Qlik NPrinting 監査証跡データのバックアップからの復元
Qlik NPrinting はユーティリティ Qlik.Nprinting.Manager.exe を含めて配信され、これを使用してバックアップの作成および展開の復元を行います。
Qlik.NPrinting.Manager.exe はデフォルトでインストールされ、%Program Files%\NPrintingServer\Tools\Manager に格納されます。このツールはコンソール アプリケーションであり、コマンド プロンプトから実行する必要があります。生成されるバックアップは、Qlik NPrinting 監査証跡データベース ダンプ ファイルと関連ファイルが含まれる .zip アーカイブです。
コマンド ライン ヘルプ
Qlik.NPrinting.Manager.exe に関するコマンド ライン ヘルプを表示するには、次のコマンドのいずれかを入力します。
- Qlik.Nprinting.Manager.exe --help: ヘルプ全般
- Qlik.Nprinting.Manager.exe audit-backup --help: バックアップに関するヘルプ
- Qlik.Nprinting.Manager.exe audit-restore --help: バックアップからの復元に関するヘルプ
以下を実行します。
- Qlik NPrinting Server 展開を復元したいコンピューターで Windows Service Manager (services.msc) を開き、次のサービスが停止していることを確認します:
- Qlik NPrintingEngine (コンピューターにインストールされている場合)
- Qlik NPrintingScheduler
- Qlik NPrintingWebEngine
- Qlik NPrintingAuditService
-
Windows のコマンド プロンプト (cmd.exe) を管理者として開き、Qlik.NPrinting.Manager.exe がインストールされているフォルダーに移動します。既定の場所は %Program Files%\NPrintingServer\Tools\Manager です。例:
cd C:\Program Files\NPrintingServer\Tools\Manager
- Qlik.Nprinting.Manager.exe audit-restore -f に続けて backup.zip ファイルへの完全パスを入力し、さらに -p に続けて PostgreSQL bin フォルダーへの完全パスを入力します。また、オプションの --pg-password も連結し、続けてセットアップ時に定義したリポジトリ データベースのスーパーユーザー パスワードを入力します。例:
Qlik.Nprinting.Manager.exe audit-restore -f C:\NPrintingBackups\NP_Audit_Backup.zip -p "C:\Program Files\NPrintingServer\pgsql\bin" --pg-password secretPassword
警告メモ復元によってインストールされているリポジトリが上書きされ、バックアップに保存されているバージョンにリセットされます。バックアップ作成後に新しいエンティティを作成していた場合、それらは失われます。情報メモパスにスペースが使用されている場合は引用符が必要です。 - ステータスとエラーに関する重要な情報がコンソールに表示されるので、そのメッセージに慎重に目を通します。それらは復元が成功したかどうかを示し、エラーのトラブルシューティングを支援します。
エラーが発生していなければ、サービスを再起動する準備ができています。
- [Windowsサービス マネージャー] (services.msc) を開き、以下のサービスを右クリックして [開始] を選択し、順番に開始します。
- Qlik NPrintingWebEngine
- Qlik NPrintingScheduler
- Qlik NPrintingEngine (コンピューターにインストールされている場合)
- Qlik NPrintingAuditService