サービスのユーザーと権限の確認

1. [.erlang.cookie] ファイルをプロファイル フォルダー (C:\WINDOWS\system32\config\systemprofile\) からコピーし、%USERPROFILE%フォルダー (C:\Users\npadmin) 内で置き換えます。
2. 新しいコマンド プロンプトを管理者として開きます。
3. RabbitMQ sbin フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\rabbitmq_server-3.8.3\sbin に移動します。
4. 次のコマンドを実行します:

   rabbitmqctl.bat list_permissions

   出力は次のようになるはずです。

   Listing permissions for vhost "/" ...
   user configure write read
   client_engine .* .* .*
   client_webengine .* .* .*
   remote .* .* .*
   client_audit .* .* .*
   client_scheduler .* .* .*
5. 出力が異なる場合は、「メッセージング サービスのユーザーと権限の修正」に移動します。

サービス証明書の確認

1. 新しいコマンド プロンプトを管理者として開きます。
2. 証明書ジェネレーター フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\NPrinting\RabbitMQCertificatesGenerator に移動します。
3. 次のコマンドを実行します:

   RabbitMQCertificatesGenerator.exe -d -c "C:\ProgramData\NPrinting\certificates"

4. 証明書がないか無効なために出力で警告またはエラーが発生する場合は、「メッセージング サービス証明書の再生成」に移動します。

RabbitMQ コンソール上のノードのステータスの確認

1. [.erlang.cookie] ファイルをプロファイル フォルダー (C:\WINDOWS\system32\config\systemprofile\) からコピーし、%USERPROFILE%フォルダー (C:\Users\npadmin) 内で置き換えます。

2. 新しいコマンド プロンプトを管理者として開きます。

3. RabbitMQ sbin フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\rabbitmq_server-3.8.3\sbin に移動します。

4. 次のコマンドを実行します:

   rabbitmqctl.bat status

5. 出力を確認します。確認する主なセクションは次のとおりです。
   Runtime
   OS PID: 12128
   OS: Windows
   Uptime (seconds): 23801
   RabbitMQ version: 3.8.3
   Node name: rabbit@localhost
   Erlang configuration: Erlang/OTP 22 [erts-10.6] [64-bit] [smp:12:12] [ds:12:12:10] [async-threads:64]
   Erlang processes: 316 used, 1048576 limit
   Scheduler run queue: 1
   Cluster heartbeat timeout (net_ticktime): 60
    
   Plugins
   Enabled plugin file: C:/ProgramData/NPrinting/RabbitMQ/enabled_plugins
   Enabled plugins:
   * rabbitmq_auth_mechanism_ssl
    
   Data directory
   Node data directory: c:/ProgramData/NPrinting/RabbitMQ/db/rabbit@localhost-mnesia
    
   Config files
   * c:/ProgramData/NPrinting/RabbitMQ/advanced.config
    
   Listeners
   Interface: [::], port: 25672, protocol: clustering, purpose: inter-node and CLI tool communication
   Interface: 0.0.0.0, port: 5672, protocol: amqp/ssl, purpose: AMQP 0-9-1 and AMQP 1.0 over TLS
   Interface: [::], port: 5672, protocol: amqp/ssl, purpose: AMQP 0-9-1 and AMQP 1.0 over TLS

6. コマンドが失敗するか、出力が想定と異なる場合は、「Qlik NPrinting メッセージング サービスの再作成」に移動します。

7. コマンド エラーに遭遇する場合は、次のコマンドを実行してエラーの詳細を取得することができます。

   rabbitmq-server.bat

メッセージング サービスのユーザーと権限の修正

1. [.erlang.cookie] ファイルをプロファイル フォルダー (C:\WINDOWS\system32\config\systemprofile\) からコピーし、%USERPROFILE%フォルダー (C:\Users\npadmin) 内で置き換えます。
2. 新しいコマンド プロンプトを管理者として開きます。
3. 証明書ジェネレーター フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\NPrinting\RabbitMQCertificatesGenerator に移動します
4. 次のコマンドを実行します:

   RabbitMQCertificatesGenerator.exe -p "%ProgramFiles%\NPrintingServer\rabbitmq_server-3.8.3"

5. サービスの再起動

Qlik NPrinting メッセージング サービスの再作成

1. フォルダー C:\Programdata\NPrinting\RabbitMQ のバックアップを取得して別の場所に配置します
2. [.erlang.cookie] ファイルをプロファイル フォルダー (C:\WINDOWS\system32\config\systemprofile\) からコピーし、%USERPROFILE%フォルダー (C:\Users\npadmin) 内で置き換えます。
3. 新しいコマンド プロンプトを管理者として開きます。

4. すべてのサービスを停止して、services.msc ウィンドウを閉じます。

5. コマンド taskkill /f /im epmd.exe を実行して、epmd.exe プロセスを停止します。
6. RabbitMQ sbin フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\rabbitmq_server-3.8.3\sbin に移動します
7. フォルダー C:\ProgramData\NPrinting\RabbitMQ 内にある、ファイル enabled_plugins と advanced.config 以外のファイルすべてを削除します。
8. コマンド rabbitmq-service.bat remove を実行します。
9. システム環境変数 ERLANG_HOME (欠落している場合) を Erlang ベース フォルダーへのパス (C:\Program Files\erl10.6) と合わせて追加します。
10. コマンド プロンプトを閉じて、管理者として新たに開きます。
11. RabbitMQ sbin フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\rabbitmq_server-3.8.3\sbin に移動します
12. 次のコマンドを実行します:

    rabbitmq-service.bat install

13. 次のコマンドを実行します:

    rabbitmq-service.bat start

14. サービスが開始されない場合は、コマンド rabbitmq-server.bat を実行して、エラーの詳細の取得を試みてください。
15. 「メッセージング サービス証明書の再作成」に移動して、ステップを完了します。

メッセージング サービス証明書の再作成

1. 新しいコマンド プロンプトを管理者として開きます。
2. 証明書ジェネレーター フォルダー、%ProgramFiles%\NPrintingServer\NPrinting\RabbitMQCertificatesGenerator に移動します
3. コマンド RabbitMQCertificatesGenerator.exe -f -c "C:\ProgramData\NPrinting\certificates" -p "%ProgramFiles%\NPrintingServer\rabbitmq_server-3.8.3" を実行します。

   このステップも、メッセージング サービスのユーザーと権限を修正します

4. Qlik NPrinting Engine を再インストールして、Qlik NPrinting ウェブ コンソール から再構成します。[管理] > [エンジン マネージャー] の順に移動して、新しい証明書を操作します。
5. サービスを再起動します